前場コメント No.1 MTG、日本郵政、みずほ、OKウェイヴ、RIZAPなど

2018/11/15(木) 11:30
★9:00  MTG-大和が目標株価引き上げ 拡大戦略は意欲的 ガイダンスは保守的
 MTG<7806.T>が売り買い交錯。大和証券では、拡大戦略は意欲的、ガイダンスは保守的と判断。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価を8800円→9100円と引き上げた。
 前18.9期営業利益88.8億円(前期比+53.5%)は会社計画(75.4億円)、大和予想(80.5億円)を上回って着地。4Q営業利益は18.3億円。今19.9期会社計画の営業利益は98億円(前期比+10.3%)としている。会社側は今19.9期を先行投資期間としているが、既存ブランドの国内外での拡販により、高水準の利益拡大が継続すると見られる。
 国内ではSIXPADのユーザー層の拡大、海外ではReFaのシリーズ展開によるECでの拡販、さらに中長期的には欧米での展開と、多層的な拡大戦略が明確になってきた。先行投資負担は増加するものの、費用対効果を高めることで良好な利益拡大ペースが続く見通し。

★9:00  日本郵政-続伸 通期最終益を上方修正 上期最終益は24%増で着地
 日本郵政<6178.T>が続伸。同社は14日に、19.3期通期の連結純利益予想を従来の3300億円から3800億円(前期比17.5%減)に引き上げると発表した。市場コンセンサスは3781億円となっている。
 上期において、日本郵便におけるゆうパック・ゆうパケットの収益が拡大したことや、かんぽ生命保険における資産運用収益堅調に推移したことに加え、3Q以降の見通しを考慮し、当初予想を修正する。
 また、19.3期の上期(4-9月)の連結純利益は2237億円(前年同期比24.2%増)だった。郵便・物流事業セグメントの赤字縮小や、金融窓口事業セグメントおよび国際物流事業セグメントの増益が寄与した。

★9:01  みずほ-底堅い 上期最終益13%増 役務取引等利益や特定取引利益が増加
 みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が底堅い。同社は14日に、19.3期上期(4-9月)の連結純利益は3594億円(前年同期比13.4%増)だったと発表した。役務取引等利益や特定取引利益が増加した。また、みずほ銀行において退職給付信託返還益が発生したことも寄与した。通期の会社計画は5700億円に対する進ちょくは63.0%となっている。

★9:01  OKウェイヴ-買い気配 Palantir Technologiesと業務提携 情報セキュリティに新規参入
 オウケイウェイヴ<3808.NG>が買い気配。同社は11月14日大引け後に、10月に開示したPalantir Technologies Inc.(米カリフォルニア州)とのセキュリティ分野での協業について、業務提携を締結したと発表した。
 提携により、OKウェイヴは情報セキュリティ市場に新規参入する。仮想通貨取引所に対してPalantir社製品を共同して販売することで、ハッキング防止を実現するサイバーセキュリティソリューションおよびアンチマネーロンダリング対策サービス(KYC/AML)を提供していくとした。

★9:01  RIZAPG-売り気配 通期営業赤字転落見込む 上期は営業赤字88億円で着地
 RIZAPグループ<2928.SP>が売り気配。同社は14日に、19.3期通期の連結営業損益予想を従来の230億円の黒字から33億円の赤字(前期は135億円の黒字)に引き下げると発表した。
 前回発表予想と今回修正予想との差異に関する主な内訳は、グループ入り1年以内の企業を中心とした経営再建の遅れによる影響額として約71億6000万円、早期の構造改革のために今期において計上する構造改革関連費用などを含む非経常的損失として約83億5000万円、新規M&Aの原則凍結による影響額として約103億6000万円、その他連結調整などにおける影響額として4億3000万円を見込むとしている。
 また、19.3期上期(4-9月)の連結営業損益は88億円の赤字(前年同期は50億円の黒字)だった。
 併せて、19.3期の期末配当予想を5.73円→無配(前期は7.3円)に修正することも発表した。年間配当も同額となる。


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