後場コメント No.6 ビーグリー、タチエス、ロート製薬、大和工業、ビックカメラなど
★13:30 ビーグリー－急落 通期営業益を下方修正 3Q累計は69％減益着地
ビーグリー<3981.T>が急落。同社は14日に、18.12期通期の営業利益予想を従来の12.5億円から5.3億円（前期比53.4％減）に引き下げると発表した。
テレビコマーシャルの効果が限定的であったことやプロモーションの多様化施策の一部が不調であったことなどから、想定通りに売り上げを伸ばすことができなかったことにより、前回予想を下回る見込みとなった。
併せて発表した、18.12期3Q累計（1-9月）の営業利益は3.0億円（前年同期比68.5％減）だった。
ビーグリー<3981.T>が急落。同社は14日に、18.12期通期の営業利益予想を従来の12.5億円から5.3億円（前期比53.4％減）に引き下げると発表した。
テレビコマーシャルの効果が限定的であったことやプロモーションの多様化施策の一部が不調であったことなどから、想定通りに売り上げを伸ばすことができなかったことにより、前回予想を下回る見込みとなった。
併せて発表した、18.12期3Q累計（1-9月）の営業利益は3.0億円（前年同期比68.5％減）だった。
★13:32 タチエス－野村が目標株価引き下げ 20.3期の利益回復鑑みれば株価は割安
タチエス<7239.T>が反落。野村証券では、来20.3期の利益回復鑑みれば株価は割安とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は2100円→1800円と引き下げた。
今19.3期Q2では、日本やメキシコでの立ち上げ費用など費用面が重しで利益水準は低かった。ただし、同社の四半期利益は車種構成や費用計上タイミングで振れ易い点を考慮すれば、Q2の利益水準を過度に懸念する必要はない。今19.3期下期はホンダ（7267）のメキシコ工場が洪水により生産を休止していた影響で業績は厳しいものの、同影響は一時要因。今19.3期下期から来20.3期にかけての日本でのシート生産台数増、メキシコでの生産回復と新型車向け製品の貢献を背景に、来20.3期利益は急回復する見込み。業績回復に鑑みれば、PER面から見た割安感は強いと指摘。
タチエス<7239.T>が反落。野村証券では、来20.3期の利益回復鑑みれば株価は割安とみて、レーティング「Buy」を継続した。目標株価は2100円→1800円と引き下げた。
今19.3期Q2では、日本やメキシコでの立ち上げ費用など費用面が重しで利益水準は低かった。ただし、同社の四半期利益は車種構成や費用計上タイミングで振れ易い点を考慮すれば、Q2の利益水準を過度に懸念する必要はない。今19.3期下期はホンダ（7267）のメキシコ工場が洪水により生産を休止していた影響で業績は厳しいものの、同影響は一時要因。今19.3期下期から来20.3期にかけての日本でのシート生産台数増、メキシコでの生産回復と新型車向け製品の貢献を背景に、来20.3期利益は急回復する見込み。業績回復に鑑みれば、PER面から見た割安感は強いと指摘。
★13:35 ロート製薬－大和が目標株価引き上げ 一時金収入を勘案すると利益水準はいま一つの感も
ロート製薬<4527.T>が4日続落。大和証券では、一時金収入を勘案すると利益水準はいま一つの感もあるとし、投資判断「3（中立）」を継続した。目標株価は3540円→3610円と引き上げた。
会社は通期の業績見通しを増額、売上高1833億円（前期比6.7％増、従来1760億円）、営業利益214.0億円（同12.1％増、従来195.0億円）の見込みとした。大和従来予想（売上高1833億円、営業利益210.0億円）並みまで引き上げてきたことになる。この会社新予想には、下期に前年同期比3.0％増収、2.5％営業増益となれば到達する。
大和では、上期までの基調から考えれば超過可能性は高いと判断。会社は下期のアジア業績（円貨ベース）を前年同期並みの見通しとしているが、米中貿易摩擦の影響などを勘案して慎重に考えているに過ぎないと推察。大和予想は小幅に増額するとした。
ロート製薬<4527.T>が4日続落。大和証券では、一時金収入を勘案すると利益水準はいま一つの感もあるとし、投資判断「3（中立）」を継続した。目標株価は3540円→3610円と引き上げた。
会社は通期の業績見通しを増額、売上高1833億円（前期比6.7％増、従来1760億円）、営業利益214.0億円（同12.1％増、従来195.0億円）の見込みとした。大和従来予想（売上高1833億円、営業利益210.0億円）並みまで引き上げてきたことになる。この会社新予想には、下期に前年同期比3.0％増収、2.5％営業増益となれば到達する。
大和では、上期までの基調から考えれば超過可能性は高いと判断。会社は下期のアジア業績（円貨ベース）を前年同期並みの見通しとしているが、米中貿易摩擦の影響などを勘案して慎重に考えているに過ぎないと推察。大和予想は小幅に増額するとした。
★13:38 大和工業－大和が目標株価引き下げ 中東の改善は好印象だが韓国減速など懸念は残る
大和工業<5444.T>が小安い。大和証券では、中東の改善は好印象だが韓国減速など懸念は残るとコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は3500円→3200円と引き下げた。
大和証券予想は経常利益で、持ち分法対象である中東事業の利益見通し引き上げを主因に、18年度：297億円（従来259億円）、19年度：291億円（同273億円）へ引き上げ。上期決算でポジティブだった点は中東事業の改善。
韓国事業に関しては利益予想を引き下げ。また、米国持ち分法対象のニューコア・ヤマトで値下げが発表されている点や、政治的混乱を踏まえたサウジアラビアに対する今後の海外投資動向などは注視する必要があると指摘した。
大和工業<5444.T>が小安い。大和証券では、中東の改善は好印象だが韓国減速など懸念は残るとコメント。投資判断「3（中立）」を継続、目標株価は3500円→3200円と引き下げた。
大和証券予想は経常利益で、持ち分法対象である中東事業の利益見通し引き上げを主因に、18年度：297億円（従来259億円）、19年度：291億円（同273億円）へ引き上げ。上期決算でポジティブだった点は中東事業の改善。
韓国事業に関しては利益予想を引き下げ。また、米国持ち分法対象のニューコア・ヤマトで値下げが発表されている点や、政治的混乱を踏まえたサウジアラビアに対する今後の海外投資動向などは注視する必要があると指摘した。
★13:42 ビックカメラ－大和が目標株価引き下げ 今後もECなどで順調な業績拡大を予想
ビックカメラ<3048.T>が変わらずを挟んで3日続伸。大和証券では、今後もECなどで順調な業績拡大を予想するとし、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は2000円→1750円と引き下げた。
今19.8期は連結ベースで前期比5.4％増収、営業利益が同6.4％増の288億円、単体で同6.3％増収、同6.8％営業増益の計画。連結ECは同25％増の1080億円、インバウンドで同7～8％増を見込む。なお、上期は前年同期比3.1％増収、同7.8％営業減益の苦戦と見られるが、単体を同3.0％増収、同6.9％営業減益と見ていることなどが要因。
上期は楽天ビックによる売上高→卸売の影響、下期には消費増税前の駆け込みと単体出店が織り込まれている。大和では、会社計画はやや保守的と判断。今後も順調な事業環境を想定しているとした。
ビックカメラ<3048.T>が変わらずを挟んで3日続伸。大和証券では、今後もECなどで順調な業績拡大を予想するとし、投資判断「2（アウトパフォーム）」を継続した。目標株価は2000円→1750円と引き下げた。
今19.8期は連結ベースで前期比5.4％増収、営業利益が同6.4％増の288億円、単体で同6.3％増収、同6.8％営業増益の計画。連結ECは同25％増の1080億円、インバウンドで同7～8％増を見込む。なお、上期は前年同期比3.1％増収、同7.8％営業減益の苦戦と見られるが、単体を同3.0％増収、同6.9％営業減益と見ていることなどが要因。
上期は楽天ビックによる売上高→卸売の影響、下期には消費増税前の駆け込みと単体出店が織り込まれている。大和では、会社計画はやや保守的と判断。今後も順調な事業環境を想定しているとした。
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