〔Market Flash〕18年モデルのavailability改善はiPhone 史上で最速に~みずほ

2018/11/16(金) 13:45
【13:45】18年モデルのavailability改善はiPhone 史上で最速に~みずほ  みずほ証券では、iPhone の需要を推測する手段の一つとして、ここ数年、iPhone のavailability(入手のしやすさ)を継続調査している。18年モデルの販売伸び悩みはすでに株式市場で認識されており、availabilityの変化の方向性にサプライズはないとみている。注目は、「今後の生産台数への調整圧力がどの程度厳しいか」と考えており、過去モデルのavailabilityの改善ペースと比較することで、生産調整のリスクの度合いについて考察している。「発売開始からデリバリー日数が2日以下になるまでに要した時間」では、18年モデルのavailabilityの改善ペースはここ数年で最速で、販売伸び悩みで大幅な在庫調整を強いられた6S のケースをも上回るとのこと。これは、スマホの機能成熟を示唆しているものと、みずほでは考えている。 【13:10】主要銀行の上期決算はポジティブな印象~野村  野村証券では、主要銀行セクターに対する「強気」のスタンスを継続している。3メガバンクのPBR(18.3期実績)が足元0.5倍台で推移するなど、バリュエーション面での割安感は引き続き強いとみている。上期の決算は、会社計画に対して進ちょく率が良好で、厳しい業務環境で顧客部門に反転がうかがえる筋の良い内容と評価しており、従来の野村の見方を補強する決算と考えている。銘柄選択面では、みずほ(8411)と三菱UFJ(8306)をトップピックとしており、業績モメンタムが良好な三井住友トラスト(8309)、次いで三井住友(8316)も「Buy」で注目している。 【12:40】10月からの下げは1~3月の調整とは異なる~SMBC日興  SMBC日興証券のテクニカルリポートでは、今回の日本株の下落局面において、TOPIXが1月高値1911ptを抜けずに二番天井となり、すでに3月の安値1664ptを割り込んでいるに注目している。そして、200日移動平均線や一目均衡表の週次の各指標、あるいは東証一部市場の新安値銘柄数の状況からは、今回の調整が1~3月の調整とは意味が違うことを示唆していると指摘している。今回の調整は、むしろ2015年夏以降や2007年夏以降の調整に近いと考えており、当時と同様に、株式市場の動きが今後想定される為替市場の反転や景気や業績動向の減速を先取りしている可能性があることに留意したいとコメントしている。 【10:55】10月の輸出は災害復旧とともに大幅増加を予想~野村  野村証券では、19日(月)発表の10月貿易統計について考察している。10月の上中旬貿易統計では、輸出が前年同期比+9.2%と、9月上中旬の同+1.0%から大幅に加速した。大型台風の影響で滞っていた輸出が再開されている可能性があると野村では考えている。本年10月下旬の営業日数は昨年10月より1日多いため、10月全体の伸びは上中旬を上回る前年同月比+10.6%を見込んでいる。輸入についても、上中旬の前年同期比+14.8%に対して、10月全体では前年同月比+18.8%を見込んでおり、貿易収支は季節調整値で4カ月連続の赤字を予想している。 【10:25】リスク・リワードの観点から三菱地所をトップピックへ~MSMUFG  モルガン・スタンレーMUFG証券では、不動産株の業界投資判断「Attractive」を継続している。今後は期待インフレ率の上昇が株価を下支えするとみているほか、P/NAVの割安感に着目したデベロッパーのM&Aなどが実現する場合には、業界のバリュエーションが大きく切り上がる可能性があると考えている。銘柄選択では、トップピックを住友不動産(8830)から三菱地所(8802)に変更している。住友不動産はこれまで良くアウトパフォームした一方、三菱地所はアンダーパフォームが続いたことでバリュエーションの割安感が強まっていると指摘。19.3期通期決算に向けては株主還元の改善期待も持てることから、最もリスクリワードが良いとMSMUFGでは判断している。 【9:55】月末に向けて米国株は落ち着きを取り戻すか~大和  大和証券では、米国市場におけるVIX指数の水準に注目している。最近のパターンとして、VIXが高い場面では月末に向けて米国株安、低い場面では月末に向けて株高となる傾向が続いているとのこと。その背景としては、月末・月初に集中しやすいリバランスなどの需給要因を挙げている。足元ではVIXは高止まりしているが、大和では、米中間の対話進展やクリスマス商戦開始などの材料で安心感が出る展開に期待している。 【9:30】住宅取得者の資金調達力は限界的な水準~SMBC日興  SMBC日興証券では住宅ローンの動向について考察している。不動産投資ローンについては、スルガ銀行(8358)やTATERU(1435)などの不正問題もあり、金融機関の融資姿勢が全般的に厳しくなっている状況。一方で、実需をベースとする住宅ローンについては低金利の状況が続くなど、緩和的な融資姿勢にも変化は見られていないとSMBC日興では考えている。ただし、マンション価格の上昇が続く中で、住宅取得者の資金調達力は限界的な水準に達しつつあるとみており、住宅ローンの金利水準上昇など、金融機関の融資姿勢が少しでも変化した場合には、分譲マンション市場に相応の影響が生じる可能性があると考えている。 【8:45】寄り前気配はセイノーHD、日光電、リョーサン、ふくおかが高い気配値  主力株の寄り前気配では、セイノーHD(9076)+10.50%、日光電(6849) +9.87%、リョーサン(8140) +9.13%、ふくおか(8354) +6.53%、日梱包(9072) +6.28%、マツモトキヨ (3088) +5.85%、ネクソン(3659) +5.76%、名銀(8522) +5.30%、TC-Lea (8439) +5.17%などが高い気配値。  一方、前田道(1883) -8.20%、フジHD(4676) -4.76%、スルガ銀(8358) -4.58%、山九(9065) -3.46%、ベネッセHD(9783) -3.39%、三住トラスト(8309) -3.37%、コニカミノル (4902) -3.07%、ケーズHD(8282) -3.05%、アドバンテ(6857) -3.03%、大塚HD(4578) -3.01%などが安い気配値となっている。
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