〔Market Flash〕株式相場1月高値の経験則、景気の「山」は2018年5月?~みずほ

2018/12/05(水) 10:30
【10:30】株式相場1月高値の経験則、景気の「山」は2018年5月?~みずほ  みずほ証券ではTOPIXに関して、12月末の終値が今年のこれまでの最高値である1月の1836.71pを上回らなければ、月終値ベースの今年の高値が1月になることに注目している。1月が高値になるというのは、少なくとも1年近くの間、株価がよくて横ばいであったことを意味する。株式相場は基本的には右肩上がりで12月高値が多いが、1月高値になるとすれば1992年以来とのこと。そして、1月あるいは2月に年間高値をつけた場合、経験的には景気後退がその4カ月後に始まっていることを指摘している。 【10:00】2019年の日本株は不透明感が強い中で全般にレンジ相場を想定~JPモルガン  JPモルガン証券では、世界経済が緩やかに減速する中、2019年度の日本の企業業績は小幅増益を見込んでいる。業績予想コンセンサスが切り下がりやすく、バリュエーションの拡大は見込み難いと指摘。主要中央銀行の金融政策正常化、流動性の縮小が予想される点や、景気後退の足音が近付いている点、米中貿易摩擦などの政治的不透明感も残されている点を踏まえると、強気になり難い相場環境を想定している。ただし、2018年の相場が盛り上がりに欠け、P/Eが低位にとどまる形で先々の懸念材料をすでに一部織り込んでいる分、2019年の下値余地も限定的と考えている。これらの点から、日経平均は20500円~24000円、TOPIXは1550ポイント~1850ポイントのレンジ相場を来年のメーンシナリオとしている。 【9:30】TOPIX浮動株比率見直し クスリのアオキに約4.3日分の買いインパクトを予想~SMBC日興  SMBC日興証券では、東証が2019年1月10日にTOPIX浮動株比率の定期見直し結果を発表することを受けて、公表ルールに基づき新浮動株比率を推定し、変更に伴うインパクトを推計している。指数用株式数の10%をパッシブファンドが保有していると仮定し、TOPIXパッシブファンドのリバランスが与える影響を推定したところ、時価総額500億円以上で、平均売買代金に対して2日分以上のインパクトが予想されるのは、買い側で5銘柄、売り側で4銘柄となったとのこと。買い側では、クスリのアオキHD(3549)の浮動株比率が10ppt上昇し、平均売買代金の約4.3倍の買いインパクト、売り側では、ジョイフル本田(3191)の浮動株比率が5ppt低下し、平均売買代金の約6.2倍の売りインパクトがそれぞれ見込まれるとコメントしている。 【8:45】寄り前気配は淀川鋼、ケーヒン、第一三共、科研薬が高い気配値  主力株の寄り前気配では、淀川鋼(5451)+20.78%、ケーヒン(7251) +8.25%、第一三共(4568) +5.03%、科研薬(4521) +4.80%、メディパル(7459) +4.62%、ユー・エス・ (4732) +4.50%、H2Oリテイ (8242) +4.23%、ヒロセ電(6806) +4.15%、新日鉄住(5401) +3.83%などが高い気配値。  一方、三菱倉(9301)-18.44%、持田薬(4534)-16.93%、阿波銀(8388)-11.72%、ミネベア(6479)-10.03%、アステラス薬(4503)-10.02%、ニッパツ(5991) -9.44%、テルモ(4543) -8.20%、ヤマハ(7951) -7.88%、ユニチャーム(8113) -7.73%、前田道(1883) -7.52%などが安い気配値となっている。
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ナスダック総合 15,451.31 +169.30
ドル/円 154.85 +0.01
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