NY概況-大幅反発 雇用統計やパウエルFRB議長発言を好感

2019/01/05(土) 07:47
 米株は大幅反発。寄り前に発表された米12月雇用統計で非農業部門雇用者数が大幅に増加し米国経済の好調さが確認できたことに加え、パウエルFRB議長が必要があれば金融政策を変更すると発言したことで、行き過ぎた引き締めによる景気後退懸念が和らいだ。ダウ平均は200ドル以上上昇してスタートすると、パウエル議長発言を受けて上昇幅を拡大。一時、832ドル高まで上値を伸ばし、746.94ドル高(+3.29%)で終了。前日の下げの主役だったアップルが4%超反発したほか、インテル、キャタピラー、ボーイングが5-6%の大幅反発となった。S&P500も3.43%高と反発。4%超上昇したIT、コミュニケーションを筆頭に全11セクターが上昇した。ハイテク株主体のナスダック総合は4.26%高と、ダウ平均、S&P500をアウトパフォーム。週間ではダウ平均が1.61%高、S&P500が1.86%高、ナスダック総合が2.34%高となり、3指数そろっての2週続伸となった。 ※各種データは取得時の値です。 DOW 23433.16 +746.94 (+3.29%) NASDAQ 6738.86 +275.35 (+4.26%) S&P500 2531.94 +84.05 (+3.43%) SOX 1143.96 +47.93 (+4.37%) CME225(ドル建て) 20135 +710 CME225(円建て) 20090 +610 WTI 48.31 +1.22 (+2.59%) ドル円 108.52 +0.87 ユーロ円 123.64 +1.01 米10年債利回り(%) 2.6677 +0.115 米2年債利回り(%) 2.4978 +0.109
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