前場コメント No.1 サントリーＢＦ、ネオス、イオン、エスクローＡＪ、エクセディなど
★9:00 サントリーＢＦ－買い気配 三菱ＵＦＪＭＳが「OW」へ引き上げ 大型PET飲料の値上げを予想
サントリー食品インターナショナル<2587.T>が買い気配。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、大型PET飲料の値上げを予想。今19.12期実質営業利益は国内・海外ともにボトムアウトとみて、投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を5100円→5900円と引き上げた。
（1）国内事業での値上げ（大型PET）を予想し、業績予想を引き上げ、（2）19.12期は国内・海外ともに実質営業利益が（株式売却益影響など除く）ボトムアウトすると見る、（3）株価の出遅れ感を理由とし、レーティングを引き上げ。
三菱ＵＦＪＭＳでは、同社がデフレ脱却の一歩となる大型PETボトルの値上げを実施し、国内事業の収益性改善にかじを切ると予想。理由は以下の4点。（1）相次ぐ天災や夏場気温上昇による、大型PETボトルニーズの拡大、（2）2018年は物流費などのサプライチェーンコストが高騰した、（3）成長する国内清涼飲料市場で継続的に市場シェアが上昇している、（4）経営者が利益の低成長化に危機感を持っている。
サントリー食品インターナショナル<2587.T>が買い気配。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、大型PET飲料の値上げを予想。今19.12期実質営業利益は国内・海外ともにボトムアウトとみて、投資判断を「Neutral」→「Overweight」、目標株価を5100円→5900円と引き上げた。
（1）国内事業での値上げ（大型PET）を予想し、業績予想を引き上げ、（2）19.12期は国内・海外ともに実質営業利益が（株式売却益影響など除く）ボトムアウトすると見る、（3）株価の出遅れ感を理由とし、レーティングを引き上げ。
三菱ＵＦＪＭＳでは、同社がデフレ脱却の一歩となる大型PETボトルの値上げを実施し、国内事業の収益性改善にかじを切ると予想。理由は以下の4点。（1）相次ぐ天災や夏場気温上昇による、大型PETボトルニーズの拡大、（2）2018年は物流費などのサプライチェーンコストが高騰した、（3）成長する国内清涼飲料市場で継続的に市場シェアが上昇している、（4）経営者が利益の低成長化に危機感を持っている。
★9:00 ネオス－ＳＢＩが新規「強気」 不採算事業の見直しなどで業績は拡大フェーズ入り
ネオス<3627.T>が5日ぶり反落。ＳＢＩ証券では、不採算事業の見直しとデバイス事業の新規連結効果で業績は拡大フェーズ入りと判断。投資評価「強気」、目標株価1730円として、カバレッジを開始した。
今上期決算が黒字転換したこと、人気の携帯型翻訳機ポケトークの生産を受託したことなどが好感され、株価は上昇。このポケトークの受託生産が売上寄与するは今下期からであるが、デバイス事業では「法人向けICT」「車載ICT」「IoTデバイス」なども活況であり、上期業績をけん引した。足元では新型ポケトークの生産に対応するため、それ以外の製品受託生産を制限していもよう。このため、同社は生産能力を従来比で1.3～1.4倍に増強する対応を進めている。ポケトーク生産の年間フル寄与と生産能力増強が期待される、来期に向けた動きが注目されるとした。
ネオス<3627.T>が5日ぶり反落。ＳＢＩ証券では、不採算事業の見直しとデバイス事業の新規連結効果で業績は拡大フェーズ入りと判断。投資評価「強気」、目標株価1730円として、カバレッジを開始した。
今上期決算が黒字転換したこと、人気の携帯型翻訳機ポケトークの生産を受託したことなどが好感され、株価は上昇。このポケトークの受託生産が売上寄与するは今下期からであるが、デバイス事業では「法人向けICT」「車載ICT」「IoTデバイス」なども活況であり、上期業績をけん引した。足元では新型ポケトークの生産に対応するため、それ以外の製品受託生産を制限していもよう。このため、同社は生産能力を従来比で1.3～1.4倍に増強する対応を進めている。ポケトーク生産の年間フル寄与と生産能力増強が期待される、来期に向けた動きが注目されるとした。
★9:00 イオン－もみ合い 3Q累計営業益6％増 海外業績が改善
イオン<8267.T>がもみ合い。同社は9日に、19.2期3Q（3-11月）の連結営業利益は1090億円（前年同期比6.0％増）だったと発表した。通期の会社計画2400億円に対する進ちょくは45.4％となっている。
暖冬で国内小売の業績に影響が出たものの、総合金融事業ならびにディベロッパー事業の海外業績、海外の小売事業である国際事業の業績が着実に改善したことが寄与した。
イオン<8267.T>がもみ合い。同社は9日に、19.2期3Q（3-11月）の連結営業利益は1090億円（前年同期比6.0％増）だったと発表した。通期の会社計画2400億円に対する進ちょくは45.4％となっている。
暖冬で国内小売の業績に影響が出たものの、総合金融事業ならびにディベロッパー事業の海外業績、海外の小売事業である国際事業の業績が着実に改善したことが寄与した。
★9:01 エスクローＡＪ－売り気配 3Q累計営業益56％減 株主優待廃止も発表
エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>が売り気配。同社は9日に、19.2期3Q累計（3-11月）の連結営業利益は3.0億円（前年同期比51.5％減）だったと発表した。通期の会社計画8.3億円に対する進ちょくは35.9％となっている。
エスクローサービス事業が、前期の住宅ローン借り換え特需の反動で既存ASPサービスの利用件数が引き続き減少傾向となったことなどにより、減益となった。また、不動産オークション事業が減益となったことも響いた。
併せて、株主優待を廃止すると発表した。公平な利益還元のあり方という観点も踏まえ慎重に検討を重ねた結果という。従来は、毎年2月末日現在の株主名簿に記載されたの1単元（100株）以上保有する株主に対して、その保有する期間に応じてクオカード1000円～2000円分を贈呈していた。
エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>が売り気配。同社は9日に、19.2期3Q累計（3-11月）の連結営業利益は3.0億円（前年同期比51.5％減）だったと発表した。通期の会社計画8.3億円に対する進ちょくは35.9％となっている。
エスクローサービス事業が、前期の住宅ローン借り換え特需の反動で既存ASPサービスの利用件数が引き続き減少傾向となったことなどにより、減益となった。また、不動産オークション事業が減益となったことも響いた。
併せて、株主優待を廃止すると発表した。公平な利益還元のあり方という観点も踏まえ慎重に検討を重ねた結果という。従来は、毎年2月末日現在の株主名簿に記載されたの1単元（100株）以上保有する株主に対して、その保有する期間に応じてクオカード1000円～2000円分を贈呈していた。
★9:01 エクセディ－売り気配 東海東京が「Neutral」へ引き下げ アイシンAT計画の下方修正の影響あり
エクセディ<7278.T>が売り気配。東海東京調査センターでは、アイシンAT計画の下方修正の影響ありと判断。レーティングを「Outperform」→「Neutral」、目標株価を4800円→2720円と引き下げた。
トルクコンバーター（トルコン）やクラッチの主な供給先であるアイシングループにおけるAT（自動変速機）販売計画の下方修正による業績影響、株価面では中小型株投資に盛り上がりを欠く相場状況を考慮したため、レーティングを引き下げ。ただし、ATの需要は各国の燃費規制対応や産業構造の変化を背景に、世界的に旺盛であるとの見解は変わらないとした。エクセディは、トルコンでは世界シェア首位21％を誇る。今後、米中通商摩擦と景気に対する警戒感が落ち着けば、株価浮上の契機となると思われるとした。
エクセディ<7278.T>が売り気配。東海東京調査センターでは、アイシンAT計画の下方修正の影響ありと判断。レーティングを「Outperform」→「Neutral」、目標株価を4800円→2720円と引き下げた。
トルクコンバーター（トルコン）やクラッチの主な供給先であるアイシングループにおけるAT（自動変速機）販売計画の下方修正による業績影響、株価面では中小型株投資に盛り上がりを欠く相場状況を考慮したため、レーティングを引き下げ。ただし、ATの需要は各国の燃費規制対応や産業構造の変化を背景に、世界的に旺盛であるとの見解は変わらないとした。エクセディは、トルコンでは世界シェア首位21％を誇る。今後、米中通商摩擦と景気に対する警戒感が落ち着けば、株価浮上の契機となると思われるとした。
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