〔Market Flash〕ドル円はテクニカル面から上値余地が拡大か~東海東京

2019/02/07(木) 13:33
【13:30】ドル円はテクニカル面から上値余地が拡大か~東海東京  東海東京調査センターでは為替リポートの中でドル円について考察している。テクニカル的にはドル円は111円40銭台に存在する日足の一目均衡表の抵抗帯である「雲」の上限が、今週中にも109円台半ばまで下がってくることを指摘している。ドル円がこのまま110円台前後で推移すれば、「雲」の上に顔を出すことになることから、テクニカル面からは上昇余地の拡大が見込まれると東海東京ではコメントしている。 【12:45】化粧品セクター エスティローダー決算のインプリケーション~ジェフリーズ  ジェフリーズ証券では、5日に米国市場でエスティローダー株が急伸したことを受けて、日本の化粧品株にも上昇が見られたことについてコメントしている。エスティローダーでは1Q決算発表時に、下期に中国とトラベルリテールが緩やかに減速する可能性をコメントしていた。しかし今回の2Q決算では、中国のプレステージビューティ市場の伸びが加速し、トラベルリテールも代理購入による影響は受けていないと、非常にポジティブなコメントであったとのこと。一方、日本では代理購入によるマイナス影響が1月は出ており、2月も同様の状況が続くとジェフリーズでは考えている。ただし、マイナス幅は1月ほどは大きくないと予想している。 【11:10】TOPIXが三役好転、日経平均の新値3本足陽転に注目~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券のテクニカルリポートでは、5日にTOPIXの日足が雲から脱して「三役好転」となったことに注目している。昨年10月18日以降で初めての三役好転であり、上昇トレンドへの転換を示唆しているとのこと。三菱UFJMSでは、短期的にもTOPIXは昨年1月から12月までの下落に対する38.2%戻りとなる1601pを試す展開を想定している。加えて、日経平均の新値3本足が陽転するかにも注目している。転換値は20987.92円となる。また、日経平均が終値で21000円を回復すれば、昨年10月と12月の高値同士を通るレジスタンスラインを抜けることになるとコメントしている。 【10:25】日経平均は下げ幅拡大、20700円を割り込む  米国株安を受けて下落スタートとなった日経平均は下げ幅拡大の展開。5日線を明確に割り込んだことから見切り売りが優勢となり、20700円を割り込んだ。決算や自己株取得が好感されたソフトバンクGときのう大幅高となったサンバイオは急伸しているが、他の銘柄はこれに資金を吸い取られたような格好で軒並み売られている。特に下げ基調が強まっている銘柄がたたき売られており、ZOZOやソニーの下値模索が続いている。 【10:15】持田製薬は踊り場離脱で上昇波動拡大か~SMBC日興  SMBC日興証券ではテクニカルリポートで持田製薬(4534)を取り上げている。株価は1984年10月の45564円からの下落波動が1998年10月の2050円で底を打ち、その後は長らくボックス保ち合いが続いた。しかし、2012年以降の上昇で2001年の高値7300円を上抜き、中勢二段目の上昇波動へ移行。2016年の高値10230円でいったん頭打ちとなったが、プルバックは同年8月の7010円で一巡。昨年3月以降の上昇で10230円を上抜き、上昇再開が確認された。昨年12月の10650円からの反落も8520円で一巡したとみられることから、当面11600円どころか12500~13300円どころ、先行きは16300円どころか17800円どころまで上昇波動が拡大する可能性があるとSMBC日興では考えている。 【9:45】メキシコの壁建設を巡る対立が解消されなければ再び政府閉鎖の可能性も~みずほ  みずほ証券のFXデイリーリポートでは、注目されていたトランプ大統領による一般教書演説は、特に新鮮味のある内容とはならなかったとコメント。トランプ大統領は野党・民主党にインフラ投資実現のために超党派での協力を要請する一方で、自身の選挙公約で保守派層から支持の厚いメキシコ国境の壁建設に関しては「必ず建設する」と重ねて主張した。みずほでは、壁建設を巡る両党の対立が解消されなければ、2月16日以降、再び政府機関の閉鎖に陥りかねないと指摘している。さらに、3月1日に期限を迎える連邦政府債務の上限引き上げにも影響が及ぶ可能性があり、ドルの重しとなる可能性があると考えている。 【8:45】寄り前気配はソフトバンクG、東邦HD、山合銀、山崎パンが高い気配値  主力株の寄り前気配では、ソフトバンクG(9984) +8.12%、東邦HD(8129) +6.84%、山合銀(8381) +6.50%、山崎パン(2212) +4.88%、H2Oリテイ (8242) +3.95%、キッセイ薬(4547) +3.84%、大特鋼(5471) +3.49%などが高い気配値。  一方、ケーヒン(7251)-11.44%、ミスミG(9962)-10.00%、大気社(1979) -9.85%、OSG(6136) -9.29%、三和HD(5929) -7.42%、前田道(1883) -7.32%、不二油(2607) -7.01%、サンゲツ(8130) -5.43%、東芝テック(6588) -5.13%などが安い気配値となっている。
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