日本テレビ-急騰 通期営業益を上方修正 3Q累計は前年同期並みで着地
日本テレビホールディングス<9404.T>が急騰。同社は7日に、19.3期通期の連結営業利益予想を従来の480億円から490億円(前期比3.9%減)に引き上げると発表した。番組制作費のコストコントロールなどを反映させた結果、前回予想を上回る見込みとなった。市場コンセンサスは488億円。
また、19.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は373億円(前年同期並み)だった。主たる事業であるメディア・コンテンツ事業において、スポット収入の減収を「2018 FIFAワールドカップ ロシア」などによりタイム収入がカバーし、地上波テレビ広告収入全体で増収となった。また、動画配信事業拡大によるコンテンツ販売収入が増収となった一方、映画事業における興行収入は減収となった。
併せて、19.3期の期末配当予想を24円→25円(前期は24円)に修正することも発表した。年間配当は34円→35円(前期は34円)となる。
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