前場コメント No.9 川崎重工業、堀場製作所、ハナツアー、ミネベアミツミ、コナミなど
★9:15 川崎重工業－反発 油圧機器の生産能力を25％拡大へ
川崎重工業<7012.T>が反発。20日付の日経産業新聞で、同社が国内外で建設機械向けの油圧機器を増産すると報じられた。新工場を建設したインドでは中大型の油圧ショベルの需要が増えており、生産能力を2倍に高めるという。中国や、英国、日本でも油圧機器工場の拡張に動いており、生産能力は22.3期に19.3期比で25％積み増す計画とされる。
川崎重工業<7012.T>が反発。20日付の日経産業新聞で、同社が国内外で建設機械向けの油圧機器を増産すると報じられた。新工場を建設したインドでは中大型の油圧ショベルの需要が増えており、生産能力を2倍に高めるという。中国や、英国、日本でも油圧機器工場の拡張に動いており、生産能力は22.3期に19.3期比で25％積み増す計画とされる。
★9:15 日本ＣＭＫ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 事業環境は良好
日本シイエムケイ<6958.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、ガバナンス再構築と国内の収益改善は課題だが、事業環境は良好として、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は1100円→1000円と引き下げた。
エクイティストーリーは車載PCB（プリント配線板）拡大による業績成長。車載に経営資源を集中し、着実に生産体制整備を進める戦略を評価。
車載PCBは3Q（10～12月）に国内工場の生産性悪化が収益にマイナス寄与したが、国内Tier1向けを中心に堅調な需要が継続中。一方、中国工場ではミックス変化に伴い収益性が急速に上昇してきた。4Q以降は国内工場の生産性改善、および「未承認変更」問題に対応するコーポレート・ガバナンス再構築が焦点になる。なお、タイ工場の今19.3期分の生産能力増強は期初計画通り順調に進展しているが、連結業績に本格寄与するのは来20.3期3Q以降と考えるとした。
日本シイエムケイ<6958.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、ガバナンス再構築と国内の収益改善は課題だが、事業環境は良好として、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は1100円→1000円と引き下げた。
エクイティストーリーは車載PCB（プリント配線板）拡大による業績成長。車載に経営資源を集中し、着実に生産体制整備を進める戦略を評価。
車載PCBは3Q（10～12月）に国内工場の生産性悪化が収益にマイナス寄与したが、国内Tier1向けを中心に堅調な需要が継続中。一方、中国工場ではミックス変化に伴い収益性が急速に上昇してきた。4Q以降は国内工場の生産性改善、および「未承認変更」問題に対応するコーポレート・ガバナンス再構築が焦点になる。なお、タイ工場の今19.3期分の生産能力増強は期初計画通り順調に進展しているが、連結業績に本格寄与するのは来20.3期3Q以降と考えるとした。
★9:20 堀場製作所－ＴＩＷが「2+」継続 排ガスは中国・インド向け需要が好調
堀場製作所<6856.T>が小安い。投資情報会社のＴＩＷでは、排ガスは中国・インド向け需要が好調と判断。投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
前18.12期は、半導体は四半期ごとに営業利益が減少したものの、通期では過去最高の売上高・利益を達成。自動車計測も主力の排ガス事業がインド・中国の新規制導入に向けた需要増などで利益を伸ばし、こちらも過去最高の売上高・利益を更新。今19.12期については、自動車計測の利益計画が保守的な様相であり、ＴＩＷの通期予想も会社予想並みにするとした。
堀場製作所<6856.T>が小安い。投資情報会社のＴＩＷでは、排ガスは中国・インド向け需要が好調と判断。投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
前18.12期は、半導体は四半期ごとに営業利益が減少したものの、通期では過去最高の売上高・利益を達成。自動車計測も主力の排ガス事業がインド・中国の新規制導入に向けた需要増などで利益を伸ばし、こちらも過去最高の売上高・利益を更新。今19.12期については、自動車計測の利益計画が保守的な様相であり、ＴＩＷの通期予想も会社予想並みにするとした。
★9:23 ハナツアー－反発 ジャカルタに駐在員事務所を開設 営業開始は3月1日を予定
ＨＡＮＡＴＯＵＲ ＪＡＰＡＮ<6561.T>が反発。同社は2月19日大引け後に、インドネシアのジャカルタ市に駐在員事務所を開設すると発表した。インドネシアおよび近隣諸国におけるマーケットリサーチやプロモーション活動のため。営業開始は3月1日を予定。
ＨＡＮＡＴＯＵＲ ＪＡＰＡＮ<6561.T>が反発。同社は2月19日大引け後に、インドネシアのジャカルタ市に駐在員事務所を開設すると発表した。インドネシアおよび近隣諸国におけるマーケットリサーチやプロモーション活動のため。営業開始は3月1日を予定。
★9:26 ミネベアミツミ－ＴＩＷが「2+」継続 20.3期も小幅ながら増収・営業増益を予想
ミネベアミツミ<6479.T>が小幅反発。投資情報会社のＴＩＷでは、来20.3期も小幅ながら増収・営業増益を予想。投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
来20.3期は、前半では中国経済減速の影響が残る可能性がある。機械加工品ではボールベアリングの販売数量が横ばいか微増にとどまるとＴＩＷでは予想。ただし、航空機向けなど好調な分野でカバーすることで、高い収益性は維持できる見通し。電子機器やミツミ事業も大きく伸ばすことは期待し難く、全体では今期着地比で小幅増収、営業増益を予想するとした。
ミネベアミツミ<6479.T>が小幅反発。投資情報会社のＴＩＷでは、来20.3期も小幅ながら増収・営業増益を予想。投資評価「2+（Outperform）」を継続した。
来20.3期は、前半では中国経済減速の影響が残る可能性がある。機械加工品ではボールベアリングの販売数量が横ばいか微増にとどまるとＴＩＷでは予想。ただし、航空機向けなど好調な分野でカバーすることで、高い収益性は維持できる見通し。電子機器やミツミ事業も大きく伸ばすことは期待し難く、全体では今期着地比で小幅増収、営業増益を予想するとした。
★9:29 コナミ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き下げ 事業環境悪化で営業利益予想を減額
コナミホールディングス<9766.T>が小安い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、事業環境悪化で営業利益予想を減額。株価は妥当な水準とみて、投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は5100円→4900円と引き下げた。
今19.3期3Q（10～12月）決算における営業利益モメンタム改善（前年同期比で1Q：3.1％減→2Q：3.6％増→3Q：6.1％増)を受けて、収益ボトムアウトの様相だが、株価反転にはカタリスト不足の状況にある。現状ほぼ妥当な株価水準であることから、レーティングは「Neutral」。「安定的な営業利益成長が続く」というシナリオは変わりなし。ただし、業績予想の下方修正により営業利益年平均成長率予想を8.9％（19.3期～23.3期、従来11.0％）に変更するとした。
コナミホールディングス<9766.T>が小安い。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、事業環境悪化で営業利益予想を減額。株価は妥当な水準とみて、投資判断「Neutral」を継続も、目標株価は5100円→4900円と引き下げた。
今19.3期3Q（10～12月）決算における営業利益モメンタム改善（前年同期比で1Q：3.1％減→2Q：3.6％増→3Q：6.1％増)を受けて、収益ボトムアウトの様相だが、株価反転にはカタリスト不足の状況にある。現状ほぼ妥当な株価水準であることから、レーティングは「Neutral」。「安定的な営業利益成長が続く」というシナリオは変わりなし。ただし、業績予想の下方修正により営業利益年平均成長率予想を8.9％（19.3期～23.3期、従来11.0％）に変更するとした。
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