前場コメント No.5 日本アンテナ、東京建物、大塚HD、システムディ、サイバーエージェントなど

2019/03/04(月) 11:30
★9:09  日本アンテナ-大幅続伸 東芝コンシューマのアンテナ・メディア機器事業を取得
 日本アンテナ<6930.T>が大幅に4日続伸。同社は3月1日大引け後に、東芝コンシューママーケティング(川崎市)のアンテナ・メディア機器事業を譲り受けると発表した。アンテナ、ブースター、チューナーなどの製造・販売に関するもので、今19.3期売上高は約13億4000万円の見込み。

★9:11  東京建物-JPモルガンが目標株価引き上げ 投資家向け販売がカバーする
 東京建物<8804.T>が続伸。JPモルガン証券では、マンションのボラティリティは投資家向け販売がカバーすると判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を1600円→1660円と引き上げた。
 自社株買いで株価見直しが進みつつあるものの、依然として株価の出遅れ感は強い。八重洲再開発までパイプラインが限られるほか、マンション販売戸数・粗利益率増減もあり、利益ビジビリティは万全ではないが、今期決算にみられるように、投資家向け物件販売で利益をしっかり作っていけるとの見方を示した。

★9:12  日鉄鉱業-小安い チリの子会社で不適切な会計処理が行われていた可能性
 日鉄鉱業<1515.T>が小安い。同社は3月1日大引け後に、チリで銅事業を展開する子会社アタカマ・コーザン鉱山特約会社において、不適切な会計処理が行われていた可能性があると発表した。事実関係解明のため、特別調査委員会を設置したとしている。

★9:13  大塚HD-みずほが目標株価引き下げ R&D費を増額
 大塚ホールディングス<4578.T>が小高い。みずほ証券では、R&D費を増額。投資判断「買い」を継続も、目標株価は6150円→5500円と引き下げた。
 ジンアーク(常染色体優性多発性嚢胞腎[ADPKD])の米国販売は順調に拡大しているが、R&D費増加で利益予想を下方修正したため。当面の注目点は(1)AVP-786(アルツハイマー型認知症[AD]に伴うアジテーション)の1本目のフェーズ3試験(4月終了予定)のトップライン結果、(2)5月30日発表予定の新中期経営計画。同社は減損損失で営業利益が変動する場合が多いため、コア営業利益などの経営指標や新たな株主還元策の導入が望まれるとした。

★9:13  システムディ-急騰 ファミマのフィットネスクラブ「Fit&GO」が「Hello」追加導入
 システムディ<3804.T>が急騰。同社は1日に、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028.T>傘下のファミリーマートが運営する24時間フィットネスクラブ「Fit&GO」の2号店、3号店に、フィットネス施設運営支援システム「Hello」を導入すると発表した。
 「Hello」はフィットネスクラブを中心に800施設以上の導入実績を持つパッケージシステムでフィットネスクラブの運営に必要な機能をオールインワンで提供するソリューションという。今回、1号店での安定稼働を評価され、2号店、3号店においても採用されることとなった。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。

★9:14  サイバーエージェント-大和が目標株価引き上げ 26.9期のAbemaTVの営業利益は600億円
 サイバーエージェント<4751.T>が小高い。大和証券では、26.9期のAbemaTVの営業利益は600億円と予想。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価を6500円→6600円と引き上げた。
 長期的にはAbemaTVを含むメディア事業が同社最大の利益事業に育つと大和では予想。コンテンツクオリティの向上とユーザー数の増加が確実に進んでいる。AbemaTVを行うメディア事業の営業利益は177億円の赤字(18.9期)であったのが、大和では26.9期に710億円の黒字と連結営業利益の44%を占めると予想。AbemaTVの黒字転換を大和では23.9期と予想しているとし、黒字転換後は同社全体の売上総利益、営業利益ともに伸び率が加速する見込み。売上総利益の年平均成長率は18.9期から22.9期までの4年間が13.6%であるのに対し、22.9期から26.9期までの4年間は19.6%を予想。営業利益は伸びの加速がさらに顕著に表れるとの見方を示した。


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