前場コメント No.14 レオパレス21、エイケン工業、キリンHD、フジタコーポ、サントリーBFなど

2019/03/05(火) 11:30
★10:32  レオパレス21-急落 国交相が今夏までの全棟改修指示と共同通信が報道
 レオパレス21<8848.T>が急落。共同通信は3月5日10時22分に、石井啓一国土交通相が5日の記者会見で、同社に対し、建築基準法違反が確認された全棟の改修を今夏までに終えるよう指示したことを明らかにしたと報じた。同社は6月までに全物件を調査し、10月までに補修工事を完了させる計画を示しているが、前倒しを求めたとしている。

★10:36  エイケン工業-急落 1Q営業益6%減 原材料価格の上昇や製造経費の増加響く
 エイケン工業<7265.T>が急落。同社は4日に、19.10期1Q(11-1月)の営業利益は1.1億円(前年同期比6.4%減)だったと発表した。原材料価格の上昇や製造経費の増加により売上原価が増加したことなどが響いた。上期の会社計画2.4億円に対する進ちょくは46.3%となっている。

★10:37  明治HD-野村が目標株価引き上げ プロバイオを除けば主力商品の販売は堅調
 明治ホールディングス<2269.T>が3日ぶり反発。野村証券では、プロバイオを除けば主力商品の販売は堅調と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は9700円→10500円と引き上げた。
 プロバイオティクスヨーグルトにおいて、会社は来20.3期よりエビデンス・ベースド・マーケティングを強化する方針だが、乳酸菌ブームの落ち着き、競合製品の増加により減収は続くと見られる。一方、チョコレートでは、会計方針変更の影響を除けば今19.3期Q3の売上高は前年同期並みに回復、チーズ、SAVASの販売が好調、容器を変更して販売が苦戦していた「明治おいしい牛乳」も同Q4には増収に転じると見られる。海外では、中国の菓子、アイスクリーム、牛乳とも同Q3に前年同期比20~30%増収と好調と指摘。

★10:40  キリンHD-野村が目標株価引き下げ 国内・オセアニアの成長性は緩やか
 キリンホールディングス<2503.T>が小安い。野村証券では、国内、オセアニアの成長性は緩やかと判断。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は2900円→2800円と引き下げた。
 戦略的な費用投下が見込まれる点を反映し、今19.12期の事業利益、EBITDAを下方修正。Sum-of-the-parts法に基づく目標株価を引き下げ。協和発酵キリン(4151)を除いてビール・飲料事業の成長性が限定的なほか、会社が将来の成長ドライバーとして期待する「医と食をつなぐ事業」は投資過程で、当面、利益寄与は限られる見通しとした。

★10:42  フジタコーポ-大幅反落 7万8700株の立会外分売を実施すると発表
 フジタコーポレーション<3370.T>が大幅反落。同社は4日、立会外分売を実施すると発表した。
 3月12日~3月19日に7万8700株の立会外分売を実施する。分売価格は分売実施日の前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する。株式の分布状況の改善および流動性の向上を図るため。なお、株価は需給悪化につながるとの懸念から売りが出て大きく下げている。

★10:46  サントリーBF-野村が目標株価引き上げ 19.12期より20.12期から増益率が高まる
 サントリー食品インターナショナル<2587.T>が小安い。野村証券では、今19.12期より来20.12期から増益率が高まると想定。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は4700円→5200円と引き上げた。
 日本では「BOSS」や「天然水」といった強いブランド価値を活用して、多様なカテゴリーに横展開するステージに入ってきた。一方、日本では原材料コスト高、生産ひっ迫が続く見込みで値上げ効果が今19.12期に歩留まりづらく、ライン増強により生産効率が改善する来20.12期から全社の増益率は高まる見込み。前18.12期実績、今19.12期計画を踏まえてEBITDA予想を増額。


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