前場コメント No.6 ユーザベース、ＡＧＣ、ソニー、荏原、文教堂ＨＤなど
★9:09 ミスミＧ－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 株価は妥当水準にある
ミスミグループ本社<9962.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来20.3期の業績回復を考慮しても、株価は妥当水準にあるとみて、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は2700円→2800円と引き上げた。
（1）積極的な先行投資で利益率が低下局面にある、（2）月次売上高の伸び率は鈍化局面にあるという2点の理由から、株価は上値が重い状況が続くとのエクイティーストーリーに変わりはなし。
今19.3期3Q（10～12月）営業利益は5四半期連続で予想を下回った。特に2Q以降は前年同期比2ケタ％の営業減益が続くなど、業績は急減速。業績の急減速は、中長期的な成長を視野に行っている先行投資により、固定費が増加傾向にある状況下、売上高の伸びが減速したためだとみているとした。
ミスミグループ本社<9962.T>が続落。三菱ＵＦＪモルガン・スタンレー証券では、来20.3期の業績回復を考慮しても、株価は妥当水準にあるとみて、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は2700円→2800円と引き上げた。
（1）積極的な先行投資で利益率が低下局面にある、（2）月次売上高の伸び率は鈍化局面にあるという2点の理由から、株価は上値が重い状況が続くとのエクイティーストーリーに変わりはなし。
今19.3期3Q（10～12月）営業利益は5四半期連続で予想を下回った。特に2Q以降は前年同期比2ケタ％の営業減益が続くなど、業績は急減速。業績の急減速は、中長期的な成長を視野に行っている先行投資により、固定費が増加傾向にある状況下、売上高の伸びが減速したためだとみているとした。
★9:10 ユーザベース－反発 NewsPicksが法人向けプレミアムプラン提供開始
ユーザベース<3966.T>が反発。同社は5日に、グループのニューズピックスが提供するNewsPicksが、オリジナル記事や動画が見放題になる「プレミアムプラン」（月額1500円）を、法人契約できるようにしたと発表した。今回、法人からの要望に応え、法人契約・請求書払いに対応したとしている。
ユーザベース<3966.T>が反発。同社は5日に、グループのニューズピックスが提供するNewsPicksが、オリジナル記事や動画が見放題になる「プレミアムプラン」（月額1500円）を、法人契約できるようにしたと発表した。今回、法人からの要望に応え、法人契約・請求書払いに対応したとしている。
★9:11 ＡＧＣ－みずほが目標株価引き下げ 20.12期の2ケタ増益を取りに行くのはまだ早い
ＡＧＣ<5201.T>が小安い。みずほ証券では、来20.12期の2ケタ増益を取りに行くのはまだ早いと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は4100円→4000円と引き下げた。
今19.12期営業利益は会社計画比20億円下振れの1230億円を予想し、来20.12期営業利益は前年比13％増の1390億円を見込むとした。来20.12期は戦略事業の利益貢献の高まりに、前年における立ち上げ費用の解消も見込まれ、増益率が高まるとみられる。なお、今19.12期1Q（1～3月）営業利益は前年同期比31％減の210億円と、厳しい滑り出しが予想される。一方で、今19.12期2Q以降に150億円程度の自己株取得が期待できるとした。
ＡＧＣ<5201.T>が小安い。みずほ証券では、来20.12期の2ケタ増益を取りに行くのはまだ早いと判断。投資判断「中立」を継続、目標株価は4100円→4000円と引き下げた。
今19.12期営業利益は会社計画比20億円下振れの1230億円を予想し、来20.12期営業利益は前年比13％増の1390億円を見込むとした。来20.12期は戦略事業の利益貢献の高まりに、前年における立ち上げ費用の解消も見込まれ、増益率が高まるとみられる。なお、今19.12期1Q（1～3月）営業利益は前年同期比31％減の210億円と、厳しい滑り出しが予想される。一方で、今19.12期2Q以降に150億円程度の自己株取得が期待できるとした。
★9:12 ソニー－みずほが目標株価引き下げ 積みあがるキャッシュの使い道に注目が集まろう
ソニー<6758.T>が小高い。みずほ証券では、積みあがるキャッシュの使い道に注目が集まろうとコメント。投資判断「買い」を継続も、目標株価は8500円→7900円と引き下げた。
営業利益は22.3期に1兆円到達を予想。一方、リカーリング事業の拡大により、営業キャッシュフロー（OPCF）増加は、構造的に増益ペースを上回る状況が続く見通し。21.3期までの金融除きOPCFは2.8兆円程度を予想。自社株買いの発表など株主還元姿勢も評価。目標株価は来20.3期のPERで16.9倍、EV/EBITDAで7.1倍に相当。トップピック推奨を継続するとした。
ソニー<6758.T>が小高い。みずほ証券では、積みあがるキャッシュの使い道に注目が集まろうとコメント。投資判断「買い」を継続も、目標株価は8500円→7900円と引き下げた。
営業利益は22.3期に1兆円到達を予想。一方、リカーリング事業の拡大により、営業キャッシュフロー（OPCF）増加は、構造的に増益ペースを上回る状況が続く見通し。21.3期までの金融除きOPCFは2.8兆円程度を予想。自社株買いの発表など株主還元姿勢も評価。目標株価は来20.3期のPERで16.9倍、EV/EBITDAで7.1倍に相当。トップピック推奨を継続するとした。
★9:13 荏原－みずほが目標株価引き上げ 自己株取得はポジティブも風水力の収益性改善は道半ば
荏原<6361.T>が続落。みずほ証券では、自己株取得はポジティブだが、風水力の収益性改善は道半ばとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2500円→2900円と引き上げた。
ガイダンスは弱かったものの、上限150億円・700万株の自社株取得を発表した点はポジティブ。また、前18.12期より風水力の製品別営業利益を開示するなど、前向きなディスクロージャーも評価できる。
ただし、会社計画の風水力では、今19.12期の営業利益率が4.8％と収益性改善は道半ばであり、事業環境の厳しさを踏まえれば、短期的な改善を期待し難い。ROEからみてPBR1倍を大きく上回る株価上昇も期待し難いと考えるとした。
荏原<6361.T>が続落。みずほ証券では、自己株取得はポジティブだが、風水力の収益性改善は道半ばとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は2500円→2900円と引き上げた。
ガイダンスは弱かったものの、上限150億円・700万株の自社株取得を発表した点はポジティブ。また、前18.12期より風水力の製品別営業利益を開示するなど、前向きなディスクロージャーも評価できる。
ただし、会社計画の風水力では、今19.12期の営業利益率が4.8％と収益性改善は道半ばであり、事業環境の厳しさを踏まえれば、短期的な改善を期待し難い。ROEからみてPBR1倍を大きく上回る株価上昇も期待し難いと考えるとした。
★9:16 文教堂ＨＤ－急騰 今年のノーベル文学賞2年分同時発表で思惑
文教堂グループホールディングス<9978.T>が急騰。ノーベル財団は5日に、2018年の発表が見送られたノーベル文学賞について、今年は2018年、2019年と、2年分を同時に発表すると明らかにしたことが報じられている。これを受けて、毎年ノーベル賞関連思惑銘柄として注目を集める同社に対し、買いが入っているもよう。
文教堂グループホールディングス<9978.T>が急騰。ノーベル財団は5日に、2018年の発表が見送られたノーベル文学賞について、今年は2018年、2019年と、2年分を同時に発表すると明らかにしたことが報じられている。これを受けて、毎年ノーベル賞関連思惑銘柄として注目を集める同社に対し、買いが入っているもよう。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
