後場コメント No.3 テクノスマート、タツタ電線、ITメディア、レーザテック、積水ハウスなど

2019/03/14(木) 15:00
★13:35  A&D-続落 トランスミッション試験装置に関する特許を取得
 エー・アンド・デイ<7745.T>が続落。同社は3月14日10時に、自動車の計測・制御・シミュレーションシステムにおけるトランスミッション試験装置に関する特許を取得したと発表した。これにより、トランスミッションの性能試験を正確に、スピーディに実施することが可能とした。

★13:50  テクノスマート-後場プラス転換 19.3期の期末配当予想を25円に修正
 テクノスマート<6246.T>が後場プラス転換。同社は14日13時40分に、19.3期の期末配当予想を特別配当10円の実施により15円→25円(前期は22円)に修正すると発表した。年間配当は30円→40円(前期は30円)。

★13:53  タツタ電線-いちよしがフェアバリュー引き下げ 中期的に電磁波対策の重要性は高まろう
 タツタ電線<5809.T>が小高い。いちよし経済研究所では、スマホ需要減少から下方修正するが、中期的に電磁波対策の重要性は高まろうとコメント。レーティング「A」を継続も、フェアバリューは800円→700円と引き下げた。
 今19.3期3Q(10~12月)決算発表時に会社側の同通期予想が下方修正されていたが、いちよし予想についても同様に下方修正。ハイエンド端末を中心とするスマートフォン市場の停滞により、同社のFPC(フレキシブル回路)向け電磁波シールドフィルム需要も伸び悩んでいるが、中期的には5G(次世代モバイル通信サービス)の普及などにより電磁波対策の重要性は高まると考えられ、収益拡大ポテンシャルは十分にあると見ているとした。

★14:06  ITメディア-いちよしがフェアバリュー引き下げ リードジェンもメディア広告も低調
 アイティメディア<2148.T>がもみ合い。いちよし経済研究所では、リードジェン、メディア広告ともに想定より低調と判断。レーティング「B」を継続、フェアバリューは800円→500円と引き下げた。
 今19.3期3Q(10~12月)決算を踏まえ、業績予想を下方修正。直近の業績モメンタム鈍化の主たる要因である外資系大手顧客の予算減少は一時的とみても、従前想定に比べて売上収益の拡大ペースは緩慢なものにとどまっていると判断。成長加速にはリードジェンの品質向上および供給量拡大、各種メディアにおけるコンテンツ力強化など、全般の底上げが必要。先行き、LBP(LeadGen. Business Platform)の稼働や採用強化の効果がみられるか期待するとした。

★14:18  レーザテック-水戸が新規「B+」 19.6期は会社計画からの上振れを予想
 レーザテック<6920.T>が続落。水戸証券では、今19.6期は会社計画からの上振れを予想。レーティング「B+」、目標株価5200円として、カバレッジを開始した。
 フォトマスクやマスクブランクスの検査装置を手掛ける同社に注目。今19.6期会社計画の売上高280億円(+32%)、営業利益65億円(+14%)は据え置かれた。一方、受注は370億円→390億円(前期比▲9%)へ上方修正された。水戸では売上高285億円(前期比+34%、会社計画比+5億円)、営業利益68億円(同+20%、同+3億円)を予想。上期の堅調な受注が下期の売上高に反映される見通し。また、18年7~12月期営業利益の通期計画に対する進ちょく率が79%と良好であることも考慮したとしている。

★14:32  積水ハウス-水戸が新規「B+」 20.1期は増益転換を見込む
 積水ハウス<1928.T>が底堅い。水戸証券では、今20.1期は増益転換を想定。レーティング「B+」、目標株価2100円として、カバレッジを開始した。
 今20.1期会社計画は売上高2兆3670億円(+10%)、営業利益2050億円(+8%)で、水戸も会社計画並みを予想。前期の物件売却の反動減を想定する都市再開発を除く、全事業で増収増益を計画。請負型2事業は前年4月の組織改編が奏功し、前下期から受注が回復傾向にあり、2事業合計で7%増収・9%増益を予想。国際は米国での物件売却進ちょくを想定し、35%増収・114%営業増益を見込むとした。なお、持ち分法適用会社の鳳ホールディングス(鴻池組の持ち株会社)を10月1日付けで連結子会社化する予定であり、業績予想に織り込んでいるとした。

★14:46  村田製作所-UBSが目標株価引き上げ 飛躍の準備は整いつつある
 村田製作所<6981.T>が続落。UBS証券では、飛躍の準備は整いつつあると判断。レーティング「Buy」を再強調、目標株価を19500円→21400円と引き上げた。
 業績予想を増額。スマートフォンの減速は逆風だが、xEV/ADAS向けに車載向けのハイエンドMLCCの需給はタイト感が継続し、1~3月においてもUBSの事前想定を上回る値上げを実施できる見通し。一時は苦戦したRFモジュールにおいても競争力が向上し、シェア拡大基調が続くとみられる。中期的な5G導入を見据えて、MLCC、メトロサーク、RFモジュールなど付加価値を取り込む体制が整いつつある。それにもかかわらず、マルチプルには依然として割安感があり、中長期の成長可能性は十分に織り込まれていないと考えるとした。


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