住友精密－3日ぶり反発 通期営業益を上方修正 3Q累計営業益は2.5倍
住友精密工業<6355.T>が3日ぶり反発。同社は14日に、19.3期通期の連結営業利益予想を従来の13.0億円から23.5億円（前期比15.5％増）に引き上げると発表した。市場コンセンサスは13.0億円。
MEMS・半導体用製造装置の増加などにより売上高が増加する見込みとなった。また、航空機用熱交換器の開発見直しに伴う費用の減少もあり、前回予想を上回る見込みとなった。
また、19.3期3Q累計（4-12月）の連結営業利益は17.5億円（前年同期比2.5倍）だった。
併せて、19.3期の期末配当予想を未定とすることも発表した。
なお、同社は防衛装備品に関わる防衛省との契約で不適切な工数調整が判明し、特別調査委員会を設置し、詳細調査を実施することにより、決算発表を延期していた。
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