〔Market Flash〕建設、住宅・住設は2019年度入りしても「安全第一」で~SMBC日興

2019/03/19(火) 12:45
【12:45】建設、住宅・住設は2019年度入りしても「安全第一」で~SMBC日興  SMBC日興証券では、建設セクターの業種格付けについて、株式相場全体が低調な中では相対的に堅調に推移するとの見方から「強気」としている。住宅・住宅設備セクターは、2019年度前半は消費税増税前の駆け込み需要で業績堅調と見込まれる一方、下半期には反動減が生じることも容易に想定できることから「中立」としている。これらは絶対的な買い材料、売り材料ともに乏しく、消去法的に選択されるセクターであると評価しており、銘柄選択も「安全第一」が優先されるとの従来からの見方を継続している。同観点から個別では、大成建設(1801)、大和ハウス(1925)、三和HD(5929)を推奨している。 【10:40】iPhoneの19年予想をさらに下方修正、期待できない新機種~みずほ  みずほ証券ではiPhoneの生産数量に関して、2019年通年では予想の中間値を1.94億台→1.86億台(前年比-16%)に修正しており、2014年以来の2億台割れを予想している。ブルケースでも前年比マイナスと想定している。19年の新機種はリア側のトリプルカメラ導入(有機EL2機種)以外は18年機種と大きな差異がないとみられること、その一方で従来の価格戦略を踏襲するならば、18年機種に対する大幅な価格引き下げを期待し難く、シェアを落とす可能性が高いと現時点では判断せざるを得ないとしている。またみずほでは、アップルは収益確保のためにサプライチェーンに対する値下げ圧力を強める可能性があるとみており、アップル関連のバリューチェーン企業へのインプリケーションは依然としてネガティブと判断している。 【10:00】インドネシアの自動車販売はマクロ減速の影響が本格化~JPモルガン  JPモルガン証券では、インドネシアの自動車販売動向についてリポートしている。2月の自動車販売は前年比13%減と2カ月連続での前年割れとなった。乗用車メーカーではダイハツを除き、各社とも2桁減に落ち込んでいる。昨年からの利上げの影響に加えて、中国の需要停滞で石炭価格も下落が続いており、マクロ環境の悪化が需要に影響を与え始めているとJPモルガンでは推察している。また、大統領選を控えて買い控え姿勢が表れている可能性も指摘している。過去2年間で急拡大を続けてきたトラックの全需および商用車大手の日野自動車(7205)の販売もマイナス成長に転じており、公共投資の支出動向を含めて、今後の動向を注視したいとコメントしている。 【9:30】2月貿易統計 アジア向け輸出減で輸出マイナス継続~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、2月の貿易統計を受けてリポートしている。2月の輸出金額は前年比-1.2%と、3カ月連続の前年比マイナスとなった。対中国輸出の春節要因ははく落したものの、アジア向け輸出が鉄鋼、半導体等電子部品、科学光学機器などを中心にマイナス。半導体製造装置は輸出全体で4カ月ぶりのプラスとなったものの、三菱UFJMSでは単月の振れである可能性が高いとみている。日本の各国・地域別向け輸出の先行指標となる製造業景況感指数は、地域に関わりなく下降傾向。三菱UFJMSでは、しばらく輸出はマイナスを想定しており、中国経済の減速が安定してくる年後半以降に安定に向かうと予想している。 【8:45】寄り前気配は浜ゴム、福山運、阪和興、阿波銀が高い気配値  主力株の寄り前気配では、浜ゴム(5101)+24.19%、福山運(9075)+12.74%、阪和興(8078) +7.27%、阿波銀(8388) +6.24%、トヨタ紡織(3116) +5.82%、大気社(1979) +5.73%、長瀬産(8012) +5.24%などが高い気配値。  一方、三住トラスト(8309)-14.29%、コメリ(8218) -5.80%、コクヨ(7984) -5.66%、広島銀(8379) -5.41%、レオパレス21(8848) -4.42%、サントリーBF(2587) -3.81%、グリー(3632) -3.80%、ウシオ電(6925) -3.74%、応化工(4186) -3.66%などが安い気配値となっている。
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