前場コメント No.10 三井不動産ロジ、明治HD、シリコンスタジオ、日本駐車場開発、バルニバービなど

2019/03/20(水) 11:30
★10:12  三井不動産ロジスティクスパーク-SMBC日興が目標株価引き上げ 増配継続を期待
 三井不動産ロジスティクスパーク投資法人<3471.T>が小安い。SMBC日興証券では、豊富なスポンサーサポートで年率5~6%の増配継続が期待できようとコメント。投資評価「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を41.00万円→42.00万円と引き上げた。
 スポンサーである三井不動産の開発パイプラインや低LTVを活用しながら、資産規模の拡大と1口当たり分配金(巡航ベース)の継続的な向上が期待可能。2020年度までに資産規模2000億円の達成を目標としているが、その実現性は高いものと考え、その資産規模目標は通過点に過ぎないと期待。今後の物件取得規模や取得利回りによるものの、SMBC日興では今後3年で1200億~1500億円(年間400億~500億円)の物件取得をエクイティとデットを組み合わせて取得することにより、年率5~6%の増配期待が持てると試算するとした。

★10:17  明治HD-SMBC日興が「1」へ引き上げ 利益にこだわる経営で業績安定感は高まる
 明治ホールディングス<2269.T>が小高い。SMBC日興証券では、利益にこだわる経営で業績安定感は高まっていると判断。投資評価を「2(中立)」→「1(アウトパフォーム)」、目標株価を9000円→11000円と引き上げた。
 投資評価を売上高が成長の踊り場であることに鑑み「2」としてきたが、トップラインの落ち込みで収益苦戦する食品他社に対して、同社は売上鈍化でも利益成長を止めていないなど、他社と一線を画す利益創出力を評価して「1」へ引き上げた。
 主なポイントは、(1)値上げで利益を伸ばせる食品株、(2)20.3期は不採算事業の構造改革が本格化、(3)営業利益の成長率は20.3期+8.0%、今後3年間では年率+6.4%の堅調な伸びを予想。課題は主力品の売上高を成長軌道に回帰させること。ただし、環境の変化に翻弄されずに利益を伸ばす経営体質に強化されており、業績の安定感を改めて評価するとした。

★10:18  シリコンスタジオやCRIミドルウェア-急騰 米グーグルのゲーム市場本格参入で思惑
 シリコンスタジオ<3907.T>やCRI・ミドルウェア<3698.T>が急騰。米グーグルは19日、ゲームプラットフォーム「STADIA(ステイディア)」を正式発表。ゲーム市場への本格参入することが明らかになっており、これにより、両社に思惑的な買いが入っているようだ。シリコンスタジオは3DCG技術基盤のゲーム用ミドルウェア主力とし、CRI・MWは音声・映像関連の開発用ソフトウェアが主力としている。

★10:20  日本駐車場開発-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 駐車場の新規開発が課題
 日本駐車場開発<2353.T>が6日ぶり反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、駐車場の新規開発が課題と判断。投資判断「Hold」を継続、目標株価は210円→190円と引き下げた。
 主力の駐車場事業、子会社・日本スキー場開発(6040)、テーマパーク事業の中期的な利益成長が続くという見方に変更はないとしたが、成長シナリオは株価に織り込まれていると考え「Hold」を継続。
 今19.7期上期(8~1月)営業利益は21億円(前年同期比14%増)、子会社・日本スキー場開発の小雪影響があったが、駐車場事業の海外の好調に加え、テーマパーク事業の入場者増加が寄与。しかし、駐車場の新規開発の遅れ、スキー場の暖冬傾向による影響などを考慮、今19.7期以降の営業利益予想を小幅減額するとした。

★10:24  バルニバービ-3日続伸 JR九州ホテルズが福岡で今秋開業のホテルにレストラン出店
 バルニバービ<3418.T>が変わらずを挟んで3日続伸。同社は3月19日大引け後に、JR九州ホテルズが2019年秋に開業を予定しているハイグレードホテル「THE BLOSSOM HAKATA Premier」にホテルの朝食機能も補完するレストランを出店すると発表した。国内外の観光客に対応する宿泊施設。


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