前場コメント No.8 Mipox、エアウォーター、ウェルネット、中外製薬、三谷産業など

2019/03/29(金) 11:30
★9:26  Mipox-4日続落 長崎市内での新工場建設を延期 建設関連費用の高騰受けて
 Mipox<5381.T>が4日続落。同社は3月28日大引け後に、2018年3月に決議した長崎市内での新工場建設を延期すると発表した。昨今の建設関連費用の急速な高騰によって、当初見込みの建設予算額を著しく上回る見通しのため。

★9:27  ファーストブラザーズ-反発 東日本不動産を買収へ 取得価格は26億5900万円
 ファーストブラザーズ<3454.T>が反発。同社は3月28日大引け後に、東日本不動産(青森県弘前市)の全株式を4月26日予定で取得すると発表した。取得価格は26億5900万円。東北地方で事業展開する不動産会社で、多数の優良なオフィスビルや商業施設などを所有・運営しているとした。

★9:28  エアウォーター-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 当面は安定成長の継続を見込む
 エア・ウォーター<4088.T>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、当面は安定成長の継続を見込むとし、投資判断「Neutral」を継続した。目標株価は2180円→1800円と引き下げた。
 これまで同様、今後も同社は国内産業ガス事業への投資や周辺事業でのM&A(合併・買収)を含めた投資を継続することにより、安定的な業績拡大を果たすと考えられる。ただし、これまでの延長線上の事業展開と考えられ、おおむね過去と同水準のバリュエーションで評価されている株価は妥当水準と判断。
 投資判断のポイントは以下の3点。(1)同業他社と同様、海外産業ガス事業の拡大を推し進めること。(2)高効率小型液化酸素・窒素製造装置VSUの増設を含む国内産業ガス事業の強化を継続すること。(3)足元で苦戦している医療関連事業で売上高の拡大を図り、事業基盤を強化すること。

★9:30  ウェルネット-反発 Peachの航空券購入にスマホ決済を導入
 ウェルネット<2428.T>が反発。同社は3月28日大引け後に、Peach Aviation(大阪府泉南郡)の航空券購入時にスマホ決済「支払秘書」の提供を開始すると発表した。「支払秘書」での航空券購入が可能となり、クレジットカード以外での「即時決済」に対応する。

★9:30  ウェルネット-反発 札幌市内~新千歳空港のバスで「スマホ乗車券」を提供
 ウェルネット<2428.T>が反発。同社は3月28日大引け後に、北海道中央バス<9085.SP>と北都交通(札幌市)が運行する札幌市内~新千歳空港線連絡バスの全系統に「スマホ乗車券」を提供拡大すると発表した。
 ウェルネットが運営する高速バス乗車券の検索・予約・購入ができるスマホアプリ「バスもり!」があれば、窓口に並ぶことなく、スマホで乗車券を購入することができるとした。

★9:31  中外製薬-JPモルガンが目標株価引き上げ 業績モデルをアップデート
 中外製薬<4519.T>が反発。JPモルガン証券では、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は5800円→6800円と引き上げた。
 2018年度決算および個別取材を経て業績モデルをアップデート。ヘムライプラなどグローバル製品の売上伸長および、それに伴うロイヤルティ収入増加の影響が大きく、目標株価は引き上げ。特にニュースがなかったにもかかわらず、この1~3月はパイオテク関連が選好され、好パフォーマンスを示したが、目先ではデータポイントやカタリストは見当たらないとした。

★9:34  三谷産業-小動き ベトナム子会社の出資持ち分を富士通に譲渡
 三谷産業<8285.T>が小動き。同社は3月28日大引け後に、連結子会社であるFujitsu Computer Products of Vietnam, Inc.の出資持ち分50.001%すべてを、富士通<6702.T>に譲渡すると発表した。富士通グループとの技術・人材両面での交流が順調に進み、ユニットビジネスに対する知見を深めることができ、一定の成果が得られたとした。


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