前場コメント No.3 DCM、サイバネットシステム、七十七銀行、キユーピー、ナガイレーベンなど

2019/04/03(水) 11:30
★9:03  DCM-3日続伸 前期営業益は7年ぶりに最高益更新 日経報道
 DCMホールディングス<3050.T>が3日続伸。3日付の日本経済新聞朝刊で、2019年2月期の連結営業利益は、7年ぶりに最高益を更新したもようだと報じられた。
 記事によれば、前の期比8%増の210億円としていた従来予想をやや上回ったという。広告チラシの回数を減らして販管費を抑え、利幅の厚いプライベートブランド(PB)商品の販売も伸ばした。また、20年2月期の業績見通しは増収増益とする公算が大きいとしている。

★9:03  サイバネット-底堅い 「SKYSEA Client View」と「Carbon Black CB Defense」を連携
 サイバネットシステム<4312.T>が底堅い。同社は4月2日大引け後に、Sky(大阪府)が開発・販売するクライアント運用管理ソフトウェア「SKYSEA Client View」と、カーボン・ブラック・ジャパン(東京都)が開発・提供する次世代アンチウイルス「Carbon Black CB Defense」をサイバネットの技術協力により連携させたと発表した。企業内外の情報セキュリティ脅威からエンドポイントを効果的に保護可能にしたもの。

★9:04  七十七銀行-野村が「Buy」へ引き上げ 足元の株価下落は行き過ぎと判断
 七十七銀行<8341.T>が大幅に3日続伸。野村証券では、足元の株価下落は行き過ぎと判断し、レーティングを「Neutral」→「Buy」と引き上げた。目標株価は2860円→2320円と引き下げた。
 企業取材などを踏まえ、足元業績は野村予想に沿って推移していると判断し、業績予想は据え置き。主に直近の地銀株価下落を反映し、PBR-ROE法により算出する目標株価は2320円に引き下げ。足元PBR(18.3期)は0.2倍台と地銀対比でも割安感が強く、変更後の目標株価に対しても4割程度の上値余地があると指摘。
 年初以降、株価の下落幅が大きい(18年末比16%下落)。同規模地銀に対してアンダーパフォーム、バリュエーション上の妙味が増したと判断。とりわけ2月から3月にかけての株価下落がきつく、出来高も増加していることから、政策保有株式売却など特定の投資家による売却が影響している可能性が想定されるとした。

★9:04  キユーピー-底堅い 1Q営業益5%増 米国の鶏卵相場が上昇
 キユーピー<2809.T>が底堅い。同社は2日に、19.11期1Q(12-2月)の連結営業利益は60.3億円(前年同期比5.3%増)だったと発表した。
 労務費などのコスト増加や前年度に実施した事業譲渡による影響を受けたが、付加価値品の伸長や米国の鶏卵相場の上昇などが進んだことが寄与した。セグメントでは、調理・調味料やタマゴ、物流が増益となった。

★9:05  フォーカスシステムズ-底堅い 筑波技術大学と字幕提示ユーザインタフェースで共同研究
 フォーカスシステムズ<4662.T>が底堅い。同社は4月2日大引け後に、筑波技術大学 産業技術学部の鈴木拓弥准教授と、会議やワークショップなど、複数話者が同時に音声を発するような場面において有効な字幕提示ユーザインタフェース(UI)に関する研究を共同で行うと発表した。
 1対1および複数話者での会話をテキストで表示するアプリケーションはすでに存在するが、今回の共同研究では、「誰が」「何を話したか」といった大量の聴覚情報をリアルタイムに視覚情報に変換し、聴覚障害者の情報取得の助けとなる機能性を持ったUIの開発を行うとした。

★9:05  ナガイレーベン-続落 上期営業益10%減 役員退職慰労金制度廃止に伴う功労金発生響く
 ナガイレーベン<7447.T>が続落。同社は1日に、19.8期上期(9-2月)の連結営業利益は18.0億円(前年同期比10.4%減)だったと発表した。通期の会社計画52.4億円に対する進ちょくは34.3%となっている。
 海外での人件費上昇による原価上昇、新工場新設に伴う減価償却費の増加および一過性の不動産取得税の発生により、売上高総利益率が低下した。また、運賃値上げによる国内運送費の増加や役員退職慰労金制度廃止に伴う功労金の発生などにより販売管理費が増加したことも響いた。


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