前場コメント No.2 リコー、豊田自動織機、イオンモール、武蔵精密、エスプールなど
★9:01 リコー－ＣＳが「OP」へ引き上げ 売り上げの質向上に期待
リコー<7752.T>が3日ぶり反発。クレディ・スイス証券では、売り上げの質向上に期待。投資評価を「NEUTRAL」→「OUTPERFORM」、目標株価を1250円→1400円と引き上げた。
投資評価引き上げは、中期成長に向けた仕込みの進展と成果の実現が見え始めたことが背景。売り上げの質の改善により、全社での収益改善が期待できる。主力の複合機市場は成長が見込めないものの、利益重視の販売展開にかじを切り、前19.3期はその体制整備が進展、今後その効果が加速してくると予想。
利益成長ドライバーとして（1）オフィスサービスの利益拡大（20.3期は国内の働き方改革や、Windows 7のサポート終了が追い風）、（2）商用印刷の利益拡大（新製品効果）、（3）MFP（複合機）の新製品投入効果に期待。営業利益予想は主に（1）を反映し、今20.3期約9％、来21.3期約12％引き上げ（19.3期は微調整）。
リコー<7752.T>が3日ぶり反発。クレディ・スイス証券では、売り上げの質向上に期待。投資評価を「NEUTRAL」→「OUTPERFORM」、目標株価を1250円→1400円と引き上げた。
投資評価引き上げは、中期成長に向けた仕込みの進展と成果の実現が見え始めたことが背景。売り上げの質の改善により、全社での収益改善が期待できる。主力の複合機市場は成長が見込めないものの、利益重視の販売展開にかじを切り、前19.3期はその体制整備が進展、今後その効果が加速してくると予想。
利益成長ドライバーとして（1）オフィスサービスの利益拡大（20.3期は国内の働き方改革や、Windows 7のサポート終了が追い風）、（2）商用印刷の利益拡大（新製品効果）、（3）MFP（複合機）の新製品投入効果に期待。営業利益予想は主に（1）を反映し、今20.3期約9％、来21.3期約12％引き上げ（19.3期は微調整）。
★9:01 スギＨＤ－買い気配 前期営業益1割増 従来予想から上振れ 日経報道
スギホールディングス<7649.T>が買い気配。4日付の日本経済新聞朝刊で、2019年2月期は、連結純利益が前の期に比べて1割増の180億円程度だったようだと報じられた。
記事によれば、9年連続で過去最高を見込む従来予想（167億円）からさらに上振れする。スギ薬局などの新規出店効果に加え、調剤部門で扱う処方せんが伸びた。今期も100店を超える新規出店に加え、既存店の大規模改装に取り組むとしている。
スギホールディングス<7649.T>が買い気配。4日付の日本経済新聞朝刊で、2019年2月期は、連結純利益が前の期に比べて1割増の180億円程度だったようだと報じられた。
記事によれば、9年連続で過去最高を見込む従来予想（167億円）からさらに上振れする。スギ薬局などの新規出店効果に加え、調剤部門で扱う処方せんが伸びた。今期も100店を超える新規出店に加え、既存店の大規模改装に取り組むとしている。
★9:01 豊田自動織機－買い気配 みずほが「買い」へ引き上げ 産業車両の採算良化で業績予想を増額
豊田自動織機<6201.T>が買い気配。みずほ証券では、産業車両の採算良化で業績予想を増額。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を5800円→7400円と引き上げた。
産業車両事業の採算良化を織り込み、業績予想を上方修正。今20.3期は自動車事業の回復も加わり、利益モメンタムが従来想定比で強まると予想することから、投資判断を「買い」へ引き上げ。米中新車市場の不振など外部環境悪化により自動車部品セクターの業績見通しに不透明感があるなかで、相対的に選好されやすいと考えるとした。
豊田自動織機<6201.T>が買い気配。みずほ証券では、産業車両の採算良化で業績予想を増額。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を5800円→7400円と引き上げた。
産業車両事業の採算良化を織り込み、業績予想を上方修正。今20.3期は自動車事業の回復も加わり、利益モメンタムが従来想定比で強まると予想することから、投資判断を「買い」へ引き上げ。米中新車市場の不振など外部環境悪化により自動車部品セクターの業績見通しに不透明感があるなかで、相対的に選好されやすいと考えるとした。
★9:02 イオンモール－続伸 前期営業益8％増 海外事業の採算が改善 日経報道
イオンモール<8905.T>が続伸。4日付の日本経済新聞朝刊で、2019年2月期は、連結営業利益が前の期比8％増の530億円前後となったもようだと報じられた。
記事によれば、期初計画（9％増の535億円）をやや下回ったが、4年連続で過去最高を更新したという。海外事業の採算が大きく改善し、部門損益が黒字に転換。国内でも新規出店などの効果が出た。20年2月期も増益基調が続く可能性が高いとしている。
イオンモール<8905.T>が続伸。4日付の日本経済新聞朝刊で、2019年2月期は、連結営業利益が前の期比8％増の530億円前後となったもようだと報じられた。
記事によれば、期初計画（9％増の535億円）をやや下回ったが、4年連続で過去最高を更新したという。海外事業の採算が大きく改善し、部門損益が黒字に転換。国内でも新規出店などの効果が出た。20年2月期も増益基調が続く可能性が高いとしている。
★9:02 武蔵精密－買い気配 みずほが「買い」へ引き上げ 欧州事業は改善に向かうと予想
武蔵精密工業<7220.T>が買い気配。みずほ証券では、欧州事業は改善に向かうと予想。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を2000円→2100円と引き上げた。
「買い」へ引き上げる理由は（1）株価調整により、欧州事業の採算悪化を主因とした利益水準の低下は織り込まれたと判断すること、（2）欧州事業の利益は19.3期4Q以降、改善に向かうと予想すること、（3）同社の中長期成長ストーリーであるホンダ以外への拡販や買収したHayグループ（現ムサシヨーロッパ）の貢献、EV向け減速機ユニットの増販に変化はないこと。利益拡大とともに、株価が同社の構造的な成長性を織り込みに行くと判断するとした。
武蔵精密工業<7220.T>が買い気配。みずほ証券では、欧州事業は改善に向かうと予想。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を2000円→2100円と引き上げた。
「買い」へ引き上げる理由は（1）株価調整により、欧州事業の採算悪化を主因とした利益水準の低下は織り込まれたと判断すること、（2）欧州事業の利益は19.3期4Q以降、改善に向かうと予想すること、（3）同社の中長期成長ストーリーであるホンダ以外への拡販や買収したHayグループ（現ムサシヨーロッパ）の貢献、EV向け減速機ユニットの増販に変化はないこと。利益拡大とともに、株価が同社の構造的な成長性を織り込みに行くと判断するとした。
★9:02 エスプール－買い気配 1Q営業益27％増 人材ソリューション事業が好調
エスプール<2471.T>が買い気配。同社は3日に、19.11期1Q（12-2月）の連結営業利益は2.1億円（前年同期比26.9％増）だったと発表した。上期の会社計画4.7億円に対する進ちょくは45.3％となっている。
人材ソリューション事業が、主力のコールセンター業務において、未経験者の即戦力化に長けたグループ型派遣サービスの売り上げが順調に増加するとともに、効率的な支店運営やスタッフ採用に取り組んだことで販管費の増加を抑制することができたことにより、増益となったことが寄与した。
エスプール<2471.T>が買い気配。同社は3日に、19.11期1Q（12-2月）の連結営業利益は2.1億円（前年同期比26.9％増）だったと発表した。上期の会社計画4.7億円に対する進ちょくは45.3％となっている。
人材ソリューション事業が、主力のコールセンター業務において、未経験者の即戦力化に長けたグループ型派遣サービスの売り上げが順調に増加するとともに、効率的な支店運営やスタッフ採用に取り組んだことで販管費の増加を抑制することができたことにより、増益となったことが寄与した。
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