前場コメント No.7 キムラユニティー、CSP、東レ、吉野家、AOITYOなど

2019/04/12(金) 11:30
★9:14  チームスピリット-買い気配 1株を2株に分割
 チームスピリット<4397.T>が買い気配。同社は11日に、株式分割を行うと発表した。投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図ることを目的にしている。5月31日を基準日として、普通株式を1株につき2株の割合で分割する。

★9:14  キムラユニティー-続伸 前期営業益を上方修正 物流サービス事業を中心に受注量が増加
 キムラユニティー<9368.T>が続伸。同社は11日に、19.3期通期の連結営業利益予想を従来の20.0億円から22.0億円(前の期比42.1%)に引き上げると発表した。市場コンセンサスは25.0億円。
 主力事業である物流サービス事業を中心に、新規拠点の開設や主要顧客からの受注量
が増加したことなどによる増収効果や北米子会社KIMURA,INCの業績回復などが寄与する。
 併せて、19.3期の期末配当予想を特別配当5円の実施により14円→19円(前期は14円)に修正することも発表した。年間配当は27円→32円(前期は27円)となる。

★9:15  CSP-急騰 今期営業益14%増見込む 前期は97%増益着地
 CSP(セントラル警備保障)<9740.T>が急騰。同社は11日に、20.2期の連結営業利益予想を39.0億円(前期比14.4%増)と発表した。市場コンセンサスは38.9億円。
 「技術力の強化」として、シーティディーネットワークスを子会社化しグループ内の工事施工体制を強化するとともに、画像解析、AI、ロボットなどの最新技術の活用をさらに推進し、新領域・新サービスの開発と展開を図り、労働集約型企業から技術サービス企業を目指すとしている。
 併せて発表した、19.2期の連結営業利益は34.1億円(前の期比96.6%増)だった。主力のセキュリティ事業が、常駐警備部門が沖縄の海上警備と鉄道関連向けの警備強化への対応が好調に推移したことなどにより、大幅な増益となった。また、ビル管理・不動産事業が増益となったことも寄与する。

★9:15  東レ-もみ合い 前期営業益1割減と報道 ほぼ従来予想通り
 東レ<3402.T>がもみ合い。12日付の日本経済新聞朝刊で、2019年3月期の連結営業利益は、前の期に比べ1割減の1400億円程度と、ほぼ従来予想通りだったようだと報じられた。
 記事によれば、炭素繊維複合材料は、オランダの加工子会社の買収関連費用がかさみ、ドイツ子会社の生産も思うように立ち上がらなかった。原料価格の上昇分の価格転嫁も遅れた。20年3月期の業績予想は増収増益になるとしている。

★9:17  吉野家-7日ぶりに大幅反落 前期営業益97%減 今期営業益は9.6倍見込む
 吉野家ホールディングス<9861.T>が7日ぶりに大幅反落。同社は11日に、20.2期の連結営業益予想を10.0億円(前期比9.6倍)と発表した。市場コンセンサスは8.0億円。
 「飲食業の再定義」を目指し、これまでの飲食業になかった新しい価値創造にチャレンジする。国内外での新規市場や新規顧客の開拓にも注力し、日本においては、人口
減少および高齢化に直面する国内市場への対応を進めるとしている。
 また、19.2期の連結営業利益は1.0億円(前の期比97.4%減)だった。主力の吉野家が、原材料価格の高騰や人件費の増加により減益となった。また、アークミールが赤字となったことも響いた。

★9:19  AOITYO-3日続落 ビデオグラファーネットワーク「AOI VG」をスタート
 AOI TYO Holdings<3975.T>が3日続落。同社傘下のAOI Pro.(東京都品川区)は4月11日大引け後に、個人で活躍するビデオグラファーのハブとなり、多様な映像制作のニーズに最適なチーム編成で応えるネットワーク「AOI VG」をスタートしたと発表した。
 ビデオグラファーとは企画・演出・撮影・編集をワンストップで行う映像クリエイターで、1月にビデオグラファーの専門チームを新設。今後は「AOI VG」とのシナジーにより、さらなる制作体制の強化を図るとした。


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