前場コメント No.12 アズ企画設計、トランザクション、エムビーエス、アルプスアルパイン、エスエルディーなど

2019/04/12(金) 11:30
★10:10  アズ企画設計-急騰 前期営業益は計画上振れ着地 今期は5%減益見込む
 アズ企画設計<3490.T>が急騰。同社は11日に、20.2期通期の営業利益予想は2.8億円(前期比4.5%減)と発表した。主力事業である不動産販売事業を主軸に売り上げおよび売上総利益の伸びを予想しているが、営業力強化に伴う人件費の増加により販管費が増加するため、減益を見込んでいる。
 併せて発表した、19.2期通期の営業利益は2.9億円(前の期比26.8%減)だった。昨年に顕在化した一部金融機関による不適切な融資問題等を原因とする融資姿勢の厳格化の影響により、不動産販売事業が当初計画を下回ったことが響いた。なお、通期の会社計画は2.4億円だったので着地は上振れた。

★10:11  トランザクション-TIWが「1」継続 WEBマーケティング強化で業務効率アップ
 トランザクション<7818.T>が大幅反発。投資情報会社のTIWでは、WEBマーケティング強化で業務効率アップと評価。投資評価「1(Buy)」を継続した。目標株価は予想PER30倍圏の1480円。
 今19.8期2Q決算が発表されたが、アウトラインはすでに3月28日に修正された発表に準じた内容。売上高の伸びは+5.8%とマイルドながら、プロダクトミックスの良化、生産地の適正化、EC強化による業務効率の改善などによって、粗利益率の向上と販売管理費の抑制から営業利益は+23.1%と高い成長を達成。会社による通期予想の修正は予想通りになかったとしたが、下期について特に懸念事項はないとのこととした。

★10:13  王子HD-もみ合い ロート製薬の化粧品に「加水分解キシラン」が採用
 王子ホールディングス<3861.T>がもみ合い。同社は4月11日大引け後に、ロート製薬<4527.T>の化粧品に、広葉樹ヘミセルロース抽出物「加水分解キシラン」が採用されたと発表した。
 開発した加水分解キシランは広葉樹から抽出された天然成分であり、木材の主要構成成分の1つであるヘミセルロースから作られる。世界で初めて量産化に成功したオリジナル素材であり、肌に保湿性を与え、バリア機能を守ることが期待できる化粧品原材料とした。

★10:17  エムビーエス-急落 3Q累計営業益3%減 受注獲得促進により売上総利益率が低下
 エムビーエス<1401.T>が大急落。同社は11日に、19.5期3Q累計(6-2月)の営業利益は1.9億円(前年同期比3.2%減)だったと発表した。通期の会社計画4.1億円に対する進ちょくは47.4%となっている。
 建築分野におけるナショナルチェーンからの受注獲得を戦略的に促進するために生じた売上総利益率の低下、および今後の積極的な支店展開に向けた人材採用投資に伴う人件費の増加が響いた。

★10:17  アルプスアルパイン-BofAMLが目標株価引き下げ 統合後のコストダウンに注目
 アルプスアルパイン<6770.T>が小安い。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)では、アルパイン統合後のコストダウンに注目。投資評価「買い」を継続も、目標株価は3200円→3100円と引き下げた。
 スマートフォン市場低迷を反映し、業績予想を若干減額。これに伴い目標株価も微修正。車載デバイスのコスト削減および電子部品や車載デバイス需要拡大は評価できるとした。
 なお、4月26日に発表となる今20.3期通期会社計画は、現状のスマートフォン市場低調に鑑みれば、極めて保守的な水準となる公算が大きい。ただし、今20.3期ガイダンスリスクはすでに株価には織り込まれつつあると考えられ、保守的な会社計画に対する株価の反応は限定的との見方を示した。

★10:23  エスエルディー-続落 アドバンテッジアドバイザーズと事業提携
 エスエルディー<3223.T>が続落。同社は4月11日大引け後に、アドバンテッジアドバイザーズ(東京都港区)との間で、コンテンツ企画サービスに関わる事業提携を締結すると発表した。コンテンツ企画サービスに関し、以下のノウハウ提供を受けるとした。(1)市場、競合、自社分析、(2)事業計画策定およびビジネスモデル修正、(3)マーケティング支援、(4)データなど。


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