前場コメント No.11 グリーンズ、イズミ、日立造船、フィルカンパニー、デザインワンなど

2019/04/15(月) 11:31
★9:39  グリーンズ-3日続伸 京都市南区でホテル出店に関する定期建物賃貸借予約契約
 グリーンズ<6547.T>が3日続伸。同社は4月12日大引け後に、京都市南区において、出店に関する定期建物賃貸借予約契約を締結すると発表した。2021年冬頃に竣工の予定で、地上8階、地下1階の物件とする。

★9:42  イズミ-みずほが目標株価引き下げ 成長戦略の見直しはむしろポジティブ
 イズミ<8273.T>が3日続落。みずほ証券では、成長戦略の見直しはむしろポジティブとし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は7200円→6600円と引き下げた。
 4月9日発表の前19.2期決算と同時に、21.2期を最終年度とする中期計画の下方修正が発表された。3カ年の出店計画を40店から15店に大幅に減らすなど、成長戦略が大幅に見直された。みずほは、拡大戦略から方向転換した、現実的な中期計画に落ち着いたと評価。同社のビジネスモデルでは、短期間に店舗数を大幅に増やすという戦略はそもそも難しいと考えられる。中期計画の方針変更により、安定成長路線に回帰する可能性が高いと予想。地域密着の販売戦略や経営管理体制など、他のGMS各社と比較した同社の優位性は高く、現行の株価指標面には割安感があると判断するとした。

★9:44  日立造船-反発 青森西北沖洋上風力発電事業運営に向けた合同会社を設立
 日立造船<7004.T>が3日ぶり反発。同社は4月12日大引け後に、エコ・パワー(東京都品川区)と「青森西北沖洋上風力合同会社」を設立したと発表した。青森県西北沖洋上風力発電所の設置、電力の卸供給および運営を行うもの。2025年以降の稼動開始を目標に活動を進める方針。

★9:47  フィルカンパニー-急落 1Q営業益96%減 新商品への広告宣伝費などで販売費が増加
 フィル・カンパニー<3267.T>が急落。同社は12日に、19.11期1Q(12-2月)の連結営業利益は400万円(前年同期比95.7%減)だったと発表した。上期の会社計画1億5000万円に対する進ちょくは2.7%となっている。
 1Qにおける「請負受注スキーム」の竣工引渡物件が3件、「開発販売スキーム」の販売引渡物件では土地の販売が1件だったことなどが響いた。
 なお、同社の売り上げ計上基準は、「請負受注スキーム」においては竣工引き渡し時、「開発販売スキーム」においては所有権移転時を採用している。そのため、竣工時期に偏りがあった場合、四半期ごとの期間でみると連結業績に変動が生じるとしている。

★9:49  デザインワン-エースが「弱気」へ引き下げ 減収シナリオが顕在化したと認識
 デザインワン・ジャパン<6048.T>が変わらずを挟んで6日続伸。エース経済研究所では、減収シナリオが顕在化したと認識しているとコメント。株価が上昇したため、投資判断を「中立」→「弱気」と引き下げた。目標株価290円を継続。
 今19.8期2Qは売上高11億5400万円(前年同期比▲5%)、営業利益2億9400万円(同▲15%)、経常利益2億9400万円(同▲17%)、当期利益1億8700万円(同▲15%)。「エキテン」の有料掲載店舗が減少に転じ、さらに単価も低下したことで減収減益となった。
 決算発表を受けて株価は上昇しているが、減益を予想している会社計画に対して、営業利益が過達ペースで進んでいることが好感されたと見られる。しかし、会社計画では、今後の回復に向けた投資を予定しており、これが減益要因と説明。エースでは、将来に向けた投資が進んでいないと認識しているとし、減収トレンドの長期化を懸念しているとした。

★9:51  東武住販-4日続落 株主優待制度を一部変更 1000~3000円相当「営業エリアの食品」に
 東武住販<3297.T>が4日続落。同社は4月12日大引け後に、株主優待制度の一部変更を行うと発表した。これまでは、100株以上の保有で一律に「下関市にゆかりのある食品(1000円相当)」を贈呈していた。2019年5月31日時点の株主から、継続保有期間と保有株式数に応じて、1000~3000円相当の「営業エリアにゆかりのある食品」とする。


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