前場コメント No.13 タムロン、インターアクション、三機サービス、エムティーアイ、島津製作所など
★10:06 タムロン－野村が新規「Buy」 業績は再び拡大局面へ
タムロン<7740.T>が7日ぶり大幅反発。野村証券では、業績は再び拡大局面へとコメント。レーティング「Buy」、目標株価3300円として、カバレッジを開始した。
推奨のポイントは（1）ミラーレスカメラ用自社製品の開発を積極化しており、主力のデジカメ関連事業が今後安定成長フェーズに入るとみている。（2）車載用レンズやドローン用レンズなど、重点・新規分野の業績貢献が本格化する。（3）18年12月末のネットキャッシュは194億円と時価総額の30～40％に相当、今後も安定したフリーキャッシュフロー創出が見込まれるなど、バランスシートやキャッシュフローの観点からも魅力が高い。デジカメ市場の低迷が続く中でも着実な利益成長が見込まれるとした。
タムロン<7740.T>が7日ぶり大幅反発。野村証券では、業績は再び拡大局面へとコメント。レーティング「Buy」、目標株価3300円として、カバレッジを開始した。
推奨のポイントは（1）ミラーレスカメラ用自社製品の開発を積極化しており、主力のデジカメ関連事業が今後安定成長フェーズに入るとみている。（2）車載用レンズやドローン用レンズなど、重点・新規分野の業績貢献が本格化する。（3）18年12月末のネットキャッシュは194億円と時価総額の30～40％に相当、今後も安定したフリーキャッシュフロー創出が見込まれるなど、バランスシートやキャッシュフローの観点からも魅力が高い。デジカメ市場の低迷が続く中でも着実な利益成長が見込まれるとした。
★10:08 インターアクション－急落 3Q累計営業益78％増も通期据え置きで失望
インターアクション<7725.T>が急落。同社は12日に、19.5期3Q累計（6-2月）の連結営業利益は12.1億円（前年同期比77.8％増）だったと発表した。通期の営業利益予想14.2億円（前期比41.2％増）に対する進ちょくは84.9％となっている。
IoT関連事業が、主力製品であるCCDおよびCMOSイメージセンサ向け検査用光源装置および瞳モジュールの販売が好調に推移したことにより、増益となったことが寄与した。
インターアクション<7725.T>が急落。同社は12日に、19.5期3Q累計（6-2月）の連結営業利益は12.1億円（前年同期比77.8％増）だったと発表した。通期の営業利益予想14.2億円（前期比41.2％増）に対する進ちょくは84.9％となっている。
IoT関連事業が、主力製品であるCCDおよびCMOSイメージセンサ向け検査用光源装置および瞳モジュールの販売が好調に推移したことにより、増益となったことが寄与した。
★10:12 野村不動産マスターＦ－野村が目標株価引き上げ オフィスと住宅の賃料上昇が一層鮮明
野村不動産マスターファンド投資法人<3462.T>が3日ぶり反発。野村証券では、オフィスと住宅の賃料上昇が一層鮮明と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を17.40万円→17.80万円と引き上げた。
3月に増資を通じて「PMO 田町東」など10物件を計483億円、加重平均鑑定NOI、同償却後利回り各4.2％、3.5％で取得した。現状スポンサー物件の取得パイプラインはオフィスが約800億円、商業が約400億円、物流が約1000億円、住宅が約200億円など豊富にある。今後スポンサーから年間600億円～700億円、外部から100億円程度のペースで物件を取得する方針。他方、同投資法人は19.2期に大阪と名古屋の賃貸住宅計5物件を53億円で売却。これで従来からの売却候補物件の売却は一段落とする一方、今後も取得物件の内容を見ながら、ポートフォリオの質の改善目的で年間100億円程度のペースで物件を売却する可能性があると指摘している。
野村不動産マスターファンド投資法人<3462.T>が3日ぶり反発。野村証券では、オフィスと住宅の賃料上昇が一層鮮明と判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価を17.40万円→17.80万円と引き上げた。
3月に増資を通じて「PMO 田町東」など10物件を計483億円、加重平均鑑定NOI、同償却後利回り各4.2％、3.5％で取得した。現状スポンサー物件の取得パイプラインはオフィスが約800億円、商業が約400億円、物流が約1000億円、住宅が約200億円など豊富にある。今後スポンサーから年間600億円～700億円、外部から100億円程度のペースで物件を取得する方針。他方、同投資法人は19.2期に大阪と名古屋の賃貸住宅計5物件を53億円で売却。これで従来からの売却候補物件の売却は一段落とする一方、今後も取得物件の内容を見ながら、ポートフォリオの質の改善目的で年間100億円程度のペースで物件を売却する可能性があると指摘している。
★10:14 三機サービス－急落 3Q累計営業益20％減 人員増などで販管費が増加
三機サービス<6044.T>が急落。同社は12日に、19.5期3Q累計（6-2月）の連結営業利益は4.2億円（前年同期比20.2％減）だったと発表した。通期の会社計画8.8億円に対する進ちょくは47.7％となっている。
サービス品質向上に向けた人員の増加や、省エネ商材の拡大・海外進出に向けた調査・準備に係る費用が増加したことなどにより、販管費が増加したことが響いた。
三機サービス<6044.T>が急落。同社は12日に、19.5期3Q累計（6-2月）の連結営業利益は4.2億円（前年同期比20.2％減）だったと発表した。通期の会社計画8.8億円に対する進ちょくは47.7％となっている。
サービス品質向上に向けた人員の増加や、省エネ商材の拡大・海外進出に向けた調査・準備に係る費用が増加したことなどにより、販管費が増加したことが響いた。
★10:17 エムティーアイ－続伸 『music.jp』でKADOKAWAの書籍・コミック約4.8万点を配信開始
エムティーアイ<9438.T>が変わらずを挟んで続伸。同社は4月12日大引け後に、運営する音楽・動画・書籍配信の総合Webサイト『music.jp』において、出版を中心に幅広い事業を展開するKADOKAWAの書籍、コミックの配信を開始すると発表した。配信開始を記念して『music.jp』では、KADOKAWAの全作品を対象に期間限定で購入ポイントの50％分をキャッシュバックするキャンペーンを開催するとした。
エムティーアイ<9438.T>が変わらずを挟んで続伸。同社は4月12日大引け後に、運営する音楽・動画・書籍配信の総合Webサイト『music.jp』において、出版を中心に幅広い事業を展開するKADOKAWAの書籍、コミックの配信を開始すると発表した。配信開始を記念して『music.jp』では、KADOKAWAの全作品を対象に期間限定で購入ポイントの50％分をキャッシュバックするキャンペーンを開催するとした。
★10:18 島津製作所－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 計測機器の利益率改善が注目点
島津製作所<7701.T>が4日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、計測機器の利益率改善が注目点とコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を3700円→4000円と引き上げた。
目標株価引き上げは前19.3期3Qまでの業績を反映したこと、中期成長率を見直したことが主な要因。クロマトグラフィーを主体とする計測機器の成長、アフターマーケットの取り込みによる利益率改善が、同社のEPS成長の原動力であり、この見方に大きな変更はないとした。
計測機器に対する見通しは大きく変わりなし。今20.3期は景気減速の影響を受けるが、中期的には年率約7％で成長すると予想。
島津製作所<7701.T>が4日ぶり反発。ＳＭＢＣ日興証券では、計測機器の利益率改善が注目点とコメント。投資評価「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価を3700円→4000円と引き上げた。
目標株価引き上げは前19.3期3Qまでの業績を反映したこと、中期成長率を見直したことが主な要因。クロマトグラフィーを主体とする計測機器の成長、アフターマーケットの取り込みによる利益率改善が、同社のEPS成長の原動力であり、この見方に大きな変更はないとした。
計測機器に対する見通しは大きく変わりなし。今20.3期は景気減速の影響を受けるが、中期的には年率約7％で成長すると予想。
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