前場コメント No.8 セブン銀行、日本色材、ＣＫＤ、ＧＬＰ、日置電機など
★9:22 マリオン－続伸 不動産特定共同事業法に関わる許可を取得
マリオン<3494.T>が続伸。同社は4月15日大引け後に、３月22日付けで公表していた「不動産特定共同事業法に関わる許可申請（電子取引業務を含む）」に関し、不動産特定共同事業の許可を取得したと発表した。金融庁長官・国土交通大臣許可において、電子取引業務として、および施行規則改正後、初の許可になるとした。
マリオン<3494.T>が続伸。同社は4月15日大引け後に、３月22日付けで公表していた「不動産特定共同事業法に関わる許可申請（電子取引業務を含む）」に関し、不動産特定共同事業の許可を取得したと発表した。金融庁長官・国土交通大臣許可において、電子取引業務として、および施行規則改正後、初の許可になるとした。
★9:23 セブン銀行－みずほが目標株価引き下げ 再エントリータイミングが到来
セブン銀行<8410.T>がもみ合い。みずほ証券では、再エントリータイミングが到来とみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は400円→360円と引き下げた。
「買い」を継続する理由は以下の通り。（1）コンビニ新規出店ペースの鈍化は一時的となる可能性があること、（2）20.3期の株主還元額は増加すると予想していること、（3）残存者メリットを享受できるというシナリオは不変であること、（4）株価バリュエーション面に割安感があると判断されること。
紙幣刷新のメリットに着目。みずほでは紙幣刷新に伴い、セブン銀行に求められる対応は、新札の“真贋判定”を行うためのソフトウェアの改修にとどまると推察。損益への影響はほとんどないと想定。古いATMを使用している預貯金金融機関は新たなATMを導入する必要性が出てくる。そのため、新たなATMを導入するのではなく、セブン銀行などのATMオペレーターにATMを委託する動きが加速する可能性があるとの見方を示した。
セブン銀行<8410.T>がもみ合い。みずほ証券では、再エントリータイミングが到来とみて、投資判断「買い」を継続した。目標株価は400円→360円と引き下げた。
「買い」を継続する理由は以下の通り。（1）コンビニ新規出店ペースの鈍化は一時的となる可能性があること、（2）20.3期の株主還元額は増加すると予想していること、（3）残存者メリットを享受できるというシナリオは不変であること、（4）株価バリュエーション面に割安感があると判断されること。
紙幣刷新のメリットに着目。みずほでは紙幣刷新に伴い、セブン銀行に求められる対応は、新札の“真贋判定”を行うためのソフトウェアの改修にとどまると推察。損益への影響はほとんどないと想定。古いATMを使用している預貯金金融機関は新たなATMを導入する必要性が出てくる。そのため、新たなATMを導入するのではなく、セブン銀行などのATMオペレーターにATMを委託する動きが加速する可能性があるとの見方を示した。
★9:25 日本色材－急落 今期営業益36％減見込む 前期は44％増益着地
日本色材工業研究所<4920.T>が急落。同社は15日に、20.2期通期の連結営業利益予想は6.0億円（前期比35.6減）と発表した。つくば工場拡張投資や海外子会社の生産能力拡張投資に伴う費用増が響く。
併せて発表した、19.2期通期の連結営業利益は9.3億円（前の期比44.1％増）だった。日本国内におけるインバウンド・アウトバウンド需要を背景とした国内化粧品メーカーによるアウトソーシングの拡大に伴う受注増、海外大手化粧品メーカーからの「メイド・イン・ジャパン」製品の受注増、ならびにフランスの連結子会社の順調な売り上げが寄与した。
日本色材工業研究所<4920.T>が急落。同社は15日に、20.2期通期の連結営業利益予想は6.0億円（前期比35.6減）と発表した。つくば工場拡張投資や海外子会社の生産能力拡張投資に伴う費用増が響く。
併せて発表した、19.2期通期の連結営業利益は9.3億円（前の期比44.1％増）だった。日本国内におけるインバウンド・アウトバウンド需要を背景とした国内化粧品メーカーによるアウトソーシングの拡大に伴う受注増、海外大手化粧品メーカーからの「メイド・イン・ジャパン」製品の受注増、ならびにフランスの連結子会社の順調な売り上げが寄与した。
★9:26 ＣＫＤ－みずほが目標株価引き上げ 半導体投資の回復に伴いV字型の業績回復を予想
ＣＫＤ<6407.T>が続伸。みずほ証券では、半導体投資の回復に伴い、V字型の業績回復を予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を2000円→2200円と引き上げた。
業績は前19.3期をボトムに今20.3期、来21.3期と大きく改善を予想。過去最高の当期利益（18.3期91.42億円）には届かないものの、21.3期当期利益は81億円と予想。株価は半導体大手各社の投資延期を受けた会社計画の下方修正により、2018年後半に大きく調整した。足元では、半導体大手メーカーの投資回復期待から株価は上昇。みずほでは半導体大手メーカーの投資再開により、今20.3期下期から業績が好転と予想。2020年に延期となった投資案件が実行され、21.3期はV字回復を予想するとした。
ＣＫＤ<6407.T>が続伸。みずほ証券では、半導体投資の回復に伴い、V字型の業績回復を予想。投資判断「買い」を継続、目標株価を2000円→2200円と引き上げた。
業績は前19.3期をボトムに今20.3期、来21.3期と大きく改善を予想。過去最高の当期利益（18.3期91.42億円）には届かないものの、21.3期当期利益は81億円と予想。株価は半導体大手各社の投資延期を受けた会社計画の下方修正により、2018年後半に大きく調整した。足元では、半導体大手メーカーの投資回復期待から株価は上昇。みずほでは半導体大手メーカーの投資再開により、今20.3期下期から業績が好転と予想。2020年に延期となった投資案件が実行され、21.3期はV字回復を予想するとした。
★9:30 ＧＬＰ－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 分配金予想を微修正
ＧＬＰ投資法人<3281.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、分配金予想を微修正。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価を13.49万円→13.41万円と引き下げた。
3月29日に物件譲渡による19.8期分配金予想が上方修正と適時開示されていたため、今回の決算発表の内容自体にはサプライズはなし。また、当該修正内容はＪＰＭの業績予想に反映済みのため、今回新たに発表された20.2期会社計画を反映した格好。今後もDPU（1口当たり分配金）の安定成長を期待でき、配当利回りで見たバリュエーションは割安（同投資法人は4.4％、東証リート3.9％）と指摘した。
ＧＬＰ投資法人<3281.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、分配金予想を微修正。投資判断「Overweight」を継続も、目標株価を13.49万円→13.41万円と引き下げた。
3月29日に物件譲渡による19.8期分配金予想が上方修正と適時開示されていたため、今回の決算発表の内容自体にはサプライズはなし。また、当該修正内容はＪＰＭの業績予想に反映済みのため、今回新たに発表された20.2期会社計画を反映した格好。今後もDPU（1口当たり分配金）の安定成長を期待でき、配当利回りで見たバリュエーションは割安（同投資法人は4.4％、東証リート3.9％）と指摘した。
★9:34 日置電機－急落 1Q営業益9％減 新製品開発に向けた投資響く
日置電機<6866.T>が急落。同社は15日に、19.12期1Q（1-3月）の連結営業利益は9.9億円（前年同期比9.4％減）だったと発表した。上期の会社計画19.3億円に対する進ちょくは51.2％となっている。
新製品開発に向けた投資や海外における販路開拓のための投資など、人件費が増加したことが響いた。
日置電機<6866.T>が急落。同社は15日に、19.12期1Q（1-3月）の連結営業利益は9.9億円（前年同期比9.4％減）だったと発表した。上期の会社計画19.3億円に対する進ちょくは51.2％となっている。
新製品開発に向けた投資や海外における販路開拓のための投資など、人件費が増加したことが響いた。
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