前場コメント No.11 ライトオン、東京応化工業、インソース、タカラバイオ、ジェネパなど

2019/04/16(火) 11:31
★10:16  ライトオン-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 収益体質強化を急ぐ必要があろう
 ライトオン<7445.T>が小安い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、商品政策の変更とともに収益体質強化を急ぐ必要があろうとコメント。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は880円→800円と引き下げた。
 エクイティストーリーは「在庫消化を進めてきたことが奏効し、業績が改善すること」。今19.8期中間期はもともと販売促進費を増やし、売上拡大を目指していたが、暖冬の影響や同業他社との商品同質化により販売不振となり、営業赤字に陥った。同社業績はなお不安定とみて「Neutral」を継続。
 同社はこの先、付加価値の高いアメカジ商品の品ぞろえ強化を図る方針。ただし、今19.8期下期には持越商品や他社と同質化した商品の在庫消化に力を入れる必要があり、短期間でコストの見直しを進めることも難しく、今19.8期業績は大きく落ち込むと見込むとした。

★10:17  イオンファンタジー-急落 3月の既存店は2%増収 曜日調整後の趨勢は2%減収
 イオンファンタジー<4343.T>が急落。屋内遊園地の運営を行う同社は15日、3月度の国内単体営業収益(全店)が、前年同月比3.8%増の55億0200万円だったと発表した。既存店ベースでは、前年同月比2.0%増となった。なお、曜日調整後の既存店前年比の趨勢は1.6%減だった。既存店ベースの遊戯機械売り上げは4.7%増、商品売り上げは10.1%減となっている。

★10:22  東京応化工業-野村が目標株価引き上げ 19年前半の販売は減速
 東京応化工業<4186.T>が小安い。野村証券では、年初から株価は15%上昇したが、19年前半の販売は減速とみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は2800円→3200円と引き上げた。
 1~6月のメモリーメーカーの減産を想定し、今19.12期の営業利益予想を115億円から113億円に下方修正。野村の最近の調査によれば、メモリーメーカー各社ではメモリー価格がキャッシュコストを上回っているにもかかわらず、1~6月に生産調整を実施している可能性があることが判明。しかし、(1)5Gの普及によるスマホの買い替え需要の高まり、(2)中国政府による景気刺激策を受けた新興国景気の改善などから、7~12月に向けては半導体需要が改善すると野村では見ているとした。ただし、米中貿易摩擦の先行きを懸念し、中国のスマホメーカーがリスク管理の観点から足元で半導体在庫を積み増している可能性もあり、7月以降の半導体需要の回復の持続性に留意したいとした。

★10:24  インソース-大幅に3日続伸 LINE使った採用管理ツール「HR PRIME」代理販売開始
 インソース<6200.T>が大幅に3日続伸。同社は16日8時50分に、digmee(大阪市北区)が提供する、オールインワン採用管理ツール「HR PRIME」の代理販売を開始したと発表した。
 「HR PRIME」は、学生に身近なアプリである「LINE」の活用により、煩雑な選考日程の調整や、学生からの問合せ対応などを効率化。高い開封率・返信率を実現し、選考歩留まりの改善や、内定承諾率の向上に貢献するとしている。

★10:26  タカラバイオ-続伸 東大と新規がん免疫遺伝子治療の共同研究を開始
 タカラバイオ<4974.T>が続伸。同社は4月15日、東京大学医学部附属病院22世紀医療センター 免疫細胞治療学講座 垣見和宏 特任教授と、新規がん免疫遺伝子治療に関する共同研究を開始したと発表した。
 共同研究では、東京大学ががん患者由来の組織細胞などを提供し、タカラバイオがネオアンチゲンの同定と新規TCRの単離を行うほか、両者でがん免疫遺伝子治療関連分野の技術開発を広範囲に行う予定とした。

★10:28  ジェネレーションパス-大幅続伸 3月度売上高17%増 3カ月連続で前年実績上回る
 ジェネレーションパス<3195.T>が大幅続伸。インテリアや家具、衣料品などのネット通販「リコメン堂」運営する同社は15日、3月度の月次売上高が前年同月比16.6%増の8.0億円だったと発表した。3カ月連続で前年実績を上回った。


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