前場コメント No.4 イオンファンタジー、サンバイオ、野村HD、オムロン、テックファームなど

2019/04/17(水) 11:30
★9:07  イオンファンタジー-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 成長ストーリーは維持
 イオンファンタジー<4343.T>が4日続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、投資判断「Overweight」を継続、目標株価は4400円→4700円と引き上げた。
 目標株価を引き上げる理由は、(1)出店予想の下方修正などから利益予想を減額するものの、(2)新年度入りで、バリュエーション手法を過去5期間(15.2期~19.2期)の終値平均PER 29.8倍(従来:14.2期~18.2期、同25.4倍)、目標株価算出基準期を22.2期(従来:21.2期)に変更する影響が大きいため。
 中期的な2ケタの営業利益成長ストーリーは維持(20.2期~24.2期の年平均成長率予想:14.1%)。株価は上場来高値7210円(18年5月30日)から年初来安値2252円(19年1月11日)まで下落し、利益成長の減速リスクが拡大するという悪材料は織り込み済みと想定するとした。

★9:07  サンバイオ-大幅反発 外傷性脳損傷に対するSB623の効果を発表
 サンバイオ<4592.T>が大幅反発。同社は17日7時30分に、米国脳神経外科学会において、外傷性脳損傷(TBI)による運動機能障害をもつ患者に対するSB623の効果を発表したとリリースした。
  SB623の外傷性脳損傷を対象にした日米グローバルフェーズ2臨床試験(STEMTRA 試験)において、運動機能障害の変化を測定するFMMSで、外傷性脳損傷における臨床的に意味のある改善量とされている10点以上の改善が、SB623投与群18名(39.1%)、コントロール群1名(6.7%)で10 点以上を達成し、統計学的な有意差が認められた。
  同社では外傷性脳損傷プログラムフェーズ3臨床試験を 2020年1月期末までに開始する計画で、日本においては、国内の再生医療等製品に対する条件及び期限付承認制度を活用し、2020年1月期(2019年2月~2020年1月)中に、再生医療等製品としての製造販売の承認申請を目指す。

★9:08  野村HD-JPモルガンが目標株価引き上げ ビジネス・プラットフォーム再構築に注目
 野村ホールディングス<8604.T>が変わらずを挟んで5日続伸。JPモルガン証券では、ビジネス・プラットフォーム再構築が功を奏するかに注目。投資判断「Underweight」を継続も、目標株価は390円→430円と引き上げた。
 4月4日に、同社はコスト削減を含むビジネス・プラットフォーム再構築を発表。同リリースを踏まえて、JPMでは業績予想を見直したとしたが、弱気の見方に変更はなし。当面、株式市場が事業縮小やコスト削減による利益回復には時間を要し、現時点では不透明な部分も存在すると考えるためとした。

★9:08  オムロン-大幅反発 日本電産に自動車部品子会社を譲渡へ 総額1000億円
 オムロン<6645.T>が大幅反発。同社は16日に、日本電産<6594.T>に自動車向け車載電装部品の製造・販売を手掛けるオムロンオートモーティブエレクトロニクス(愛知県小牧市)の株式の譲渡すると発表した。
 日本電産では、株式取得により、オムロンオートモーティブエレクトロニクスのECUをはじめとした各種エレクトロニクス製品と同社グループのモータ、ポンプ、ギアなどを組み合わせることにより、新たなモジュール化製品、システム製品を生み出していくことが可能になるという。譲渡価額は、約1000億円を予定。取引実行は10月末頃を想定している。

★9:09  テックファーム-大幅続伸 今期最終益予想を2.6倍に修正 過去最高益更新へ
 テックファームホールディングス<3625.T>が大幅続伸。同社は16日、19年6月期の連結純利益を前期比2.6倍の6.2億円へと上方修正した。
 従来予想(14%減の2億円)から一転増益で過去最高を更新する見込み。3月に日本の農産物輸出を支援する会社を子会社化し、株式の評価差益として約3億円を特別利益に計上したことが寄与した。通信事業者向けの人工知能(AI)を活用した音声認識などのシステム開発も堅調に推移している。なお、売上高は3%増の60億円とする従来予想を据え置いた。


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