ISID-3日続落 インドネシアのIT企業買収により現地金融機関向け事業を拡大
ISID(電通国際情報サービス)<4812.T>が3日続落。同社は17日、子会社のISIDインドネシアを通じて、インドネシアでIT事業を展開するPT.Ebiz Cipta Solusi(イービス社)の株式75%を取得し、子会社化したと発表した。
イービズ社は、ソフトウエアの販売や技術支援サービスの提供などを手掛けるIT企業で、同社が自社開発した金融当局向け報告ソリューションの「Maleo(マレオ)」シリーズは、上位10社を含む現地大手リース・ファイナンス企業20社以上に採用されており、マーケットで高いシェアを誇る。
今回の買収により、現地日系企業向けのシステムインテグレーション事業に加え、イービズ社が持つ現地顧客基盤を通じて、各種ソリューションの販売を加速することで、インドネシアにおける金融ソリューション事業の拡大を図る。しかし、マーケットの反応は薄い。
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