前場コメント No.2 日医工、日本軽金属、NOK、グレイステクノロジー、ヒロセ通商など

2019/04/18(木) 11:30
★9:01  日医工-CSが「NEUTRAL」へ引き下げ 国内は雌伏期となる可能性大
 日医工<4541.T>が反落。クレディ・スイス証券では、海外展開で期待先行だが、国内は雌伏期となる可能性が大きいと判断。投資評価を「OUTPERFORM」→「NEUTRAL」、目標株価を2100円→1600円と引き下げた。
 4月から旧エルメッドエーザイを完全子会社化し、新体制でスタート。MR数は約370人で日医工製品と旧エルメッドエーザイ製品を加えて、エーザイ(4523)本体との協業体制の構築を進める。ただし、134品目の製品重複があり、MRは当面は重複する2製品を手掛けることによるカニバリが生じる。重複する134品目の旧エルメッドエーザイ品のコスト削減シナジーにより約20億円を捻出するとしているが、顕在化には時間を要する可能性がある。
 販売面ではリベート面で合意できずスズケン(9987)の推奨リストから日医工製品が外れたたため、国内販売への影響を考慮して売り上げ予想を見直し。有力なカタリストを持つことは間違いないが、今20.3期以降の見通しの改善が必要と思われるとした。

★9:02  京セラ-売り買い交錯 21.3期に売上高に占める研究開発費比率を5%程度に引き上げと報道
 京セラ<6971.T>が売り買い交錯。同社が21.3期に売上高に占める研究開発費比率を5%程度に引き上げる方針を固めたと、日刊工業新聞が4月18日付けの1面トップで伝えている。
 同社は中期目標の中で21.3期に売上高2兆円を掲げており、達成すると研究開発費は初めて1000億円の大台に乗る。電子部品業界では自動車の電装化や高速大容量の第5世代通信(5G)の登場など事業環境は急激に変化。研究開発の人員拡充や拠点整備を押し進め、開発スピードを加速すると報じられている。

★9:02  日本軽金属-小動き 前期営業益7%増と報道 持ち株会社化以降の最高益更新
 日本軽金属ホールディングス<5703.T>が小動き。18日付の日本経済新聞朝刊で、2019年3月期は連結営業利益が前の期比7%増の320億円弱と12年の持ち株会社化以降の最高益を更新したもようだと報じられた。
 記事によれば、好採算のアルミナ化成品の販売増や値上げで、半導体向けのアルミ板などの不調を補ったという。同業のUACJ<5741.T>は液晶や半導体関連向けのアルミ圧延品の販売不振で19年3月期は約9割の最終減益を見込んでいる。日本軽金属は化学品など幅広い事業を収益源とする事業構造改革が業績の底上げにつながっているようだとした。

★9:02  NOK-反落 前期純利益90%減に修正 子会社で減損計上
 NOK<7240.T>が反落。同社は17日に、19.3期通期の連結営業利益予想を従来の266億円から230億円(前の期比51.1%)に引き下げると発表した。同じく純利益は従来の170億円から35億円(前の期比10.0%)と大幅減の見込みだ。
 連結子会社の日本メクトロンにおいて固定資産の減損を実施したことから146億円を特別損失として計上したことが影響した。

★9:02  グレイステクノロジー-4日続伸 前期営業益2割増と報道 従来予想を小幅に上回る
 グレイステクノロジー<6541.T>が4日続伸。18日付の日本経済新聞朝刊で、2019年3月期の単独営業利益は前の期比2割増の5億円強になったようだと報じられた。
 記事によれば、従来予想を小幅に上回る。企業の働き方改革などを追い風に、大手の電機メーカーの工場や金融機関向けにマニュアルの販売を伸ばしたという。20年3月期の業績見通しは増収増益になりそうだとしている。

★9:03  ヒロセ通商-買い気配 3月営業収益10億2900万円 2月から大幅に増加
 ヒロセ通商<7185.T>が買い気配。同社は17日、3月の営業収益が10億2900万円(前年同月は8億9600万円)だったと発表した。2月の営業収益は5億7600万円だったので大幅に増加した。顧客口座数は48万2827口座と、4月より2443口座増加した。


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