前場コメント No.3 ディスコ、デンソー、テリロジー、アドソル日進、日本電産など
★9:02 ディスコ－ＪＰモルガンが「Neutral」へ引き上げ ハイエンド投資がサポートする
ディスコ<6146.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、ASMLの決算から、2020年に向けたハイエンド投資がSPEセクターをサポートすると予想。投資判断を「Underweight」→「Neutral」、目標株価を12000円→20000円と引き上げた。
これまで19年度予想EPSに対し、ＪＰＭではPER17.0倍と予想していた。高マーケットシェア、高収益性、強固なバランスシートおよび製品用途拡大に対するプレミアムを予想し、2019年度ブルームバーグベースグローバルセクター平均12.7倍に対して4.3ptプレミアムを予想していたが、最もリードタイムが長い前工程装置リソグラフィートップのASMLの2019 年下期の業績が増加する見通しが改めて示されたことで、逆にリードタイムが3カ月前後と短い後工程装置メーカーの業績が、2019年下期から2020年上半期に回復する可能性が高まってきたとの見方を示した。
ディスコ<6146.T>が続伸。ＪＰモルガン証券では、ASMLの決算から、2020年に向けたハイエンド投資がSPEセクターをサポートすると予想。投資判断を「Underweight」→「Neutral」、目標株価を12000円→20000円と引き上げた。
これまで19年度予想EPSに対し、ＪＰＭではPER17.0倍と予想していた。高マーケットシェア、高収益性、強固なバランスシートおよび製品用途拡大に対するプレミアムを予想し、2019年度ブルームバーグベースグローバルセクター平均12.7倍に対して4.3ptプレミアムを予想していたが、最もリードタイムが長い前工程装置リソグラフィートップのASMLの2019 年下期の業績が増加する見通しが改めて示されたことで、逆にリードタイムが3カ月前後と短い後工程装置メーカーの業績が、2019年下期から2020年上半期に回復する可能性が高まってきたとの見方を示した。
★9:03 デンソー－続伸 電動化技術の収益貢献に期待 「買い」へ引き上げ
デンソー<6902.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、電動化技術の収益貢献に期待。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を5700円→6000円と引き上げた。
同社は車両の電動化に対応したインバーターの拡販、先進安全製品のADASの拡販などにより、他の部品メーカーを上回る潜在的な台当たり成長力を有すると考えられる。一方で、そのビジネスチャンスをつかむためには先行的な研究開発投資を今こそ積極化すべきタイミングと指摘。今来期にかけた収益性の改善はやや停滞する見込み。しかし、21.3期にかけてはトヨタ向けインバーター納入シェアの拡大、トヨタが提携する完成車メーカーへのHEVデバイスの供給拡大など、電動化技術がデンソーの収益に本格貢献するタイミングを迎えると期待するとした。
デンソー<6902.T>が続伸。ゴールドマン・サックス証券では、電動化技術の収益貢献に期待。投資判断を「中立」→「買い」、目標株価を5700円→6000円と引き上げた。
同社は車両の電動化に対応したインバーターの拡販、先進安全製品のADASの拡販などにより、他の部品メーカーを上回る潜在的な台当たり成長力を有すると考えられる。一方で、そのビジネスチャンスをつかむためには先行的な研究開発投資を今こそ積極化すべきタイミングと指摘。今来期にかけた収益性の改善はやや停滞する見込み。しかし、21.3期にかけてはトヨタ向けインバーター納入シェアの拡大、トヨタが提携する完成車メーカーへのHEVデバイスの供給拡大など、電動化技術がデンソーの収益に本格貢献するタイミングを迎えると期待するとした。
★9:04 テリロジー－買い気配 ネクス・ソリューションズと国産RPAツールの販売代理店契約
テリロジー<3356.T>が買い気配。同社は4月17日大引け後に、ネクス・ソリューションズ（東京都港区）と自社開発の国産RPA（Robotic Process Automation）ツール「EzAvater」の販売代理店契約を締結したと発表した。
今回の契約締結に伴い、ネクス・ソリューションズの中部・関西・九州の販売網を活かした業務・ITコンサルテーションから運用までの一貫したワンストップサービスの中にEzAvaterが加わるとした。
テリロジー<3356.T>が買い気配。同社は4月17日大引け後に、ネクス・ソリューションズ（東京都港区）と自社開発の国産RPA（Robotic Process Automation）ツール「EzAvater」の販売代理店契約を締結したと発表した。
今回の契約締結に伴い、ネクス・ソリューションズの中部・関西・九州の販売網を活かした業務・ITコンサルテーションから運用までの一貫したワンストップサービスの中にEzAvaterが加わるとした。
★9:04 アドソル日進－3日ぶり反発 前期最終益の上方修正と増配を発表 独自ソリューションが堅調
アドソル日進<3837.T>が3日ぶり反発。同社は17日に、19.3期通期の純利益予想を従来の6.5億円から6.8億円（前期比23.0％増）へと引き上げると発表した。増収効果に加え、IoTセキュリティなどの同社独自ソリューションが堅調に推移しており、前回予想を上回り、過去最高利益を更新する見込みとなった。
併せて、19.3期の期末配当予想を15円→16円（前期は11円）に修正することも発表した。年間配当は26円→27円（前期は21円）となる。
アドソル日進<3837.T>が3日ぶり反発。同社は17日に、19.3期通期の純利益予想を従来の6.5億円から6.8億円（前期比23.0％増）へと引き上げると発表した。増収効果に加え、IoTセキュリティなどの同社独自ソリューションが堅調に推移しており、前回予想を上回り、過去最高利益を更新する見込みとなった。
併せて、19.3期の期末配当予想を15円→16円（前期は11円）に修正することも発表した。年間配当は26円→27円（前期は21円）となる。
★9:04 日本電産－岩井コスモが目標株価引き上げ モーターと制御装置をモジュール化へ
日本電産<6594.T>が3日ぶり反発。岩井コスモ証券では、オムロンの自動車制御装置子会社の買収で、同社のモーターと制御装置をモジュール化へとコメント。投資判断「A」を継続、目標株価を14100円→19000円と引き上げた。
同社は4月16日付けでオムロンの子会社で車載電装部品（インパネやパワーウィンドのスイッチ、電動パワステの制御システム、3D-LiDAR（超短波長のテラ波を断続的に照射する近距離用レーダー））を手掛けるオムロンオートモーティブエレクトロ二クスを子会社化すると発表。オムロン車載事業の18.3期業績は売上高1332億円、事業利益が58億円（利益率4％強）。従って、買収による直接的なインパクトは大きくないが、同社のモーターとオムロンオートモーティブエレクトロ二クス社の制御装置を組み合わせることで製品をモジュール化でき、高い付加価値が狙えるとされる。
今までの単品売りでも同社は競争力があったが、制御装置を組み込み、システムとして販売することで、優位性を盤石にしたいもよう。特に中国では、デジタル家電同様に車も部品の組み合わせで作られると見られ、ノウハウがない会社へのモジュール提供も狙っていると見られるとした。
日本電産<6594.T>が3日ぶり反発。岩井コスモ証券では、オムロンの自動車制御装置子会社の買収で、同社のモーターと制御装置をモジュール化へとコメント。投資判断「A」を継続、目標株価を14100円→19000円と引き上げた。
同社は4月16日付けでオムロンの子会社で車載電装部品（インパネやパワーウィンドのスイッチ、電動パワステの制御システム、3D-LiDAR（超短波長のテラ波を断続的に照射する近距離用レーダー））を手掛けるオムロンオートモーティブエレクトロ二クスを子会社化すると発表。オムロン車載事業の18.3期業績は売上高1332億円、事業利益が58億円（利益率4％強）。従って、買収による直接的なインパクトは大きくないが、同社のモーターとオムロンオートモーティブエレクトロ二クス社の制御装置を組み合わせることで製品をモジュール化でき、高い付加価値が狙えるとされる。
今までの単品売りでも同社は競争力があったが、制御装置を組み込み、システムとして販売することで、優位性を盤石にしたいもよう。特に中国では、デジタル家電同様に車も部品の組み合わせで作られると見られ、ノウハウがない会社へのモジュール提供も狙っていると見られるとした。
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