前場コメント No.6 グノシー、MKシステム、日亜鋼業、スズキ、エスクローAJなど
★9:10 グノシー-エースが目標株価引き下げ Gunosy AdsやADNW事業の成長が続くと予想
Gunosy<6047.T>が続落。エース経済研究所では、Gunosy AdsやADNW事業の成長が続くと予想し、投資判断「強気」を継続した。目標株価は3420円→3190円と引き下げた。
株価は下方修正を嫌気して下落しているが、エースでは広告宣伝費の積み増しは将来的な企業価値に対してポジティブに作用し、広告出稿基準の見直しの影響も一過性にとどまると見ているとした。広告宣伝費の積み増しは、『グノシー』がクーポン施策により、アクティブユーザーの活性化に成功し、再成長フェーズに入っているため、先行きの収益拡大につながると見られる。
広告基準の見直しには前例があり、前期3QにもGunosyAdsが減収に転じたが、4Qの運用体制の変更と新メディアの寄与で復調した。株価も4Q決算と同時期に底を打ち、18年7月安値1294円→12月高値3550円へ上昇が見られているとした。
Gunosy<6047.T>が続落。エース経済研究所では、Gunosy AdsやADNW事業の成長が続くと予想し、投資判断「強気」を継続した。目標株価は3420円→3190円と引き下げた。
株価は下方修正を嫌気して下落しているが、エースでは広告宣伝費の積み増しは将来的な企業価値に対してポジティブに作用し、広告出稿基準の見直しの影響も一過性にとどまると見ているとした。広告宣伝費の積み増しは、『グノシー』がクーポン施策により、アクティブユーザーの活性化に成功し、再成長フェーズに入っているため、先行きの収益拡大につながると見られる。
広告基準の見直しには前例があり、前期3QにもGunosyAdsが減収に転じたが、4Qの運用体制の変更と新メディアの寄与で復調した。株価も4Q決算と同時期に底を打ち、18年7月安値1294円→12月高値3550円へ上昇が見られているとした。
★9:10 MKシステム-続伸 クラウド人事労務システム「DirectHR」リリース
エムケイシステム<3910.T>が続伸。同社は17日に、企業向けクラウド人事労務システム「DirectHR」をリリースしたと発表した。
「DirectHR」は、企業の人事部・総務部の働き方改革を支援するため従業員が入社から退職までの間に必要となる申請処理を一元的にクラウドで管理できるシステムという。「DirectHR」により従業員はスマホやパソコンを使って気軽にいつでも人事部・総務部へ申請が可能となり、人事部・総務部は申請されたデータから雇用保険・社会保険の書類を簡単に準備することができるとしている。
エムケイシステム<3910.T>が続伸。同社は17日に、企業向けクラウド人事労務システム「DirectHR」をリリースしたと発表した。
「DirectHR」は、企業の人事部・総務部の働き方改革を支援するため従業員が入社から退職までの間に必要となる申請処理を一元的にクラウドで管理できるシステムという。「DirectHR」により従業員はスマホやパソコンを使って気軽にいつでも人事部・総務部へ申請が可能となり、人事部・総務部は申請されたデータから雇用保険・社会保険の書類を簡単に準備することができるとしている。
★9:11 日亜鋼業-大幅に3日続伸 前期営業益を22%増に修正 線材事業の収益性が改善
日亜鋼業<5658.T>が変わらずを挟み大幅に3日続伸。同社は17日、19.3期通期の連結営業益予想を従来の950億円から1150億円(前の期比22%増)に引き上げると発表した。同様に純利益は750億円から1000億円(前の期比31%増)に引き上げた。
海外子会社の生産休止による特別損失6億円を計上したものの、線材製品事業の収益改善が進んだこと、台風被害に対する保険金収入を特別利益に計上したことなどから、利益が計画を上回って着地した。
日亜鋼業<5658.T>が変わらずを挟み大幅に3日続伸。同社は17日、19.3期通期の連結営業益予想を従来の950億円から1150億円(前の期比22%増)に引き上げると発表した。同様に純利益は750億円から1000億円(前の期比31%増)に引き上げた。
海外子会社の生産休止による特別損失6億円を計上したものの、線材製品事業の収益改善が進んだこと、台風被害に対する保険金収入を特別利益に計上したことなどから、利益が計画を上回って着地した。
★9:12 スズキ-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 20.3期下期の業績回復を想定
スズキ<7269.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今20.3期下期の業績回復を想定するとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は7000円→6300円と引き下げた。
今20.3期は日本の販売台数予想を引き下げるほか、インドの販売回復時期を下期に後ろ倒しとした。営業利益が4000億円に近づくのは、従来想定したより1年後ろ倒しとなるが、本年3Q以降の売上高、営業利益は成長ペースに回帰すると予想。
インドの新車販売は、まだ水準は低いものの3月の小売は2月比で回復。総選挙後は、消費者心理の改善がある程度は見込めるうえ、2020年4月から導入されるBS6導入前の駆け込み需要も想定される。今20.3期下期のインドの販売回復、および今20.3期の利益水準を鑑みれば、現状の株価はアップサイドが大きいと考えているとした。
スズキ<7269.T>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今20.3期下期の業績回復を想定するとし、投資判断「Overweight」を継続した。目標株価は7000円→6300円と引き下げた。
今20.3期は日本の販売台数予想を引き下げるほか、インドの販売回復時期を下期に後ろ倒しとした。営業利益が4000億円に近づくのは、従来想定したより1年後ろ倒しとなるが、本年3Q以降の売上高、営業利益は成長ペースに回帰すると予想。
インドの新車販売は、まだ水準は低いものの3月の小売は2月比で回復。総選挙後は、消費者心理の改善がある程度は見込めるうえ、2020年4月から導入されるBS6導入前の駆け込み需要も想定される。今20.3期下期のインドの販売回復、および今20.3期の利益水準を鑑みれば、現状の株価はアップサイドが大きいと考えているとした。
★9:13 エスクローAJ-東海東京が目標株価引き下げ サービス利用には時間を要しよう
エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>が続落。東海東京調査センターでは、事業環境は良好も、サービス利用には時間を要しようとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は450円→300円と引き下げた。
主要顧客は金融機関、建設・不動産、士業。超低金利水準が長期化する中、金融機関においては、業務改革の動きがある。また、建設・不動産業界は働き方改革の中、長時間労働の是正が迫られる。同社サービスへの潜在的需要は強いとみられる。
一方で顧客の中では、同社のサービスを導入しても本格的稼働までに時間を要する傾向がある。今20.2期の東海東京予想は売上高が37億円(前年比19.1%増)、営業利益が5億円(同40.3%増)。業績は回復傾向をたどるものの、計画には届かないとみられる。システム稼動やサービス利用が計画より遅れる見通しとした。
エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>が続落。東海東京調査センターでは、事業環境は良好も、サービス利用には時間を要しようとコメント。レーティング「Neutral」を継続、目標株価は450円→300円と引き下げた。
主要顧客は金融機関、建設・不動産、士業。超低金利水準が長期化する中、金融機関においては、業務改革の動きがある。また、建設・不動産業界は働き方改革の中、長時間労働の是正が迫られる。同社サービスへの潜在的需要は強いとみられる。
一方で顧客の中では、同社のサービスを導入しても本格的稼働までに時間を要する傾向がある。今20.2期の東海東京予想は売上高が37億円(前年比19.1%増)、営業利益が5億円(同40.3%増)。業績は回復傾向をたどるものの、計画には届かないとみられる。システム稼動やサービス利用が計画より遅れる見通しとした。
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