前場コメント No.7 ルネサンス、TOKAI、トランザクション、メガチップス、カヤックなど

2019/04/19(金) 11:30
★9:15  小森コーポレーション-続伸 海外で複数台の銀行券印刷設備受注 受注金額110億円
 小森コーポレーション<6349.T>が変わらず挟み続伸。同社は18日に、4カ国から複数台の銀行券印刷設備を受注したと発表した。
 発注者はフランス・Banque de France、 インドネシア・ペルンペルリ、中国・CBPMC、インド・SPMCILで、受注内容は銀行券印刷設備(オフセット機、凹版機、番号機、番号コーター機)複数台。これらを含む、証券印刷機カテゴリーの昨年末から2019年3月までの受注金額は約110億円となっている。

★9:15  ルネサンス-3日ぶり反発 前期営業益6%減と報道も悪材料出尽くし
 ルネサンス<2378.T>が3日ぶり反発。19日付の日本経済新聞朝刊で、2019年3月期は連結営業利益が前の期に比べて6%減の38億円程度になったもようだと報じられた。
 記事によれば、従来予想は6%増の43億円だったが、一転して減益になる。24時間営業のジムなどの台頭で既存店の売り上げが伸びず、新業態の開発のための先行投資もかさんだとしている。しかし、市場予想は42億円と会社予想を下回っており、下振れは想定済み。悪材料出尽くしとの見方から買いが入っている。

★9:16  TOKAI-4日ぶり反発 TOKAI COMがAWSパブリックセクターパートナーに認定
 TOKAIホールディングス<3167.T>が4日ぶり反発。同社は18日に、子会社であるTOKAIコミュニケーションズ(以下、TOKAI COM)が、アマゾン ウェブサービス(以下、AWS)のパートナー制度「AWS Partner Network」において、「AWS パブリックセクターパートナー」認定を取得したと発表した。
 AWSパブリックセクターパートナーは、AWSのテクノロジーによって行政機関、教育機関、非営利組織等に貢献するパートナーを認定する制度という。公共分野におけるTOKAI COMのAWS導入実績が評価されたとしている。
 併せて、TOKAI COMが総合行政ネットワークに対応した自治体向けの電子データ交換(EDI)サービス「JFT-LGWAN」の提供を開始することも発表した。

★9:20  トランザクション-TIWが「1」継続 次世代タバコで新製品を積極投入
 トランザクション<7818.T>が大幅反発。投資情報会社のTIWでは、次世代タバコで新製品を積極投入と注目。投資評価「1(Buy)」を継続した。目標株価は1500円(19.8期予想PER30倍)。
 同社は4月16日に、今19.8期2Q決算説明会を開催。TIWが懸念していた次世代タバコにおける小売事業の停滞は、製品価格低下による構造的要因であるが、結果的に販路が拡大して卸売りの拡大が見込める。店舗が不採算化した場合、順次閉鎖する方針であることを確認。3Q業績は次世代タバコの新製品が投入される効果から、期待値を高くもってよさそうとした。

★9:23  メガチップスやホシデン-急騰 任天堂「スイッチ」がテンセント通じ中国進出との報道で思惑
 メガチップス<6875.T>やホシデン<6804.T>が急騰。ロイターが18日に、中国の広東省当局が、テンセントが任天堂の「ニンテンドースイッチ」をゲームソフト「NewスーパーマリオブラザーズUデラックス」のテスト版とともに流通させることを認可したと報じたことが手がかり。メガチップスは任天堂向けが主体、ホシデンはゲーム機関連で任天堂向けの比率が高い。今後の業績拡大を期待した買いが入っているもよう。

★9:23  カヤック-続落 TVアニメの新作ゲームアプリ『進撃の巨人 TACTICS』配信開始
 カヤック<3904.T>が続落。同社は4月18日大引け後に、ディー・エヌ・エー<2432.T>とともに、TVアニメ『進撃の巨人』(原作・諫山創氏、講談社)の新作スマートフォン向けゲーム『進撃の巨人 TACTICS』の配信を開始したと発表した。
 TVアニメ『進撃の巨人』の駆逐シミュレーションRPG。プレイヤーは「エレン・イェーガー」や「ミカサ・アッカーマン」、「アルミン・アルレルト」といったキャラクターを操作し、人類の存亡を懸けた戦いに挑むという内容。


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