前場コメント No.10 スクウェアエニックス、JAL、バンダイナムコ、デンカ、JR東海など

2019/04/19(金) 11:30
★9:49  スクウェアエニックス-反発 RPG「ラストイデア」の正式サービス開始
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>が3日ぶり反発。同社傘下のスクウェア・エニックス(東京都新宿区)は4月18日大引け後に、スマートフォン向け新作トレジャーハンティングRPG「ラストイデア」の正式サービスを同日より開始したと発表した。
 新米トレジャーハンターである主人公が、記憶を失った謎の少女ルクレシアや多くの仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて大きな陰謀の渦へと巻き込まれていく王道冒険ファンタジーと、スマートフォン操作で手軽にハック&スラッシュ体験が可能なシステム「スマコマ」を搭載した爽快かつ直観的なアクションバトルが楽しめるトレジャーハンティングRPG。

★9:54  JAL-SMBC日興が「2」へ引き下げ 2020年度までは費用の重いステージが続こう
 日本航空<9201.T>が4日続落。SMBC日興証券では、2020年度までは費用の重いステージが続こうとコメント。投資評価を「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」、目標株価を4400円→4000円と引き下げた。
 これまでは自己株取得の蓋然性やバリュエーションの相対的な割安感を理由に、目標株価算出時に若干のプレミアムを付与していた。しかし、相対的なバリュエーションギャップが縮小したことから、今回からプレミアムを付与しないことに変更。ファンダメンタルズ面での認識については、21.3期における需給悪化リスクが懸念材料であり、需給悪化リスクの局面に近づきつつあると考え、投資評価を引き下げるとした。

★9:59  バンダイナムコ-大和が目標株価引き上げ 安定した利益成長と株価水準の上昇を想定
 バンダイナムコホールディングス<7832.T>が3日ぶり反発。大和証券では、安定した利益成長と株価水準の上昇を想定。投資判断「1(買い)」を継続、目標株価は4040円→5750円と引き上げた。
 前19.3期から来21.3期にかけて、大和では同社の売上高成長率を前期比+5.2%→▲2.6%→+0.5%、営業利益成長率を同+8.0%→+9.3%→+4.5%と予想。ゲームセクター内において相対的にアウトパフォームする状況は当面続くと判断。カタリストとして注目されるのは、E3期間中におけるパッケージゲームソフトウェアのタイトル公表や、40周年(ただし、プラモデルの40周年は2020年)を迎えたガンダム関連のイベントであるとした。

★10:02  デンカ-大和が目標株価引き下げ 19年度以降は高い増益率を予想
 デンカ<4061.T>が小高い。大和証券では、19年度以降は高い増益率を予想するとし、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続した。目標株価は4700円→3870円と引き下げた。
 19年度の営業利益は375億円(前年比15%増)を予想。エラストマー・機能樹脂、電子・先端Pが増益に転じる見込み。前者では機能樹脂が若干減益となりそうだが、米寒波やSM定修の影響が一巡する見通し。後者ではアセチレンブラック(AB)や球状アルミナ、放熱基板の成長持続と、溶融シリカの下げ止まりを見込むとした。20年度、21年度は前期比10%強の営業増益と高成長が続くと予想。電子・先端Pの利益成長が加速し、ライフイノベーションではsd-LDLコレステロール測定試薬の拡販効果が徐々に出てくる見通しとした。

★10:03  JR東海-底堅い 20年春ダイヤ改正で東京~新大阪「のぞみ」を1時間に最大12本へ
 JR東海(東海旅客鉄道)<9022.T>が底堅い。同社は4月18日、2020年春のダイヤ改正において、東京~新大阪間の東海道新幹線「のぞみ」の運転本数を現在の1時間に最大10本から12本に拡大すると発表した。
 来春、全列車が最高速度285キロのN700系に統一されることや自動ブレーキの技術改良で可能になったため。ひかり2本、こだま3本は維持するとした。のぞみの増発は新大阪駅の改良工事完了によって、14年春に1時間当たり9本から10本になって以来としている。


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