前場コメント No.3 アクロディア、島精機製作所、神田通信機、京都銀行、ジーエヌアイなど

2019/04/22(月) 11:30
★9:03  アクロディア-買い気配 OleStars社と業務提携を発表
 アクロディア<3823.T>が買い気配。同社は19日、OleStars OU社との業務提携を発表した。
 OleStars社はブロックチェーン技術を用いた独自トークンを活用し、アーティスト活動の支援を推進するプロジェクトを運営している。同プロジェクトにおいて、アクロディア側はプラットフォームのサーバソフトウェアやスマートホン向けアプリの開発などについて、共同で展開する方針。

★9:03  島精機製作所-売り気配 前期営業益を下方修正 受注減による生産調整で売上総利益率悪化
 島精機製作所<6222.T>が売り気配。同社は19日に、19.3期通期の連結営業利益予想を従来の80.0億円から43.0億円(前の期比71.2%減)に引き下げると発表した。市場コンセンサスは75.6億円。
 世界経済の減速懸念によりアパレル生産動向に不透明感が増すなか、ユーザーの多くが設備投資を手控えたことで主力のコンピュータ横編機の売上高が回復には至らなかった。また、受注減にともない生産調整を行ったことで売上総利益率が悪化したことや、一部顧客の支払遅延に対応して貸倒引当金繰入額を増加させたことなども響く。
 併せて、従来未定としていた19.3期の期末配当予想を25円(前期は35円)にすることも発表した。年間配当は55円(前期は60円)となる。

★9:04  神田通信機-買い気配 前期最終益の上方修正と増配を発表 法人税等調整額を計上
 神田通信機<1992.T>が買い気配。同社は19日に、19.3期通期の連結純利益予想を従来の1.0億円から2.8億円(前期比85.4%増)へと引き上げると発表した。
 予定していた設備投資などに係る費用が20.3期に期ずれしたことや、繰延税金資産を計上することに伴って、法人税等調整額を△8800万円(△は利益)計上することが寄与する。
 併せて、19.3期の期末配当予想を50円→60円(前期は60円)に修正することも発表した。年間配当も同額となる。

★9:04  京都銀行-BofAMLが新規「UP」 低い資本効率と経営効率から過大評価が示唆される
 京都銀行<8369.T>が反落。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)では、低い資本効率と経営効率から過大評価が示唆されるとコメント。投資評価「アンダーパフォーム」、目標株価2840円として、カバレッジを開始した。
 同行の低い資本効率は、極めて高水準のCET1比率と低い総還元性向から明らか。そのため、ROEは引き続き同業の6.5%を下回る平均2.3%の水準にとどまると予想。資本効率の改善が株価上昇のリスクと指摘。
 社外取締役の割合がカバレッジ銀行の中で最も低く、ガバナンスの透明性が低いとみられる。これは経営陣が過大な長期政策保有株式の維持を選好し、含み益が時価総額を超えて膨らんでいることからも見て取れるとコメント。また、低利回りの公共セクター向け貸出が他行の3倍の規模に及ぶ資産構成も、低収益性につながる極めて高い経費率の要因となっている。ガバナンスの透明性が向上すれば利益も改善するとの見方を示した。

★9:04  ジーエヌアイ-大幅続伸 海外子会社が香港証券取引所へ上場申請
 ジーエヌアイグループ<2160.T>が大幅続伸。同社は19日に、子会社の北京コンチネント薬業(北京コンチネント)を事業主体とする英領ケイマン諸島籍子会社であるContinent Pharmaceuticalsが、香港証券取引所メインボード市場に上場申請を行ったと発表した。
 この申請については、19日時点において香港証券取引所による上場承認がなされたものではなく、今後の上場承認を保証するものでもない。また、Continent Pharmaceuticalsは、香港証券取引所による上場承認が得られた場合でも、同社グループなどの今後の状況、または株式市況などを理由として上場を取りやめる場合があるとしている。


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