〔Market Flash〕素材では中国向けに強い企業が恩恵を受ける可能性~野村

2019/04/23(火) 12:49
【12:45】素材では中国向けに強い企業が恩恵を受ける可能性~野村  野村証券の素材マンスリーリポートでは、19年度も底堅い業績が期待できる紙パルプ、セメント、石油(鉱業)、商社を注目セクターとする見方を不変としている。中国で3月のPMIや住宅着工が改善していることなどから、短期的に中国向け需要が上振れる可能性もあるとみている。同観点からは中国向け塗料に強い日本ペイント(4612)や、MDIや塩ビなどを中国アジアで展開している東ソー(4042)、中国で化粧品を販売している資生堂(4911)やコーセー(4922)などが、短期業績で恩恵を受ける可能性があると考えている。 【10:45】史上最高値に接近した米国株には買い疲れ感も台頭~みずほ  みずほ証券のテクニカルリポートでは米国株について考察している。米主要3指数は史上最高値に接近しているが、やや買い疲れ感も台頭していると指摘。今週から来週にかけては決算発表や経済指標の発表が相次ぐことから、売り買いが交錯すると想定している。3指数のいずれかが高値を更新する可能性はあるものの、過度な期待が後退していることから上値も限定的と判断しており、史上最高値を上値として意識しながら乱高下を伴い、もみ合い状態になる展開を予想している。 【10:10】MSCI半期見直し 日本スタンダード指数は3増3減と予想~SMBC日興  SMBC日興証券ではMSCIが5月に行う構成銘柄の半期見直しに関して、MSCIのルールに従って銘柄入れ替えの予想を行っている。MSCI Japan スタンダード指数では、ペプチドリーム(4587)、GMOペイメント(3769)、アドバンテスト(6857)の3銘柄の採用と、高島屋(8233)、山口FG(8418)、DeNA(2432)の3銘柄の削除を予想している。なお、今回は日本時間の5月14日早朝に変更内容が公表され、5月28日引けで実施される予定となっている。 【9:35】自動車部品は差別化要因を有する会社に注目~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では自動車部品セクターに関して、19.3期は四輪車生産がトヨタ(7203)を除き低調な上に、二輪車生産も3月は新興国が低調であったことから、計画未達の会社が散見されると予想している。20.3期は日系メーカーの自動車生産台数は北米低調などで微増にとどまると予想している。110円/ドル前提でも減益ガイダンスの会社が随所に見られる可能性があると指摘しており、「拡販」、「再興」、「ディフェンシブ」など個別の差別化要因を有する会社に強気のスタンスを採るべきとコメント。個別では、収益モメンタムの復調が鮮明なショーワ(7274)をトップピックとしており、豊田合成(7282)にも安心感があると考えている。 【8:45】寄り前気配はネクソン、淀川鋼、キヤノンMJ、アイカ工が高い気配値  主力株の寄り前気配では、ネクソン(3659) +7.91%、淀川鋼(5451) +5.72%、キヤノンMJ(8060) +5.12%、アイカ工(4206) +4.98%、阿波銀(8388) +4.81%、アステラス薬(4503) +3.69%、ミスミG(9962) +3.45%、日光電(6849) +3.42%、シチズンHD(7762) +3.26%、山合銀(8381) +3.00%などが高い気配値。  一方、八十二(8359) -8.60%、浜ゴム(5101) -8.14%、東海理化(6995) -7.95%、コクヨ(7984) -7.80%、いすゞ(7202) -4.11%、スギHD(7649) -3.81%、住友林(1911) -3.56%、豊田織機(6201) -3.38%、エクセディ(7278) -3.30%、エア・ウォー (4088) -3.30%などが安い気配値となっている。
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