後場コメント No.2 ネクストジェン、ＡＢＣマート、ミヨシ油脂、ニコン、キヤノンなど
★12:39 ファストリ－ドイツ証が「Hold」へ引き下げ UNIQLOの世界展開は続くも株価上昇で
ファーストリテンリング<9983.T>が続落。ドイツ証券では、UNIQLOの世界展開は続くとみるも、株価がおおむね算定水準に達したため、レーティングを「Buy」→「Hold」と引き下げた。目標株価は64000円→68000円と引き上げた。
業績予想は微修正にとどめるとし、UNIQLOの世界展開が業績成長をけん引するとの見方に変更はないとした。国内ユニクロは秋冬物の在庫調整の影響で今19.8期上期は営業減益となったが、下期からは増益に転じる見通し。海外ユニクロは中国、東南アジア、ロシアなどを中心に業績拡大が続いている点を確認。好調な株価パフォーマンスを受け、レーティングは引き下げるとした。
ファーストリテンリング<9983.T>が続落。ドイツ証券では、UNIQLOの世界展開は続くとみるも、株価がおおむね算定水準に達したため、レーティングを「Buy」→「Hold」と引き下げた。目標株価は64000円→68000円と引き上げた。
業績予想は微修正にとどめるとし、UNIQLOの世界展開が業績成長をけん引するとの見方に変更はないとした。国内ユニクロは秋冬物の在庫調整の影響で今19.8期上期は営業減益となったが、下期からは増益に転じる見通し。海外ユニクロは中国、東南アジア、ロシアなどを中心に業績拡大が続いている点を確認。好調な株価パフォーマンスを受け、レーティングは引き下げるとした。
★12:43 ネクストジェン－一時プラス転換 丸紅情報システムズのオムニスを音声認識サービスとして提供
ネクストジェン<3842.T>が一時プラス転換。同社は23日11時に、丸紅情報システムズの「MSYSOmnis」（エムシスオムニス）を音声認識サービス「U3 COGNIOmnis」（ユーキューブコグニオムニス）として提供すると発表した。
音声認識によるテキスト化に加えて要約・FAQ・分析などのオプションサービスを具備することにより、更に幅広いユーザーのニーズに対応できる様になるとのこと。株価は発表後にプラス圏に浮上する場面もあったが、買いが続かず失速している。
ネクストジェン<3842.T>が一時プラス転換。同社は23日11時に、丸紅情報システムズの「MSYSOmnis」（エムシスオムニス）を音声認識サービス「U3 COGNIOmnis」（ユーキューブコグニオムニス）として提供すると発表した。
音声認識によるテキスト化に加えて要約・FAQ・分析などのオプションサービスを具備することにより、更に幅広いユーザーのニーズに対応できる様になるとのこと。株価は発表後にプラス圏に浮上する場面もあったが、買いが続かず失速している。
★12:44 ＡＢＣマート－ドイツ証が目標株価引き下げ 国内+海外で安定成長が続いている
エービーシー・マート<2670.T>がもみ合い。ドイツ証券では、国内+海外で安定成長が続いていると判断し、レーティング「Hold」を継続した。目標株価は6800円→6700円と引き下げた。
業績予想と目標株価を微修正。基本的な見方に変更はなし。国内は高効率な靴小売事業の業績拡大が続く一方で、出店余地は着実に狭まってきている。こうした中で、同社は商品面でアパレルの拡大、業態ではネット販売の強化に取り組んでいる。ドイツ証では、会社の取り組みの成果もあり、安定成長と最高益更新の継続は可能との見方を示した。
エービーシー・マート<2670.T>がもみ合い。ドイツ証券では、国内+海外で安定成長が続いていると判断し、レーティング「Hold」を継続した。目標株価は6800円→6700円と引き下げた。
業績予想と目標株価を微修正。基本的な見方に変更はなし。国内は高効率な靴小売事業の業績拡大が続く一方で、出店余地は着実に狭まってきている。こうした中で、同社は商品面でアパレルの拡大、業態ではネット販売の強化に取り組んでいる。ドイツ証では、会社の取り組みの成果もあり、安定成長と最高益更新の継続は可能との見方を示した。
★12:44 ミヨシ油脂－後場急騰 特別利益5億円計上 19.12期2Q純利益76％増
ミヨシ油脂<4404.T>が後場急騰。同社は23日12時、19.12期2Q決算において、連結子会社のミヨシ商事が保有資産売却による特別利益5.4億円を計上したと発表した。
併せて、19.12期2Qの連結純利益予想を従来の3.4億円から7.2億円（前年同期比76.5%増）に引き上げると発表した。同様に通期純利益も7.7億円から11.5億円（前期比67.1％増）に引き上げた。
ミヨシ油脂<4404.T>が後場急騰。同社は23日12時、19.12期2Q決算において、連結子会社のミヨシ商事が保有資産売却による特別利益5.4億円を計上したと発表した。
併せて、19.12期2Qの連結純利益予想を従来の3.4億円から7.2億円（前年同期比76.5%増）に引き上げると発表した。同様に通期純利益も7.7億円から11.5億円（前期比67.1％増）に引き上げた。
★12:49 ニコン－ドイツ証が目標株価引き下げ 厳しい20.3期業績を予想
ニコン<7731.T>が小高い。ドイツ証券では、厳しい今20.3期業績を予想。レーティング「Hold」を継続、目標株価は1700円→1500円と引き下げた。
同社を取り巻く事業環境は厳しさを増している。レンズ交換式カメラ（ILC）はスマートフォンのカメラ複眼化の影響を受け、今後さらに縮小していく見通し。前19.3期に業績をけん引したFPD露光装置もG8/G6で市場縮小とシェアの減少に見舞われ、大きく減益となる見通し。今20.3期営業利益はコンセンサスを大きく下回る可能性があり、短期的には株価の下押し圧力がかかる可能性があるとした。
ニコン<7731.T>が小高い。ドイツ証券では、厳しい今20.3期業績を予想。レーティング「Hold」を継続、目標株価は1700円→1500円と引き下げた。
同社を取り巻く事業環境は厳しさを増している。レンズ交換式カメラ（ILC）はスマートフォンのカメラ複眼化の影響を受け、今後さらに縮小していく見通し。前19.3期に業績をけん引したFPD露光装置もG8/G6で市場縮小とシェアの減少に見舞われ、大きく減益となる見通し。今20.3期営業利益はコンセンサスを大きく下回る可能性があり、短期的には株価の下押し圧力がかかる可能性があるとした。
★12:56 キヤノン－ドイツ証が目標株価引き下げ 相対的に安心感のある事業ポートフォリオ
キヤノン<7751.T>がもみ合い。ドイツ証券では、相対的に安心感のある事業ポートフォリオとみて、レーティング「Hold」を継続した。目標株価は3400円→3000円と引き下げた。
4月18日の日経新聞の観測記事（19.12期営業利益ガイダンス2700億円強、1Qは400億円強）に近い水準へ、業績予想を下方修正。レンズ交換式カメラ（ILC）はスマートフォンのカメラ複眼化を受け、今後さらに縮小していく見通し。一方で、プリンティングデバイスはリカーリングビジネスとして緩やかな縮小にとどまる見通し。カメラ競合のニコンに比べてビジネスの継続性は高く、1株あたり160円の配当金も当面は持続可能と判断。配当利回りによる株価の下支えも考えられるとした。
キヤノン<7751.T>がもみ合い。ドイツ証券では、相対的に安心感のある事業ポートフォリオとみて、レーティング「Hold」を継続した。目標株価は3400円→3000円と引き下げた。
4月18日の日経新聞の観測記事（19.12期営業利益ガイダンス2700億円強、1Qは400億円強）に近い水準へ、業績予想を下方修正。レンズ交換式カメラ（ILC）はスマートフォンのカメラ複眼化を受け、今後さらに縮小していく見通し。一方で、プリンティングデバイスはリカーリングビジネスとして緩やかな縮小にとどまる見通し。カメラ競合のニコンに比べてビジネスの継続性は高く、1株あたり160円の配当金も当面は持続可能と判断。配当利回りによる株価の下支えも考えられるとした。
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