後場コメント No.3 日産化学、蝶理、TDK、イズミ、イオレなど

2019/04/23(火) 15:00
★13:02  電通-小高い 「Fitbit Inner Activation Program」をフィットビットと開発
 電通<4324.T>が小高い。同社は4月23日午前、フィットビット・ジャパン(東京都渋谷区)の協力により、フィットネスウェアラブルデバイスから得られる従業員の活動データを活用して、健康経営を支援する「Fitbit Inner Activation Program」を開発したと発表した。
 プログラム開発の背景には、働き方改革や睡眠時間に対する意識の高まり、企業と従業員の関係性の変化に伴う企業内コミュニケーション需要の拡大があるとした。電通は「バイタリティデザインプロジェクト」の一環としてFitbitを実際に導入しており、その活用を通じて得た知見と、顧客企業のイノベーション創出を支援する社内専門組織「電通ビジネスデザインスクエア」が培ってきたノウハウを掛け合わせることで、健康経営や企業内コミュニケーションの活性化に資するプログラムの開発に至ったとした。

★13:08  日産化学-もみ合い 自己株式100万株を消却へ 割合は0.67%
 日産化学<4021.T>がもみ合い。同社は23日13時に、自己株式100万株を5月10日に消却すると発表した。消却前の発行済み株式総数に対する割合は0.67%。

★13:09  蝶理-後場上げ幅拡大 今期営業益3%増見込む 前期は11%増益着地
 蝶理<8014.T>が後場上げ幅拡大。同社は23日13時に、20.3期の連結営業利益予想を83.0億円(前期比3.1%増)と発表した。中期経営計画「Chori Innovation Plan 2019」の最終年度として、さらにグローバル化・連結充実の諸施策を強化するとしている。
 また、19.3期の連結営業利益は80.5億円(前の期比11.4%増)だった。繊維事業が、海外における素材および衛材分野が堅調に推移したことにくわえ、アパレル分野の構造改革の進ちょくにより、増益となった。また、化学品事業が、無機ファイン、電子材料関連分野や中国事業が好調に推移したことなどにより、増益となったことも寄与した。
 併せて、19.3期の期末配当を28円→34円(前期は36円)にすることも発表した。年間配当は54円→60円(前期は59円)となる。

★13:10  TDK-CSが目標株価引き上げ 緩やかな増益基調が続くと予想
 TDK<6762.T>が小高い。クレディ・スイス証券では、不採算・赤字事業の改善を中心に、緩やかな増益基調が続くと予想。投資評価「NEUTRAL」を継続も、目標株価は9300円→10600円と引き上げた。
 CSの営業利益予想を前19.3期1073億円から1094億円、今20.3期を1289億円から1190億円、来21.3期を1463億円から1386億円へ変更。全体としては足元での在庫調整の長期化影響を織り込み、今20.3期以降を減額も、センサー事業ではTMRセンサーの拡大に加え、フラッグシップスマホ向けでの大気圧センサーの増加を織り込み、磁気応用ではスマホ向けの微細金属部品や磁石事業の赤字縮小など、不採算・赤字事業の収益改善を中心に車載用MLCCの改善も加わり、緩やかな増益を予想。また、二次電池事業は緩やかな増収増益、HDDヘッドは緩やかな減益を想定するとした。

★13:20  イズミ-大和が目標株価引き下げ 業績回復や中長期の成長性を評価する局面
 イズミ<8273.T>が3日続伸。大和証券では、業績回復、中長期の成長性を評価する局面として、投資判断「1(買い)」を継続した。目標株価は7400円→6500円と引き下げた。
 同社は中期経営計画(18~20年度)の見直しを発表、20年度連結の数値目標を営業収益8200億円(従来9000億円)、売上高営業利益率5.4%(同6.0%)に引き下げた。出店拡大よりも収益性を重視するもの。
 19年度連結ガイダンスは営業利益が前年度比6.0%増の374億円、当期利益が同3.4%減の227億円。営業増益のけん引役は単体、先行費用の一巡、既存店売上高の改善が寄与する。単体の既存店売上高前提は同+1.0%。当期利益の減少は特別損益悪化、前年の繰延税金資産計上の反動による。大和予想は小幅減額。19年度から営業増益トレンドに回帰し、20年度は当期利益の伸びが高まる見通しとした。

★13:34  イオレ-反発 採用管理システム「ジョブオレ」をリリース
 イオレ<2334.T>が反発。同社は4月23日13時に、採用活動を応援するための採用管理システム「ジョブオレ」の提供を開始したと発表した。
 「ジョブオレ」で作られた採用サイトならば、求職者はボタン1つで応募(エントリー)が可能。また、企業は専用の管理画面から応募・採用状況の分析、応募者情報の一元管理・CSVダウンロードができる(パート・アルバイトや正社員などの雇用形態ごと・職種ごと・エリアごとでの応募者管理が可能)。また、求人原稿の掲載・停止・変更も可能とした。


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