前場コメント No.9 キヤノン電子、群馬銀行、アクロディア、日本ゼオン、ウェルネットなど

2019/04/24(水) 11:30
★9:13  キヤノン電子-3日ぶり反発 1Q営業益26%減も悪材料出尽くし
 キヤノン電子<7739.T>が3日ぶり反発。同社は23日に、19.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は21.8億円(前年同期比26.4%減)だったと発表した。主力のコンポーネントが、スマホのカメラ機能の充実により厳しい状況が続いたことなどにより、減益となった。また、電子情報機器やその他が減益となったことも響いた。しかし株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。

★9:13  群馬銀行-三菱UFJMSが新規「Neutral」 理論株価は直近株価に近い水準
 群馬銀行<8334.T>がもみ合い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、理論株価は直近株価に近い水準と判断。投資判断「Neutral」、目標株価430円として、カバレッジを開始した。
 「Neutral」とする理由は、理論株価は直近株価に近くアップサイドが大きくないとみるため。将来業績にも不透明感が強く、15.3期から18.3期までの連結当期利益250億円超の水準への回復が見えるまで、株式市場での評価は上がりにくいと考えるとした。

★9:13  アクロディア-もみ合い ちとせ会館「渋谷肉横丁」の飲食店事業6店舗を取得へ
 アクロディア<3823.T>がもみ合い。同社は4月23日大引け後に、子会社で賃貸・飲食業などを展開する渋谷肉横丁(東京都新宿区)が、飲食店業の飲食店プロモーター(東京都渋谷区)より事業を譲り受けると発表した。渋谷区のちとせ会館「渋谷肉横丁」の飲食店事業6店舗を3000万円で、6月に取得する予定。

★9:14  めぶきFG-三菱UFJMSが新規「Neutral」 理論株価は直近株価に近い水準
 めぶきフィナンシャルグループ<7167.T>がもみ合い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、理論株価は直近株価に近い水準と判断。投資判断「Neutral」、目標株価280円として、カバレッジを開始した。
 「Neutral」とする理由は、当期利益は堅調な推移を予想するが、理論株価は直近株価に近くアップサイドが大きくないとみるため。筆頭株主である野村フィナンシャル・パートナーズ(2018年9月末時点の所有株式数割合:10.47%)による株式売り出しの有無やその時期も不透明であるとした。

★9:16  日本ゼオン-BofAMLが新規「買い」 電池材料や特殊ゴムなど成長余地は大きい
 日本ゼオン<4205.T>が反落。バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチ(BofAML)では、電池材料、LCD/OLED部材、特殊ゴムなど成長余地は大きいと判断。投資評価「買い」、目標株価1450円として、カバレッジを開始した。
 「買い」の投資論点は(1)EV(電気自動車)の拡大に伴うリチウムイオン電池バインダー材料の収益貢献期待、(2)中国メーカーのディスプレイ増強に合わせた光学フィルムの販売増、(3)特殊ゴムおよび化成品の増強投資の収益貢献化、(4)株価バリュエーションが過去のレンジと比較して割安である点。積極的な投資に加え、高度な技術力による高機能製品の開発が活発で、中長期的にもCNTやメディカル製品など期待できる製品が多いと注目。
 今後6カ月の株価カタリストは(1)2018年度本決算の好業績、(2)住友化学と事業統合しているS-SBRシンガポール拠点の合理化進展、(3)増強されるゼオノアフィルムの販売動向であるとした。

★9:19  ウェルネット-反発 「支払秘書」電子マネーチャージに筑波銀行の預金口座を登録可能
 ウェルネット<2428.T>が5日ぶり反発。同社は4月23日大引け後に、スマホ決済アプリ「支払秘書」の電子マネーチャージに、筑波銀行の預金口座を登録できるようにしたと発表した。これにより、筑波銀行の口座を保有している顧客が“支払秘書”の即時口座引き落としを利用できるとした。


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