前場コメント No.15 ファルコ、ＯＢＣ、デジタルガレージ、総合メディカル、三菱総合研究所など
★10:22 ファルコＨＤ－続伸 特損5億円計上も前期純利益予想を上方修正
ファルコホールディングス<4671.T>が続伸。同社は23日に19.3期通期の連結純利益予想を従来の5.0億円から6.5億円（前の期比61.7％減）に引き上げると発表した。
連結子会社であるファルコバイオシステムズ総合研究所で、19年2月に発生した火災による検査受注の減少が想定より少なかったことが影響した。
併せて、19.3期通期において、特別損失4.6億円を計上すると発表した。前述した火災による設備の撤去費用、減損費用などによるもの。
ファルコホールディングス<4671.T>が続伸。同社は23日に19.3期通期の連結純利益予想を従来の5.0億円から6.5億円（前の期比61.7％減）に引き上げると発表した。
連結子会社であるファルコバイオシステムズ総合研究所で、19年2月に発生した火災による検査受注の減少が想定より少なかったことが影響した。
併せて、19.3期通期において、特別損失4.6億円を計上すると発表した。前述した火災による設備の撤去費用、減損費用などによるもの。
★10:27 ＯＢＣ－野村が目標株価引き上げ 20.3期下期からソフト更新需要は減少へ転じる
オービックビジネスコンサルタント<4733.T>が続落。野村証券では、今20.3期下期からソフト更新需要は減少へ転じるとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は4200円→4300円と引き上げた。
前19.3期実績および今20.3期ガイダンスともに精彩を欠く内容。前19.3期営業利益は131億円（前の期比35％増益）とほぼ野村予想（132億円）通りだったが、会社計画に未考慮の業績賞与や一過性費用などが発生し、2月22日に上方修正した後の会社計画（135億円）を下回った。また、今20.3期営業利益計画は134億円（同2％増益）と微増益にとどまる見通し。
今20.3期は（1）主力製品のサポート終了や増税前の駆け込み需要などを考慮すると、ソフトウェアの更新需要は下期から減少サイクルに突入する、（2）賞与を含む一過性費用ははく落するものの、新卒増加に伴う人件費増などで、販管費は高止まりすると想定。これらの点を反映し、野村営業利益予想を下方修正するとした。
オービックビジネスコンサルタント<4733.T>が続落。野村証券では、今20.3期下期からソフト更新需要は減少へ転じるとみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は4200円→4300円と引き上げた。
前19.3期実績および今20.3期ガイダンスともに精彩を欠く内容。前19.3期営業利益は131億円（前の期比35％増益）とほぼ野村予想（132億円）通りだったが、会社計画に未考慮の業績賞与や一過性費用などが発生し、2月22日に上方修正した後の会社計画（135億円）を下回った。また、今20.3期営業利益計画は134億円（同2％増益）と微増益にとどまる見通し。
今20.3期は（1）主力製品のサポート終了や増税前の駆け込み需要などを考慮すると、ソフトウェアの更新需要は下期から減少サイクルに突入する、（2）賞与を含む一過性費用ははく落するものの、新卒増加に伴う人件費増などで、販管費は高止まりすると想定。これらの点を反映し、野村営業利益予想を下方修正するとした。
★10:31 デジタルガレージ－続伸 中国人向けに日本の魅力を紹介する「潮食日誌」制作・配信
デジタルガレージ<4819.T>が続伸。同社は4月23日大引け後に、中国人向けに日本の魅力を紹介する新番組「潮食日誌」の制作・配信を6月より開始すると発表した。
番組を動画プラットフォーム「抖音（Douyin）」と、中国最大のニュースアプリ「今日頭条（Jinri Toutiao）」の動画専用セクションにも採用されている「西瓜動画（Xigua Video）」にて配信。日本国内企業の中国向けプロモーションを支援するとした。
デジタルガレージ<4819.T>が続伸。同社は4月23日大引け後に、中国人向けに日本の魅力を紹介する新番組「潮食日誌」の制作・配信を6月より開始すると発表した。
番組を動画プラットフォーム「抖音（Douyin）」と、中国最大のニュースアプリ「今日頭条（Jinri Toutiao）」の動画専用セクションにも採用されている「西瓜動画（Xigua Video）」にて配信。日本国内企業の中国向けプロモーションを支援するとした。
★10:32 総合メディカル－野村が目標株価引き上げ 医療モール開発などで業績回復見込む
総合メディカルホールディングス<9277.T>がもみ合い。野村証券では、医療モール開発と薬局開設による業績回復を見込むとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2660円→2840円と引き上げた。
前19.3期は主に薬価・調剤報酬改定の影響で営業減益となったが、今20.3期は医療モール開発とモール併設型薬局で地域の処方箋応需および健康サポート機能を発揮し、業績回復を想定。4月23日に発表した医療分野に特化したアウトソーシングを展開するルフト・メディカルケア社の買収により事業領域が拡大し、売上成長が見込める。医薬品卸との価格交渉が厳しかったことなどを踏まえ、野村営業利益予想を下方修正したとしたが、大病院、クリニック、在宅を結ぶ地域ヘルスケアネットワーク基盤作りを通じた持続的な成長力を評価しているとした。
総合メディカルホールディングス<9277.T>がもみ合い。野村証券では、医療モール開発と薬局開設による業績回復を見込むとコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価を2660円→2840円と引き上げた。
前19.3期は主に薬価・調剤報酬改定の影響で営業減益となったが、今20.3期は医療モール開発とモール併設型薬局で地域の処方箋応需および健康サポート機能を発揮し、業績回復を想定。4月23日に発表した医療分野に特化したアウトソーシングを展開するルフト・メディカルケア社の買収により事業領域が拡大し、売上成長が見込める。医薬品卸との価格交渉が厳しかったことなどを踏まえ、野村営業利益予想を下方修正したとしたが、大病院、クリニック、在宅を結ぶ地域ヘルスケアネットワーク基盤作りを通じた持続的な成長力を評価しているとした。
★10:35 三菱総合研究所－小安い デジタル地域通貨「地域コイン」の社会実験を実施
三菱総合研究所<3636.T>が小安い。同社は4月23日大引け後に、デジタル地域通貨（通称「地域コイン」）による地域商品券事業への適用可能性とその効果を検証したと発表した。
総務省からの請負事業「行政や公共性の高い分野におけるブロックチェーン技術の活用および社会実装に向けた調査研究」の一環として、大阪市上本町、浜松市、福山市の3地域で同時に社会実験を行ったもの。実験で「減価は消費を促進する効果があり、減価しないグループに比べて3割程度消費を押し上げる」「政令指定都市規模の自治体では、事務コストを半分程度に低減できる可能性がある」「域内のどこでも使えるようになった場合、参加者の6割以上が普段の買い物の50％以上を地域コインに置き換えると回答」の結果が得られたとした。
三菱総合研究所<3636.T>が小安い。同社は4月23日大引け後に、デジタル地域通貨（通称「地域コイン」）による地域商品券事業への適用可能性とその効果を検証したと発表した。
総務省からの請負事業「行政や公共性の高い分野におけるブロックチェーン技術の活用および社会実装に向けた調査研究」の一環として、大阪市上本町、浜松市、福山市の3地域で同時に社会実験を行ったもの。実験で「減価は消費を促進する効果があり、減価しないグループに比べて3割程度消費を押し上げる」「政令指定都市規模の自治体では、事務コストを半分程度に低減できる可能性がある」「域内のどこでも使えるようになった場合、参加者の6割以上が普段の買い物の50％以上を地域コインに置き換えると回答」の結果が得られたとした。
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