前場コメント No.16 ヴィンクス、LIXILG、しまむら、エボラブルアジア、ベクトルなど

2019/04/24(水) 11:31
★10:39  ヴィンクス-大幅反発 放棄により第2回・第3回新株予約権が消滅
 ヴィンクス<3784.T>が大幅反発。同社は23日に、取締役および従業員に対し、ストックオプションとして発行した新株予約権について、放棄の申し出がなされたことから、消滅すると発表した。
 消滅する新株予約権の内容は、第2回新株予約権(74万株:行使価格1株あたり323円)と第3回新株予約権(74万株:行使価格1株あたり604円)。これまでの事業成長の実績を鑑み、新株予約権の割り当て対象者から、権利放棄の申し出がなされたとした。

★10:40  FRACTALE-続伸 サイトリ・セラピューティクスを子会社化
 FRACTALE<3750.T>が続伸。同社は4月24日8時45分に、サイトリ・セラピューティクスの子会社化すると発表した。
 サイトリ社は、脂肪組織由来幹細胞を用いた再生医療に関わる研究開発および医療機器製造業を運営している米国サイトリ社の日本における子会社。その61.8%の株式を、新たに連結子会社となる投資事業有限責任組合への出資を通じて取得するとした。

★10:40  LIXILG-三菱UFJMSが目標株価引き下げ ペルマ社の減損などを反映
 LIXILグループ<5938.T>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、投資判断「Neutral」を継続も、ペルマ社の減損などを反映させ、目標株価は1740円→1600円と引き下げた。
 国内は価格競争、海外は諸課題の継続により、中期の利益成長のビジビリティは低いと考え「Neutral」を継続。今20.3期営業利益予想を432億円(従来500億円)に下方修正。18日に同社が公表したペルマ社の再生計画を反映し、LBT海外の事業利益予想の引き下げ、ペルマ社の構造改革費用の発生などが理由。一方、来21.3期以降の営業利益予想を上方修正。ペルマ社の再生計画の進ちょくにより、LBT海外の赤字解消を予想するため。ただし、低採算工事の継続により、会社の再生計画のような黒字拡大は難しいと予想するとした。

★10:41  しまむら-5日続落 4月次売上高11%減 気温低く夏物衣料が不調
 しまむら<8227.T>が5日続落。同社は23日、4月次売上高について、既存店売上高は前年同月比11.1%減。全店売上高は同9.7%減となったと発表した。
 春休みに合わせたティーンズ向けTVCMなどの販促を強化したが、昨年より気温が低かったことで夏物衣料の販売が伸び悩み、前年実績を下回った。

★10:41  エボラブルアジア-もみ合い 国内航空券でチャブ保険の『旅のキャンセル保険』販売開始
 エボラブルアジア<6191.T>がもみ合い。同社は4月23日大引け後に、総合旅行プラットフォーム「エアトリ」にて、Chubb損害保険(東京都品川区)の保険商品である『旅のキャンセル保険』の販売を開始すると発表した。
 『旅のキャンセル保険』は「エアトリ」にて国内航空券を購入した顧客を対象に販売し、病気や事故、公共交通機関の遅延、ペットの死亡・危篤といった突発的な事由によりやむを得ず旅行をキャンセルした場合、支払った国内航空券のキャンセル費用が全額補償対象となるもの。LCCなどの返金されない運賃も補償の対象となる。チャブ保険が提供する「旅のキャンセル保険」の販売はこれが国内初とした。

★10:42  ベクトル-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 中期での高評価は困難との見方
 ベクトル<6058.T>が小高い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、前19.2期決算より、中期での高評価は困難と判断。投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1400円→1100円と引き下げた。
 中期での高い評価が難しいと考える主な理由は以下の2点。(1)ともに買収によって立ち上げ、19.2期に大幅な営業損失を計上したメディアと人材コンサルティング事業あしたのチームは、中期計画で売上増を伴う高い利益成長の持続は容易ではないと考えるため。(2)本業のPRで、売上総利益でみたPRの人的生産性は会社取材によると、プラチナムやシグナルなど、会社ごとの差はあるものの、19.2期では15.2期の水準を超えていないもようであること。


日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,934.76 +306.28
TOPIX 2,686.48 +22.95
グロース250 644.61 +4.49
NYダウ 38,085.80 -375.12
ナスダック総合 15,611.76 -100.99
ドル/円 156.56 +0.92
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ