後場コメント No.1 関西電力、積水化成品、ピクスタ、ジャフコ、IHIなど

2019/04/24(水) 15:00
★12:30  関西電力など-電力株が軟調 規制委が原発テロ対策施設建設で期限延長認めずと決定
 関西電力<9503.T>、四国電力<9507.T>、九州電力<9508.T>など、電力株が軟調。原子力発電所のテロ対策施設の建設が遅れている問題で、原子力規制委員会は4月24日午前、再稼働に向けた審査後5年以内とされた設置期限の延長を認めないことを決めたことが手がかり。
 朝日新聞デジタルの報道では、これまでに再稼働した関西、四国、九州の3電力の原発9基は設置期限に間に合わなければ、期限を迎える2020年以降に順次、運転停止することになるとした。テロ対策施設をめぐっては、電力3社が4月17日、6原発12基で設置期限を超える見通しを示した上で、規制委に期限の延期などを求めていたとされる。

★12:30  オロ-続伸 コアが基幹業務システムに「ZAC Enterprise」を採用
 オロ<3983.T>が続伸。同社は4月24日12時に、コア(山口市)がクラウドERP「ZAC Enterprise」を基幹業務システムとして採用したと発表した。コアは、山口内で広告・IT業を展開する企業。ZACの選定に当たっては、販売管理、購買管理を一元化することで業務を効率化できる点が評価されたとした。

★12:33  積水化成品-後場売り気配 今期営業益2%増見込むも市場コンセンサス下回る
 積水化成品工業<4228.T>が後場売り気配。同社は24日11時40分に、20.3期の連結営業益予想を49.0億円(前期比2.4%増)と発表した。市場コンセンサスは65.3億円。
 事業ポートフォリオの進化においては、全社をけん引する重要開発テーマとして、3事業領域・2重点製品を設定し、経営資源を集中的に投入し、注力する。グループ経営基盤の強化においては、組織力向上、生産性向上、人材力向上を3本柱に、事業を支える経営基盤の強化、ガバナンス体制の強化をグループ横断で推進するとしている。
 併せて発表した、19.3期の連結営業利益は47.8億円(前の期比9.4%減)だった。自動車関連を中心に工業分野の伸長が続いたが、開発力強化のための設備投資や経費増があり厳しい状況となった。また、生活分野では低採算商品の見直しによる販売減に加え、原燃料価格の上昇に対する製品価格の改定に時間を要したとした。

★12:33  ピクスタ-後場プラス転換 出張撮影プラットフォーム「fotowa」に「お友達紹介機能」追加
 ピクスタ<3416.T>が後場プラス転換。同社は24日12時に、運営する出張撮影プラットフォーム「fotowa(フォトワ)」において、fotowaを紹介した人、紹介された人双方に特典がつく「お友達紹介機能」を新規機能として提供すると発表した。
 この機能を通し、fotowaファンやその友人・家族の方に対して、一生に一度のイベントや、日常の大切なひと時を思い出に残す機会を提供する。なお、勧めてくれるユーザーと、勧めに応じて利用するユーザーの信頼と期待にクオリティで応えるだけでなく、特典として「1000円分のAmazonギフト券」を提供するとしている。

★12:36  ジャフコ-続伸 19.3期最終益58%減  有価証券売却益の反動減響く
 ジャフコ<8595.T>が続伸。同社は24日12時に、19.3期の連結純利益は101.6億円(前期比58.1%減)だったと発表した。投資事業組合管理収入が減少したことが影響した。また、18.3期に投資有価証券売却益を183億円計上していた反動も響いた。株価は3Q時点で既に業績悪化を織り込んでおり、ネガティブな反応は限定的となっている。

★12:40  IHI-3日ぶり反落 エンジン不適切検査問題で役員の処分を発表
 IHI<7013.T>が3日ぶり反落。同社は23日航空機エンジン事業の不適切検査問題に対して、役員5名処分を発表した。
 満岡次郎代表取締役社長が月額報酬50%を3カ月返上、航空・宇宙・防衛事業領域長の識名朝春取締役常務執行役員じゃ同30%を3カ月返上、他3名の執行役員は同20%2カ月返上する。
 同社は国土交通省から受けた業務改善命令に基づき、5月10日に改善報告書を提出する。


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