前場コメント No.14 セブン銀行、日本電技、オリンパス、極楽湯、テルモなど
★10:18 クレディセゾン－4日続落 構造的に厳しいポジションだが株価は妥当水準 新規「中立」
クレディセゾン<8253.T>が4日続落。ゴールドマン・サックス証券では、構造的に厳しいポジションだが、株価は妥当水準と判断。投資判断「中立」、目標株価1620円として、カバレッジを開始した。
キャッシュレス決済が進む中で、クレディセゾン単体のカード取扱高は18.3期から25.3期にかけてCAGR5％弱を見込んでいるとしたため、取扱高増加そのものはポジティブであるものの、市場成長率以下であるため、シェアは低下していくとの見方を示した。その理由は、多業種とパートナーシップを組んで経済圏を拡大させているが、特定の自社市場を有さない同社は、今後自社市場を有するカード会社がポイント競争を激化していく中で、相対的に強気なポイント還元戦略がとりづらいからと考えているとした。
クレディセゾン<8253.T>が4日続落。ゴールドマン・サックス証券では、構造的に厳しいポジションだが、株価は妥当水準と判断。投資判断「中立」、目標株価1620円として、カバレッジを開始した。
キャッシュレス決済が進む中で、クレディセゾン単体のカード取扱高は18.3期から25.3期にかけてCAGR5％弱を見込んでいるとしたため、取扱高増加そのものはポジティブであるものの、市場成長率以下であるため、シェアは低下していくとの見方を示した。その理由は、多業種とパートナーシップを組んで経済圏を拡大させているが、特定の自社市場を有さない同社は、今後自社市場を有するカード会社がポイント競争を激化していく中で、相対的に強気なポイント還元戦略がとりづらいからと考えているとした。
★10:21 セブン銀行－もみ合い ATM市場は営業利益率の高い安定したビジネス 「中立」継続
セブン銀行<8410.T>がもみ合い。ゴールドマン・サックス証券では、ATM市場は構造的に逆風も、営業利益率の高い安定したビジネスとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は360円→340円と引き下げた。
国内では同社は、現金利用の低迷から構造的に1日当たりのATM利用件数の低下に直面をしており、ATM台数を拡大させることにより、安定的に収益/利益を拡大させてきた。ただし、昨今のキャッシュレス化の加速やセブンイレブンの出店ペースの鈍化により、ATM利用件数低下をATM台数増加で相殺しきれずにマージンが低下する懸念がある。一方で、ATMでのLINE PayやSuicaのチャージなどATMに顧客を誘導する施策を進め稼働率を上げる、地方銀行ATMの受託を請け負うなど、稼働率/台数拡大の施策を打っていると注目。
セブン銀行<8410.T>がもみ合い。ゴールドマン・サックス証券では、ATM市場は構造的に逆風も、営業利益率の高い安定したビジネスとして、投資判断「中立」を継続した。目標株価は360円→340円と引き下げた。
国内では同社は、現金利用の低迷から構造的に1日当たりのATM利用件数の低下に直面をしており、ATM台数を拡大させることにより、安定的に収益/利益を拡大させてきた。ただし、昨今のキャッシュレス化の加速やセブンイレブンの出店ペースの鈍化により、ATM利用件数低下をATM台数増加で相殺しきれずにマージンが低下する懸念がある。一方で、ATMでのLINE PayやSuicaのチャージなどATMに顧客を誘導する施策を進め稼働率を上げる、地方銀行ATMの受託を請け負うなど、稼働率/台数拡大の施策を打っていると注目。
★10:26 日本電技－急騰 前期営業益の上方修正と増配を発表 増収や利益率の向上が寄与
日本電技<1723.T>が急騰。同社は24日に、19.3期通期の営業利益予想を従来の27.5億円から31.7億円（前の期比14.6％増）に引き上げると発表した。空調計装関事業の既存工事の増加による増収や利益率の向上により、前回予想を上回る見込みとなった。
併せて、19.3期の期末配当予想を、普通配当の13円増配および創立60周年記念配当10円の実施により61円→84円（前期は67円）に修正することも発表した。年間配当は71円→94円（前期は77円）となる。
日本電技<1723.T>が急騰。同社は24日に、19.3期通期の営業利益予想を従来の27.5億円から31.7億円（前の期比14.6％増）に引き上げると発表した。空調計装関事業の既存工事の増加による増収や利益率の向上により、前回予想を上回る見込みとなった。
併せて、19.3期の期末配当予想を、普通配当の13円増配および創立60周年記念配当10円の実施により61円→84円（前期は67円）に修正することも発表した。年間配当は71円→94円（前期は77円）となる。
★10:27 オリンパス－5日続伸 内視鏡新製品上市で成長確度の高まりが株価けん引へ 「買い」継続
オリンパス<7733.T>が5日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、投資判断「買い」を継続、目標株価を1075円→1500円と引き上げた。
来21.3期にかけて（1）20.3期計画における販管費前提（5/10の決算発表で開示予定、短期コスト削減）、（2）長期コスト削減（20.3期上期公表予定）による利益率の改善、（3）内視鏡新製品上市（20.3期～21.3期）による成長確度の高まりなどが株価をけん引すると予想。
オリンパス<7733.T>が5日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、投資判断「買い」を継続、目標株価を1075円→1500円と引き上げた。
来21.3期にかけて（1）20.3期計画における販管費前提（5/10の決算発表で開示予定、短期コスト削減）、（2）長期コスト削減（20.3期上期公表予定）による利益率の改善、（3）内視鏡新製品上市（20.3期～21.3期）による成長確度の高まりなどが株価をけん引すると予想。
★10:27 極楽湯－もみ合い タカチホから温浴事業「湯ったり苑」の5店舗を取得へ
極楽湯ホールディングス<2340.T>がもみ合い。同社は4月24日大引け後に、タカチホ<8225.T>から温浴事業の一部を譲り受けに関して基本合意したと発表した。
タカチホでは「湯ったり苑」6店舗（長野県1、新潟県3、埼玉県1、宮城県）を運営する温浴事業を展開中。このうち、長野県の1店舗を除く5店舗を譲り受けるとした。新たに全額出資の極楽湯東日本（東京都千代田区）を設立し、7月1日に譲り受ける予定。
極楽湯ホールディングス<2340.T>がもみ合い。同社は4月24日大引け後に、タカチホ<8225.T>から温浴事業の一部を譲り受けに関して基本合意したと発表した。
タカチホでは「湯ったり苑」6店舗（長野県1、新潟県3、埼玉県1、宮城県）を運営する温浴事業を展開中。このうち、長野県の1店舗を除く5店舗を譲り受けるとした。新たに全額出資の極楽湯東日本（東京都千代田区）を設立し、7月1日に譲り受ける予定。
★10:30 テルモ－4日続伸 プレミアム/ディスカウントなしが妥当な評価との見方 「中立」継続
テルモ<4543.T>が4日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、投資判断「中立」を継続、目標株価は3000円→3250円と引き上げた。
過去数年は0～10％程度のディスカウントで評価されてきたものの、心臓血管カンパニーの安定成長期待の高まりに加え、ホスピタルカンパニーや血液システムカンパニーの収益性改善も着実に進んでおり、過去レンジ上限に近いプレミアム/ディスカウントなしが妥当な株価評価との見方を示した。
テルモ<4543.T>が4日続伸。ゴールドマン・サックス証券では、投資判断「中立」を継続、目標株価は3000円→3250円と引き上げた。
過去数年は0～10％程度のディスカウントで評価されてきたものの、心臓血管カンパニーの安定成長期待の高まりに加え、ホスピタルカンパニーや血液システムカンパニーの収益性改善も着実に進んでおり、過去レンジ上限に近いプレミアム/ディスカウントなしが妥当な株価評価との見方を示した。
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