前場コメント No.17 キッコーマン、アサヒＨＤ、ジャフコ、マネーフォワード、フジオードなど
★10:55 キッコーマン－野村が目標株価引き上げ 業績は堅調も株価は依然として割高
キッコーマン<2801.T>が続落。野村証券では、業績は堅調も株価は依然として割高とみて、レーティング「Reduce」を継続した。目標株価は4900円→5000円と引き上げた。
前19.3期営業利益の71％を占める海外事業をドライバーに、全社利益は安定成長が可能と判断。一方で、今20.3期予想ベースのPERは39倍と依然として割高と考えられる。
今20.3期営業利益は前期比4％増益の400億円と予想。北米しょうゆに関しては、契約更新のタイミングが影響する加工用を除いて値上げはおおむね浸透したもようで、今後、販促を積極化していく方針。増収率は回復するとみられるが、物流費・販促費増により、同事業の営業利益率は小幅な改善にとどまると予想。
キッコーマン<2801.T>が続落。野村証券では、業績は堅調も株価は依然として割高とみて、レーティング「Reduce」を継続した。目標株価は4900円→5000円と引き上げた。
前19.3期営業利益の71％を占める海外事業をドライバーに、全社利益は安定成長が可能と判断。一方で、今20.3期予想ベースのPERは39倍と依然として割高と考えられる。
今20.3期営業利益は前期比4％増益の400億円と予想。北米しょうゆに関しては、契約更新のタイミングが影響する加工用を除いて値上げはおおむね浸透したもようで、今後、販促を積極化していく方針。増収率は回復するとみられるが、物流費・販促費増により、同事業の営業利益率は小幅な改善にとどまると予想。
★10:57 アサヒＨＤ－大幅反発 前期営業益を上方修正 国内の貴金属リサイクル分野の業績が好調
アサヒホールディングス<5857.T>が大幅反発。同社は24日に、19.3期通期の連結営業利益予想を従来の140億円から144億円（前の期比4.4％増）に引き上げると発表した。市場コンセンサスは138億円。
国内の貴金属リサイクル分野の業績が期初の計画を上回って推移していることに加え、北米における貴金属精錬分野の業績も好調であることが寄与する。
アサヒホールディングス<5857.T>が大幅反発。同社は24日に、19.3期通期の連結営業利益予想を従来の140億円から144億円（前の期比4.4％増）に引き上げると発表した。市場コンセンサスは138億円。
国内の貴金属リサイクル分野の業績が期初の計画を上回って推移していることに加え、北米における貴金属精錬分野の業績も好調であることが寄与する。
★10:58 鴻池運輸－反発 ロボティクス・AIなど新技術分野のVBファンドへ出資
鴻池運輸<9025.T>が反発。同社は4月24日大引け後に、ロボティクス・AIなどの先端分野に特化して投資しているベンチャーキャピタル「グローバルIoTテクノロジーベンチャーズ」に出資すると発表した。技術革新による現場力の強化と新規事業の創出を加速させていくためとした。
鴻池運輸<9025.T>が反発。同社は4月24日大引け後に、ロボティクス・AIなどの先端分野に特化して投資しているベンチャーキャピタル「グローバルIoTテクノロジーベンチャーズ」に出資すると発表した。技術革新による現場力の強化と新規事業の創出を加速させていくためとした。
★11:02 ジャフコ－野村が目標株価引き上げ 市場低迷・案件期ズレで低調な決算
ジャフコ<8595.T>が3日ぶり大幅反落。野村証券では、市場低迷・案件期ズレで低調な決算とみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は4000円→4700円と引き上げた。
前19.3期は3Qまでの堅調な進ちょく（野村予想比売上高進ちょく率は75％）にもかかわらず、低調な着地となった（同達成率88％）。株式市場の低迷により上場株の売却が進まず、1～3月期のキャピタルゲインは低水準。同社業績は保有有価証券の売却タイミングによって変動しやすい。今20.3期野村予想をやや下方修正するとしたが、運用資産残高が積み上がっていることをから、同社が中期的に利益成長可能との見方は変わらないとした。
ジャフコ<8595.T>が3日ぶり大幅反落。野村証券では、市場低迷・案件期ズレで低調な決算とみて、レーティング「Neutral」を継続した。目標株価は4000円→4700円と引き上げた。
前19.3期は3Qまでの堅調な進ちょく（野村予想比売上高進ちょく率は75％）にもかかわらず、低調な着地となった（同達成率88％）。株式市場の低迷により上場株の売却が進まず、1～3月期のキャピタルゲインは低水準。同社業績は保有有価証券の売却タイミングによって変動しやすい。今20.3期野村予想をやや下方修正するとしたが、運用資産残高が積み上がっていることをから、同社が中期的に利益成長可能との見方は変わらないとした。
★11:05 マネーフォワード－東海東京が新規「OP」 サービス開発力に強み
マネーフォワード<3994.T>が大幅反発。東海東京調査センターでは、サービス開発力に強みと注目。レーティング「Outperform」、目標株価5000円として、カバレッジを開始した。
同社の収益構造はSaaS（Software as a Service）型モデル。主力のクラウドサービス事業は、初期導入コストを低く抑えた月額課金のビジネスモデルとなる。そのため、中長期のキャッシュフロー価値が重視される。今19.11期の東海東京予想は売上高が75億円（前年比63.3％増）、営業利益が▲23億円（前年は▲8億円）、EBITDA（広告宣伝費除く）が▲6億円、売上高は順調に拡大も、SaaS型であるためコスト先行が続く見込み。ただし、21.11期にはストックの積み上がりにより、EBITDA（広告宣伝費除く）は13億円と黒字化を見込むとした。
マネーフォワード<3994.T>が大幅反発。東海東京調査センターでは、サービス開発力に強みと注目。レーティング「Outperform」、目標株価5000円として、カバレッジを開始した。
同社の収益構造はSaaS（Software as a Service）型モデル。主力のクラウドサービス事業は、初期導入コストを低く抑えた月額課金のビジネスモデルとなる。そのため、中長期のキャッシュフロー価値が重視される。今19.11期の東海東京予想は売上高が75億円（前年比63.3％増）、営業利益が▲23億円（前年は▲8億円）、EBITDA（広告宣伝費除く）が▲6億円、売上高は順調に拡大も、SaaS型であるためコスト先行が続く見込み。ただし、21.11期にはストックの積み上がりにより、EBITDA（広告宣伝費除く）は13億円と黒字化を見込むとした。
★11:06 フジオードシステム－もみ合い 「Yahoo! JAPAN」アプリのクーポンタブに割引クーポン
フジオードシステム<2752.T>がもみ合い。同社は4月24日大引け後に、「Yahoo! JAPAN」アプリ（iOS版、Android版）に新たに追加された「クーポンタブ」の割引クーポンに参画すると発表した。展開する「まいどおおきに食堂」、「串家物語」の2ブランド計8種のクーポンを掲載するとした。
フジオードシステム<2752.T>がもみ合い。同社は4月24日大引け後に、「Yahoo! JAPAN」アプリ（iOS版、Android版）に新たに追加された「クーポンタブ」の割引クーポンに参画すると発表した。展開する「まいどおおきに食堂」、「串家物語」の2ブランド計8種のクーポンを掲載するとした。
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