NY概況-ダウ162ドル安と反落 パウエル議長発言を受けて利下げ期待後退
米株は下落。米中通商合意が近いとの報道や好決算を発表したアップルの大幅高など好材料があったものの、パウエルFRB議長の発言を受けて早期利下げ観測が後退したことで主要3指数がそろって一日の安値圏で終了した。アップルが一時7%超上昇したことでダウ平均は96ドル高まで上昇したが、パウエル議長発言後に反落し、162.77ドル安(-0.61%)と4日ぶりに反落して終了。S&P500も一時、取引時間中の最高値を更新したが、0.75%安で終了し、4日ぶりに反落した。ハイテク株主体のナスダック総合は0.63%高まで上昇後に0.57%安で終了し、2日続落となった。
米経済指標は4月ADP民間雇用者数が27.5万人増と予想の18.0万人増を大きく上回った一方、4月ISM製造業景気指数が52.8と予想の55.0から大きく下振れし、2016年10月以来の水準に悪化した。決算発表銘柄はロイヤル・カリビアン・クルーズ(+6.69%)、ヒルトン・ワールドワイド(+6.45%)、アップル(+4.91%)などが上昇した一方、モルソン・クアーズ(-7.54%)、ガーミン(-6.62%)、タペストリー(-3.87%)などが下落した。
※各種データは取得時の値です。
DOW
26430.14 -162.77 (-0.61%)
NASDAQ
8049.64 -45.75 (-0.57%)
S&P500
2923.73 -22.1 (-0.75%)
SOX
1543.48 -12.7 (-0.82%)
CME225(ドル建て)
22215 -160
CME225(円建て)
22200 -50(4/26大証終値比)
WTI
63.62 -0.29 (-0.45%)
ドル円
111.37 -0.04
ユーロ円
124.67 -0.29
米10年債利回り(%)
2.5017 -0.005
米2年債利回り(%)
2.3084 +0.04
関連ニュース
海外株の最新ニュース
関連コンテンツ