前場コメント No.10 日立化成、アルプスアルパイン、丸全昭和運輸、キャリアインデックス、明星工業など
★9:20 日立化成－ＳＢＩが目標株価引き上げ 新中期経営計画を発表
日立化成<4217.T>が3日ぶり反落。ＳＢＩ証券では、新中期経営計画の発表に注目。投資評価「中立」を継続も、目標株価は1700円→2600円と引き上げた。
同社は2019～2021年の中期経営計画を発表した。2025年のありたい姿として、同社は営業利益率14％以上を目指すとされた。21年までの3カ年では、調整後営業利益率で3％改善（18年度実績7.1％→21年度計画10％以上）、ROICで5％改善（同8.3％→同13％以上）する計画。成長に向けた投資計画として、設備投資を1550億円、M&A他で150億円を想定している。累計営業キャッシュフローは、16～18年度実績の1595億円から、19～21年度に2200億円まで拡大を見込んでいる。株主還元の基本方針としては、配当性向30％程度を目安に決定するとのこと（18年度実績配当性向は43.5％、19年度配当予想額は未定）。なお、ＳＢＩでは今回、今20.3期通期の営業利益予想を430億円から420億円へ引き下げたとしている。
日立化成<4217.T>が3日ぶり反落。ＳＢＩ証券では、新中期経営計画の発表に注目。投資評価「中立」を継続も、目標株価は1700円→2600円と引き上げた。
同社は2019～2021年の中期経営計画を発表した。2025年のありたい姿として、同社は営業利益率14％以上を目指すとされた。21年までの3カ年では、調整後営業利益率で3％改善（18年度実績7.1％→21年度計画10％以上）、ROICで5％改善（同8.3％→同13％以上）する計画。成長に向けた投資計画として、設備投資を1550億円、M&A他で150億円を想定している。累計営業キャッシュフローは、16～18年度実績の1595億円から、19～21年度に2200億円まで拡大を見込んでいる。株主還元の基本方針としては、配当性向30％程度を目安に決定するとのこと（18年度実績配当性向は43.5％、19年度配当予想額は未定）。なお、ＳＢＩでは今回、今20.3期通期の営業利益予想を430億円から420億円へ引き下げたとしている。
★9:24 ネットワンシステムズ－岩井コスモが目標株価引き上げ 20.3期は2ケタ営業増益を予想
ネットワンシステムズ<7518.T>が5日続伸。岩井コスモ証券では、今20.3期は2ケタ営業増益を予想。投資判断「A」を継続、目標株価を3000円→3500円と引き上げた。
今20.3期営業利益は前期比15％増を会社側は予想。情報セキュリティ対策やクラウド利用を進める地方自治体、企業からのネットワーク構築需要は強く、業績は順調。5Gのインフラ構築に関わる案件が加わる可能性もある。
新たな中期経営目標では22.3期に営業利益210億円などを目指しており、デジタル社会に向けたIT需要拡大を追い風に、中期的な成長が期待できる企業として注目を続けるとした。
ネットワンシステムズ<7518.T>が5日続伸。岩井コスモ証券では、今20.3期は2ケタ営業増益を予想。投資判断「A」を継続、目標株価を3000円→3500円と引き上げた。
今20.3期営業利益は前期比15％増を会社側は予想。情報セキュリティ対策やクラウド利用を進める地方自治体、企業からのネットワーク構築需要は強く、業績は順調。5Gのインフラ構築に関わる案件が加わる可能性もある。
新たな中期経営目標では22.3期に営業利益210億円などを目指しており、デジタル社会に向けたIT需要拡大を追い風に、中期的な成長が期待できる企業として注目を続けるとした。
★9:27 アルプスアルパイン－急落 今期営業益1％増見込むも市場コンセンサス下回る
アルプスアルパイン<6770.T>が急落。同社は4月26日に、20.3期の連結営業利益予想を500億円（前期比0.7％増）と発表した。なお、市場コンセンサスは603億円となっている。
電子部品事業では、CASEへの新提案や、快適な操作・車室内空間を実現するPremium HMI（Human MachineInterface）の新システム・モジュール開発を加速させる。車載情報機器事業では、電子部品事業が有するセンシングデバイスや通信デバイス技術と当事業のソフトウェア技術を融合し、Premium HMIの開発強化を図るとしている。
併せて発表した、19.3期の連結営業利益は496億円（前の期比31.0％減）だった。電子部品事業が、スマホ向け製品の減少が響き、減益となった。また、物流事業が減益となったことも響いた。
アルプスアルパイン<6770.T>が急落。同社は4月26日に、20.3期の連結営業利益予想を500億円（前期比0.7％増）と発表した。なお、市場コンセンサスは603億円となっている。
電子部品事業では、CASEへの新提案や、快適な操作・車室内空間を実現するPremium HMI（Human MachineInterface）の新システム・モジュール開発を加速させる。車載情報機器事業では、電子部品事業が有するセンシングデバイスや通信デバイス技術と当事業のソフトウェア技術を融合し、Premium HMIの開発強化を図るとしている。
併せて発表した、19.3期の連結営業利益は496億円（前の期比31.0％減）だった。電子部品事業が、スマホ向け製品の減少が響き、減益となった。また、物流事業が減益となったことも響いた。
★9:27 丸全昭和運輸－反発 国際埠頭株を三菱商事などから追加取得 子会社化
丸全昭和運輸<9068.T>が反発。同社は4月26日大引け後に、持ち分法適用関連会社である国際埠頭（横浜市）の株式を追加取得すると発表した。これにより、連結子会社に該当するとした。取得先は三菱商事<8058.T>ならびに日本農産工業（横浜市）で、議決権割合は35.52％→85.62％となる。取得価格は74億円。
丸全昭和運輸<9068.T>が反発。同社は4月26日大引け後に、持ち分法適用関連会社である国際埠頭（横浜市）の株式を追加取得すると発表した。これにより、連結子会社に該当するとした。取得先は三菱商事<8058.T>ならびに日本農産工業（横浜市）で、議決権割合は35.52％→85.62％となる。取得価格は74億円。
★9:30 キャリアインデックス－反発 今営業益3.5％増 前期予想は下方修正
キャリアインデックス<6538.T>が反発。同社は20.3期において、4月26日連結営業利益は8.1億円（前期比3.5％増）になりそうだと発表した。
併せて、19.3期通期の連結営業益予想を従来の10.0億円から7.8億円（前の期比3.2％増）に引き下げると発表した。プロモーション活動を中心としたWebマーケティングに係るユーザー獲得コストが高騰したことが影響した。
キャリアインデックス<6538.T>が反発。同社は20.3期において、4月26日連結営業利益は8.1億円（前期比3.5％増）になりそうだと発表した。
併せて、19.3期通期の連結営業益予想を従来の10.0億円から7.8億円（前の期比3.2％増）に引き下げると発表した。プロモーション活動を中心としたWebマーケティングに係るユーザー獲得コストが高騰したことが影響した。
★9:31 明星工業－反発 前期純利益予想を上方修正 増配も発表
明星工業<1976.T>が反発。同社は4月26日、19.3期通期の連結純利益予想を従来の39億円から50億円（前の期比14.8％増）に引き上げると発表した。建設工事事業、ボイラ事業ともに堅調に推移したことで、利益が想定を上回った。
併せて、19.3期の期末配当予想を12円から20円（前の期は18円）に修正すると発表した。年間配当は30円（前の期は26円）となる。
明星工業<1976.T>が反発。同社は4月26日、19.3期通期の連結純利益予想を従来の39億円から50億円（前の期比14.8％増）に引き上げると発表した。建設工事事業、ボイラ事業ともに堅調に推移したことで、利益が想定を上回った。
併せて、19.3期の期末配当予想を12円から20円（前の期は18円）に修正すると発表した。年間配当は30円（前の期は26円）となる。
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