前場コメント No.12 ＴＫＰ、マクセルＨＤ、ＳＭＳ、ＦＤＫ、コマツなど
★9:48 クスリのアオキ－続落 全店舗で4種のQR・バーコード決済の取り扱いを開始
クスリのアオキホールディングス<3549.T>が続落。同社は4月26日大引け後に、クスリのアオキ全店舗で4種のQR・バーコード決済サービスの取り扱いを開始すると発表した。対象は「PayPay」「楽天ペイ」「Origami」「auペイ」。顧客の多彩なニーズに応え、サービス性および利便性向上を図るとした。
クスリのアオキホールディングス<3549.T>が続落。同社は4月26日大引け後に、クスリのアオキ全店舗で4種のQR・バーコード決済サービスの取り扱いを開始すると発表した。対象は「PayPay」「楽天ペイ」「Origami」「auペイ」。顧客の多彩なニーズに応え、サービス性および利便性向上を図るとした。
★9:49 ＴＫＰ－ＳＭＢＣ日興が「2」へ引き下げ リージャス買収による成長期待は織り込まれた
ティーケーピー<3479.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、リージャス買収による当面の成長期待は織り込まれたとみて、投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」と引き下げた。目標株価は4300円→5600円と引き上げた。
目標株価引き上げは前19.2期実績と日本リージャス買収を業績予想に反映したことによるとした。既存の貸会議室、ホテル事業の高成長に加え、日本リージャス買収によるレンタルオフィス事業の大幅な成長も同社収益の大きなドライバーになると評価。今後4年間の年率平均営業利益成長率は32％と予想。株価については、4月15日の日本リージャス買収発表後に急騰し、M&A（合併・買収）による当面の成長期待はおおむね織り込まれたとみられる。セクター内相対感、買収による当面の財務悪化リスクも勘案し、投資評価を「2」に引き下げるとした。
ティーケーピー<3479.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、リージャス買収による当面の成長期待は織り込まれたとみて、投資評価を「1（アウトパフォーム）」→「2（中立）」と引き下げた。目標株価は4300円→5600円と引き上げた。
目標株価引き上げは前19.2期実績と日本リージャス買収を業績予想に反映したことによるとした。既存の貸会議室、ホテル事業の高成長に加え、日本リージャス買収によるレンタルオフィス事業の大幅な成長も同社収益の大きなドライバーになると評価。今後4年間の年率平均営業利益成長率は32％と予想。株価については、4月15日の日本リージャス買収発表後に急騰し、M&A（合併・買収）による当面の成長期待はおおむね織り込まれたとみられる。セクター内相対感、買収による当面の財務悪化リスクも勘案し、投資評価を「2」に引き下げるとした。
★9:50 マクセルＨＤ－急騰 今期営業益8％減見込むも自己株取得を好感
マクセルホールディングス<6810.T>が急騰。同社は4月26日に、20.3期通期の連結営業利益予想は50.0億円（前期比7.8％減）と発表した。各事業セグメントにおける事業体質の強化を最優先で進めることが響く。市場コンセンサスは70.3億円。
また、19.3期通期の連結営業利益は54.2億円（前の期比38.7％減）だった。民生用リチウムイオン電池の減益が響いた。
併せて、上限350万株・50億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は7月1日～3月31日。なお、上限350万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は6.6％となる。
マクセルホールディングス<6810.T>が急騰。同社は4月26日に、20.3期通期の連結営業利益予想は50.0億円（前期比7.8％減）と発表した。各事業セグメントにおける事業体質の強化を最優先で進めることが響く。市場コンセンサスは70.3億円。
また、19.3期通期の連結営業利益は54.2億円（前の期比38.7％減）だった。民生用リチウムイオン電池の減益が響いた。
併せて、上限350万株・50億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は7月1日～3月31日。なお、上限350万株を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は6.6％となる。
★9:53 ＳＭＳ－6日続伸 今期営業益19％増見込む 前期は18％増で着地
エス・エム・エス<2175.T>が6日続伸。同社は4月26日、20.3期通期の連結営業利益予想が56.2億円（前期比18.6％増）になりそうだと発表した。市場コンセンサスは56.1億円。
看護師向け、介護職向け人材紹介の持続的な成長を見込む。介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」の会員数増加と、有料オプションサービス・ファクタリングサービスなども利用が拡大するもよう。海外はアジアを中心に展開を進める。
19.3期通期の営業利益は47.4億円（前の期比17.9％増）となった。人材紹介部門、介護事業者向け部門ともに二けたの増収と好調だったことが奏功した。
エス・エム・エス<2175.T>が6日続伸。同社は4月26日、20.3期通期の連結営業利益予想が56.2億円（前期比18.6％増）になりそうだと発表した。市場コンセンサスは56.1億円。
看護師向け、介護職向け人材紹介の持続的な成長を見込む。介護事業者向け経営支援サービス「カイポケ」の会員数増加と、有料オプションサービス・ファクタリングサービスなども利用が拡大するもよう。海外はアジアを中心に展開を進める。
19.3期通期の営業利益は47.4億円（前の期比17.9％増）となった。人材紹介部門、介護事業者向け部門ともに二けたの増収と好調だったことが奏功した。
★9:53 ＦＤＫ－反落 今期営業益18％減見込む 前期は24％増で着地
ＦＤＫ<6955.T>が反落。同社は4月26日に、20.3期通期の連結営業利益予想が8.0億円（前期比2.9％減）になりそうだと発表した。全固体電池や水素空気二次電池といった新規開発電池への投資がかさむ。
19.3期通期の連結営業利益は8.2億円（前の期比23.6％増）だった。売り上げは電池事業などで前の期を下回ったものの、コスト削減が奏功した。
ＦＤＫ<6955.T>が反落。同社は4月26日に、20.3期通期の連結営業利益予想が8.0億円（前期比2.9％減）になりそうだと発表した。全固体電池や水素空気二次電池といった新規開発電池への投資がかさむ。
19.3期通期の連結営業利益は8.2億円（前の期比23.6％増）だった。売り上げは電池事業などで前の期を下回ったものの、コスト削減が奏功した。
★9:54 コマツ－野村が「Neutral」へ引き下げ 鉱山機械売上が予想以上に厳しい見通しへ
コマツ<6301.T>が大幅反落。野村証券では、鉱山機械売上が予想以上に厳しい見通しへとコメント。レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価を3360円→3000円と引き下げた。
今20.3期EPS予想を11％減額修正し、目標株価も11％引き下げ、「Neural」へ格下げ。今20.3期営業利益予想は前期比6％減の3730億円へ減額。主因は（1）鉱山機械売上（KMCを除く、ドル建て）の同6％増から同5％減への減額。燃料炭価格下落の影響によるインドネシアの減収が大きく、中南米も減収を予想。（2）固定費が研究開発費を中心に従来予想以上に増額となる見込み。新・中期計画が目指す「持続的成長」のための打ち手の一環で、方向としては妥当で、同社の費用管理力への評価は不変。ただし、20.3期は費用増がやや先行する見通し。
コマツ<6301.T>が大幅反落。野村証券では、鉱山機械売上が予想以上に厳しい見通しへとコメント。レーティングを「Buy」→「Neutral」、目標株価を3360円→3000円と引き下げた。
今20.3期EPS予想を11％減額修正し、目標株価も11％引き下げ、「Neural」へ格下げ。今20.3期営業利益予想は前期比6％減の3730億円へ減額。主因は（1）鉱山機械売上（KMCを除く、ドル建て）の同6％増から同5％減への減額。燃料炭価格下落の影響によるインドネシアの減収が大きく、中南米も減収を予想。（2）固定費が研究開発費を中心に従来予想以上に増額となる見込み。新・中期計画が目指す「持続的成長」のための打ち手の一環で、方向としては妥当で、同社の費用管理力への評価は不変。ただし、20.3期は費用増がやや先行する見通し。
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