後場コメント No.10 ダイイチ、ヤフー、日本紙パルプ商事、アダストリア、ナブテスコなど
★14:28 任天堂－ドイツ証が目標株価引き下げ 「さらば3DS」
任天堂<7974.T>が続落。ドイツ証券では、「さらば3DS」とコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は48800円→44800円と引き下げた。
今20.3期会社計画には2つの重要なインプリケーションがあると判断。（1）スイッチの低価格SKUや中国などの市場がもたらす実現可能な最大市場規模（TAM）拡大にともなう潜在的な上振れ余地が織り込まれていない、（2）会社は上振れリスクのある可能性を持つかなり妥当な会社計画を示したと見ている。株価はこのところ急伸していただけに、コンセンサスより弱い今20.3期計画を反射的に嫌気する可能性が想定されるが、株価の反落はポジションを積み増す好機になるかもしれないとした。
任天堂<7974.T>が続落。ドイツ証券では、「さらば3DS」とコメント。レーティング「Buy」を継続も、目標株価は48800円→44800円と引き下げた。
今20.3期会社計画には2つの重要なインプリケーションがあると判断。（1）スイッチの低価格SKUや中国などの市場がもたらす実現可能な最大市場規模（TAM）拡大にともなう潜在的な上振れ余地が織り込まれていない、（2）会社は上振れリスクのある可能性を持つかなり妥当な会社計画を示したと見ている。株価はこのところ急伸していただけに、コンセンサスより弱い今20.3期計画を反射的に嫌気する可能性が想定されるが、株価の反落はポジションを積み増す好機になるかもしれないとした。
★14:29 ダイイチ－反発 2Q営業益21％増 コスト削減で2けた増益
ダイイチ<7643.T>が反発。同社は5月7日14時に、19.9期2Q（10月-3月）の連結営業益が8.2億円（前年同期比20.8％増）だったと発表した。
主力のスーパーマーケット事業は、売上高はほぼ前年同期並みで推移しているものの、商品調達コストの改善や適正在庫の維持に注力したほか、販管費率の低減に努めた結果、利益率が改善した。
ダイイチ<7643.T>が反発。同社は5月7日14時に、19.9期2Q（10月-3月）の連結営業益が8.2億円（前年同期比20.8％増）だったと発表した。
主力のスーパーマーケット事業は、売上高はほぼ前年同期並みで推移しているものの、商品調達コストの改善や適正在庫の維持に注力したほか、販管費率の低減に努めた結果、利益率が改善した。
★14:33 ヤフー－ドイツ証が目標株価引き下げ 目先の収益モメンタムの兆しは見えず
ヤフー<4689.T>が変わらずを挟んで5日続伸。ドイツ証券では、目先の収益モメンタムの兆しは見えずとコメント。レーティング「Hold」を継続、目標株価は310円→260円と引き下げた。
今20.3期業績は、通期会社計画の下限近辺で着地すると予想。ヤフー株はPER19.3倍で取引されているが、これに対して成長率は売上高が前年比7％、コア営業利益が3％、純利益が0％。ヤフーは歴史的に17.5倍で取引されてきた。ドイツ証では、成長横ばいの年と予想。
ヤフー<4689.T>が変わらずを挟んで5日続伸。ドイツ証券では、目先の収益モメンタムの兆しは見えずとコメント。レーティング「Hold」を継続、目標株価は310円→260円と引き下げた。
今20.3期業績は、通期会社計画の下限近辺で着地すると予想。ヤフー株はPER19.3倍で取引されているが、これに対して成長率は売上高が前年比7％、コア営業利益が3％、純利益が0％。ヤフーは歴史的に17.5倍で取引されてきた。ドイツ証では、成長横ばいの年と予想。
★14:37 日本紙パルプ商事－後場下げ幅拡大 前期最終益を下方修正 子会社での特損計上響く
日本紙パルプ商事<8032.T>が後場下げ幅拡大。同社は7日14時30分に、19.3期通期の連結純利益予想を従来の57.0億円から38.7億円（前の期比37.6％減）に引き下げると発表した。市場コンセンサスは71.0億円。
連結子会社である野田バイオパワーＪＰにて特別損失を計上すること、また米国子会社などの海外卸売事業の業績が当初計画を下回る見込みであることなどが響く。
日本紙パルプ商事<8032.T>が後場下げ幅拡大。同社は7日14時30分に、19.3期通期の連結純利益予想を従来の57.0億円から38.7億円（前の期比37.6％減）に引き下げると発表した。市場コンセンサスは71.0億円。
連結子会社である野田バイオパワーＪＰにて特別損失を計上すること、また米国子会社などの海外卸売事業の業績が当初計画を下回る見込みであることなどが響く。
★14:39 アダストリア－ドイツ証が目標株価引き上げ 成長力の底上げが重要
アダストリア<2685.T>が小高い。ドイツ証券では、成長力の底上げが重要と判断。レーティング「Hold」を継続も、業績予想を上方修正し、目標株価は1800円→2400円と引き上げた。
前19.2期上期までは販売苦戦と採算悪化で業績は低迷していたが、上期までに在庫適正化にメドをつけたことで、下期に続き、今20.2期も上期を中心に採算改善が続く見通し。また、海外子会社は不採算店舗の閉鎖にメドをつけたことで、営業赤字が減少傾向にある。今後は21.2期以降の業績成長の行方に株式市場の視点は移るとの見方を示した。
アダストリア<2685.T>が小高い。ドイツ証券では、成長力の底上げが重要と判断。レーティング「Hold」を継続も、業績予想を上方修正し、目標株価は1800円→2400円と引き上げた。
前19.2期上期までは販売苦戦と採算悪化で業績は低迷していたが、上期までに在庫適正化にメドをつけたことで、下期に続き、今20.2期も上期を中心に採算改善が続く見通し。また、海外子会社は不採算店舗の閉鎖にメドをつけたことで、営業赤字が減少傾向にある。今後は21.2期以降の業績成長の行方に株式市場の視点は移るとの見方を示した。
★14:40 ナブテスコ－続落 1Q営業益8％減 精密減速機が不振
ナブテスコ<6268.T>が続落。同社は4月26日に、19.12期1Q（1月-3月）の連結営業益（IFRS）が62億円（前年同期比8.3％減）だったと発表した。
鉄道車両機器、自動ドアは堅調に推移したものの、精密減速機は自動車向け設備投資が軟調となり、受注が前年同期を下回った。売り上げ減に伴い、利益も減少傾向で推移している。
ナブテスコ<6268.T>が続落。同社は4月26日に、19.12期1Q（1月-3月）の連結営業益（IFRS）が62億円（前年同期比8.3％減）だったと発表した。
鉄道車両機器、自動ドアは堅調に推移したものの、精密減速機は自動車向け設備投資が軟調となり、受注が前年同期を下回った。売り上げ減に伴い、利益も減少傾向で推移している。
★14:44 アドバンテスト－ドイツ証が目標株価引き上げ 「5Gの物語は始まったばかり」
アドバンテスト<6857.T>が続落。ドイツ証券では、「5Gの物語は始まったばかり」とコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は2900円→4500円と引き上げた。
今20.3期ガイダンスはコンセンサスを下回ったものの、同社に悲観的な雰囲気はなし。むしろ、来21.3期以降の需要拡大に備え、200名の人員を増強しようとしている。けん引役は5G通信。SoCテスターでは、インフラとしての基地局投資に加え、端末側でも対応周波数帯増加に伴うテスト時間の長時間化の恩恵を受ける見通しとした。
アドバンテスト<6857.T>が続落。ドイツ証券では、「5Gの物語は始まったばかり」とコメント。レーティング「Buy」を継続、目標株価は2900円→4500円と引き上げた。
今20.3期ガイダンスはコンセンサスを下回ったものの、同社に悲観的な雰囲気はなし。むしろ、来21.3期以降の需要拡大に備え、200名の人員を増強しようとしている。けん引役は5G通信。SoCテスターでは、インフラとしての基地局投資に加え、端末側でも対応周波数帯増加に伴うテスト時間の長時間化の恩恵を受ける見通しとした。
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