前場コメント No.7 東計電算、スパークス、東京製鉄、ベルーナ、ワールドなど

2019/05/08(水) 11:30
★9:14  あんしん保証-6日ぶり反落 前期営業益を上方修正も材料出尽くし
 あんしん保証<7183.T>が6日ぶり反落。同社は7日に、19.3期通期の営業利益予想を従来の2.4億円から2.7億円(前の期比3.1倍)に引き上げると発表した。市場コンセンサスは2.7億円。
 昨年4月にリリースされた新基幹システムの稼働による業務効率化が想定以上に進んだことから、19.3期の必要人員数が想定人員数を下回り、時間外労働時間も抑制されるなど生産性向上が進んだ結果、営業費用が予想を下回る見込みとなったことが寄与する。しかし、株価は材料出尽くしで売りが優勢となっている。

★9:14  オートバックスセブン-もみ合い 滋賀の正和自動車販売を買収
 オートバックスセブン<9832.T>がもみ合い。同社は5月7日大引け後に、滋賀県内において車検・整備、板金事業を行う正和自動車販売(滋賀県栗東市)の全株式を取得すると発表した。株式取得日は6月3日で、取得価格は非公表。

★9:15  東計電算-反落 1Q営業益8%増も減収を嫌気
 東計電算<4746.T>が反落。同社は7日に、19.12期1Q(1月-3月)の連結営業利益が8.9億円(前年同期比7.6%増)だったと発表した。同売上高は38.4億円(前年同期比0.9%減)だった。
 ソフトウェア開発の受注件数は伸び悩んだものの、システム運用業務が堅調に推移した。PC向けオペレーティングシステムのサポート終了に伴うハードウェアの入れ替え特需があり、機器販売業務も好調に推移している。なお、通期業績予想については期初計画を据え置いた。株価は売り上げ減から先行き懸念が強まっていることが嫌気され、売られている。

★9:15  スパークス-大幅続落 前期営業益41%減 成功報酬の減少響く
 スパークス・グループ<8739.T>が変わらず挟み大幅続落。同社は7日に、19.3期通期の連結営業利益は39.0億円(前の期比40.6%減)だったと発表した。株式運用から発生する報酬などである成功報酬が、前期比79.4%減の9億2200万円となったことが響いた。

★9:15  東京製鉄-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 高水準のスプレッドは持続可能
 東京製鉄<5423.T>がもみ合い。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、高水準のスプレッドはコスト増転嫁含みで持続可能と判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価は1120円→1150円と引き上げた。
 前19.3期はスプレッドが拡大する一方で、主原料以外のコスト(運賃、黒鉛電極、合金鉄などで合計5000円/トン)が大幅に増加した。スプレッド拡大の背景は、コスト増分を製品価格に転嫁する動きであったと考えられる。加えて、3000円/トン程度の実質的なマージン改定が行われており、これらを含めたスプレッド4万4000円~4万5000円程度は持続可能。三菱UFJMSでは今20.3期以降も固定費は増加するとみるとしたが、大幅に増加する局面は去っており、過度の懸念は必要ないとの見方を示した。

★9:15  ベルーナ-4日ぶり反落 前期営業益を下方修正 ホテル開業コストが想定上回る
 ベルーナ<9997.T>が4日ぶり反落。同社は7日に、19.3期通期の連結営業利益予想を従来の150億円から120億円(前の期比7.7%減)に引き下げると発表した。市場コンセンサスは140億円。
 新規オープンしたホテルの開業コストが当初の想定を上回ったことや、総合通販事業、専門通販事業の広告宣伝費率が予想を上回ったことが響く。

★9:17  ワールドHD-大幅反落 1Q営業益72%減 ファクトリー事業の減益響く
 ワールドホールディングス<2429.T>が大幅反落。同社は7日に、19.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は1.6億円(前年同期比71.5%減)だったと発表した。上期の会社計画10.6億円に対する進ちょくは15.3%となっている。
 ファクトリー事業が、差別化のための成長投資を推し進めたことなどにより、減益となった。また、不動産事業や情報通信事業が赤字となったことも響いた。


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