前場コメント No.8 いであ、岩崎電気、グリーンズ、アイフル、オエノンなど

2019/05/08(水) 11:30
★9:18  リケンテクノス-5日ぶりに大幅反発 今期営業益13%増見込む 前期は7%増益着地
 リケンテクノス<4220.T>が5日ぶりに大幅反発。同社は7日に、20.3期の連結営業利益予想を65.0億円(前期比12.8%増)と発表した。なお、市場コンセンサスは69.5億円となっている。
 開始する新3カ年中期経営計画において、「グローバル経営の深化とシナジー」、「戦略思考による収益力向上」、「効率を極めた生産体制の実現」などの課題に取り組むとしている。
 また、19.3期の連結営業利益は57.6億円(前の期比6.7%増)だった。コンパウンド事業が、生産性改善および販売数量増加により、増益となった。また、フイルム事業の赤字が縮小したことも寄与した。
 併せて、19.3期の期末配当を7円→8円(前期は6円)にすることも発表した。年間配当は13円→14円(前期は12円)となる。

★9:18  いであ-買い気配 1Q営業益2.4倍 環境コンサルタント事業が好調
 いであ<9768.T>が買い気配。同社は7日に、19.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は13.4億円(前年同期比2.4倍)だったと発表した。上期の会社計画23.0億円に対する進ちょくは58.1%となっている。
 環境コンサルタント事業が、化学物質の環境リスク評価に係る大型業務、大規模な海洋環境調査の売り上げが増加したことなどにより、増益となった。また、建設コンサルタント事業や情報システム事業が増益となったことも寄与した。

★9:19  岩崎電気-3日ぶりに大幅反発 前期営業益を上方修正 LED器具の市場投入進む
 岩崎電気<6924.T>が3日ぶりに大幅反発。同社は7日に、19.3期通期の連結営業利益予想を従来の12.0億円から14.5億円(前の期比11.1倍)に引き上げると発表した。照明事業ではコストを抑えたLED器具の市場投入が進んだこと、光・環境事業では高利益案件の納入があったことなどにより、前回予想を上回る見込みとなった。

★9:19  グリーンズ-野村が目標株価引き上げ 多様な出店スキームで運営ホテル数を積み上げる
 グリーンズ<6547.T>が6日ぶり反落。野村証券では、多様な出店スキームで運営ホテル数を積み上げていると判断。レーティング「Buy」を継続、目標株価は1870円→2160円と引き上げた。
 今19.6期の営業利益予想は、3月13日に発表した「ホテルエスプル名古屋栄(148室)」の新規出店(オペレーターチェンジ)による初期費用負担を新たに織り込み、微修正。しかし、運営客室数の増加につながる一過性費用で、ネガティブではないと判断。4月12日には京都(180室)の新規出店計画も公表されている。21.6期までに運営客室数1万5000室を目指すとする中期経営計画は着実に進ちょくしていると考えられるとした。

★9:21  アイフル-3日ぶりに大幅反発 前期営業益を下方修正も悪材料出尽くし
 アイフル<8515.T>が3日ぶりに大幅反発。同社は7日に、19.3期通期の連結営業利益予想を従来の155億円から30億円(前の期比20.3%増)に引き下げると発表した。市場コンセンサスは138億円。
 利息返還請求の減少が当初の想定よりも鈍化している状況を踏まえ132億円の利息返還にかかる引当金の追加繰り入れ(うち利息返還損失引当金115億円、利息返還にかかる債権放棄引当金17億円)を行うことが響く。しかし株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。

★9:21  オエノンHD-小動き 19.12期1Q最終益は2割増と報道 高利益率の主力製品が好調
 オエノンホールディングス<2533.T>が小動き。8日付の日本経済新聞朝刊で、2019年1~3月期の連結純利益が前年同期比2割増の1億円強だったようだと報じられた。
 記事によれば、同期間では6年ぶりに最高益を更新。18年の北海道地震の影響が残り売り上げは減ったが利益率の高い主力製品が好調だった。不採算事業の見直しなど構造改革も収益を押し上げたとしている。


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