前場コメント No.18 ABCマート、三洋化成、トプコン、アルテサロン、ミサワホーム中国など

2019/05/08(水) 11:31
★10:58  日本ケミファ-3日ぶり反発 前期純利益予想を上方修正 経費削減が寄与
 日本ケミファ<4539.T>が3日ぶり反発。同社は5月7日、19.3期通期の連結純利益予想を従来の5.0億円から8.8億円(前の期比24.1%減)に引き上げると発表した。研究開発費および経常的経費の効率的使用に努めたことが増益につながった。

★11:01  ABCマート-SMBC日興が「2」へ引き下げ さらなる上昇には海外期待がほしい
 エービーシー・マート<2670.T>が3日ぶり反落。SMBC日興証券では、さらなる上昇には海外期待がほしいとコメント。投資評価「1(アウトパフォーム)」→「2(中立)」、目標株価を8000円→7500円と引き下げた。
 利益予想を減額。前19.2期1Qに始まったアプリのダウンロード数が前19.2期3Qより強くなり、ダウンロード時の割引クーポンによる粗利率低下が今20.2期上期も継続する可能性がある。今2Qは前年のサンダル好調により、粗利率のハードルが高い。そのため、株価がやや小康状態に入ると予想。会社計画が想定するように、割引クーポン影響は3Qから一巡する可能性があり、前年に冬物処分を行った4Qの粗利率ハードルは低い。下期の増益率回復、および中期的にはアプリによる販促効率化にも期待するとした。

★11:06  三洋化成-プラス転換 今期営業益12%増見込む 前期は8%増益着地
 三洋化成工業<4471.T>がプラス転換。同社は8日11時に、20.3期通期の連結営業利益予想は145億円(前期比12.2%増)と発表した。売買スプレッド改善や高収益製品へのシフトが寄与する。市場コンセンサスは154億円。
 併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は129億円(前の期比7.7%増)だった。売買スプレッドの改善や高収益製品の販売数量の増加が寄与した。

★11:07  トプコン-みずほが目標株価引き上げ 建機・農機の需要モメンタム低下が抑制要因
 トプコン<7732.T>が底堅い。みずほ証券では、建機・農機の需要モメンタム低下が抑制要因とみて、投資判断「中立」を継続した。目標株価は1470円→1500円と引き上げた。
 前19.3期の決算を踏まえて業績予想を若干修正するとしたが、基本的な考え方は従来通りで変わりなし。同社の自動運転関連製品はグローバル競争力があり、「少人化」、「自働化」、「AI」というユニークな投資テーマに沿っている。しかし、主用途の建機・農機は需要モメンタムが低下していることから、株価バリュエーションは抑えられるとみて、投資判断「中立」を継続するとした。

★11:11  アルテサロンHD-反落 1Q営業益44%減 人件費高騰が響く
 アルテサロンホールディングス<2406.T>が反落。同社は7日に、19.12期1Q(1-3月)の連結営業利益が4000万円(前年同期比43.5%減)だったと発表した。
 一部チェーンでカット、カラーの値上げを実施したことが寄与し増収基調で推移するも、新規出店費用や人件費の高騰などが利益を押し下げた。

★11:13  日本電波工業-3日続落 宇宙用電子機器向け高信頼性水晶発振器を開発
 日本電波工業<6779.T>が3日続落。同社は5月8日午前、人工衛星やロケットなどへ搭載する宇宙用電子機器用途として、打ち上げ時の過酷な振動や衝撃に耐え、宇宙空間の放射線に対して高い耐性を有した、高信頼性水晶発振器(XO)を開発し、受注を開始したと発表した。今後、同製品の海外市場への供給を含め、宇宙ビジネスに貢献していくとした。

★11:15  ミサワホーム中国-急落 今期営業益59%減見込む 前期営業益は2.1倍で着地
 ミサワホーム中国<1728.T>が急落。同社は7日に、20.3期通期の連結営業利益予想は1.7億円(前期比58.5%減)と発表した。新たな分譲マンションの完成がないことが響く。
 併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は4.1億円(前の期比2.1倍)だった。住宅請負事業が、受注利益向上とコスト削減効果により増益となった。また、分譲事業が、広島県広島市、岡山県岡山市における大型分譲マンション2棟が完成、引き渡しとなったことにより、増益となったことも寄与した。


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