前場コメント No.17 コムチュア、ＪＣＵ、ＰＡＬＴＡＣ、三菱電機、アウトソーシングなど
★10:27 コムチュア－急騰 今期営業益12％増見込む 前期は31％増益着地
コムチュア<3844.T>が急騰。同社は8日に、20.3期通期の連結営業利益予想は28.8億円（前期比12.0％増）と発表した。市場コンセンサスは28.5億円。
大きな成長領域であろうクラウド事業を核として、ビッグデータ・デジタルアナリティクス事業なども含めたデジタルトランスフォーメーションの潮流に積極的に取り組む。これにより、受注および売り上げの拡大につなげるとしている。
併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は25.7億円（前の期比30.6％増）だった。ソリューションサービス関連が、主力事業であるクラウドビジネスではコールセンターのシステム化などの需要の増加や、ビッグデータ・ＡＩビジネスでは需要予測システムなどの需要の増加などにより、大幅な増益になったことが寄与した。
コムチュア<3844.T>が急騰。同社は8日に、20.3期通期の連結営業利益予想は28.8億円（前期比12.0％増）と発表した。市場コンセンサスは28.5億円。
大きな成長領域であろうクラウド事業を核として、ビッグデータ・デジタルアナリティクス事業なども含めたデジタルトランスフォーメーションの潮流に積極的に取り組む。これにより、受注および売り上げの拡大につなげるとしている。
併せて発表した、19.3期通期の連結営業利益は25.7億円（前の期比30.6％増）だった。ソリューションサービス関連が、主力事業であるクラウドビジネスではコールセンターのシステム化などの需要の増加や、ビッグデータ・ＡＩビジネスでは需要予測システムなどの需要の増加などにより、大幅な増益になったことが寄与した。
★10:30 ＪＣＵ－急騰 今期営業益2％増見込む 5G向けに薬品需要が回復
ＪＣＵ<4975.T>が急騰。同社は8日、20.3期通期の連結営業利益予想が72.0億円（前期比1.8％増）になりそうだと発表した。市場コンセンサスは70億円。
5G向けにプリント配線板向け薬品の緩やかに回復、自動車向け薬品は引き続き堅調に推移するとしている。
19.3期通期の営業利益は70.7億円（前の期比1.8％増）だった。薬品事業はスマホ向け需要が軟調に推移した。一方、装置事業は手持ち工事契約が順調に進ちょくし、セグメント利益で黒字を回復したことが全体の業績を押し上げた。
ＪＣＵ<4975.T>が急騰。同社は8日、20.3期通期の連結営業利益予想が72.0億円（前期比1.8％増）になりそうだと発表した。市場コンセンサスは70億円。
5G向けにプリント配線板向け薬品の緩やかに回復、自動車向け薬品は引き続き堅調に推移するとしている。
19.3期通期の営業利益は70.7億円（前の期比1.8％増）だった。薬品事業はスマホ向け需要が軟調に推移した。一方、装置事業は手持ち工事契約が順調に進ちょくし、セグメント利益で黒字を回復したことが全体の業績を押し上げた。
★10:34 ＰＡＬＴＡＣ－野村が目標株価引き下げ 20.3期の一過性費用は中期的競争優位の源
ＰＡＬＴＡＣ<8283.T>が続落。野村証券では、今20.3期の一過性費用は中期的競争優位の源と判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は5900円→5800円と引き下げた。
前19.3期決算はQ2に自然災害の影響を受けたが、インストアシェアの拡大、ディスカウントストアの取引先増加などが寄与した。今20.3期は同社最大級かつ最新鋭物流センターRDC埼玉の稼働に関わる一過性費用が発生するため、野村予想を下方修正。来21.3期以降はRDCの自動化・省人化効果なども現れ、同社は小売業者の提携・再編などによる規模拡大に適応できるローコスト・高精度物流体制を持つ強みを発揮できそうとした。
ＰＡＬＴＡＣ<8283.T>が続落。野村証券では、今20.3期の一過性費用は中期的競争優位の源と判断。レーティング「Neutral」を継続も、目標株価は5900円→5800円と引き下げた。
前19.3期決算はQ2に自然災害の影響を受けたが、インストアシェアの拡大、ディスカウントストアの取引先増加などが寄与した。今20.3期は同社最大級かつ最新鋭物流センターRDC埼玉の稼働に関わる一過性費用が発生するため、野村予想を下方修正。来21.3期以降はRDCの自動化・省人化効果なども現れ、同社は小売業者の提携・再編などによる規模拡大に適応できるローコスト・高精度物流体制を持つ強みを発揮できそうとした。
★10:38 三菱電機－岩井コスモが目標株価引き上げ 業績は回復基調にあるもよう
三菱電機<6503.T>が3日ぶり反発。岩井コスモ証券では、業績は回復基調にあるもようとコメント。投資判断「A」を継続、目標株価を1600円→2000円と引き上げた。
足もとでは収益環境の改善と業績の回復材料が確認されたもよう。今期は為替要因を除けば10％近い営業増益の会社計画であり、ハイテク産業の回復が同社業績にも波及すると想定。スマートフォンの回復感や、米国の自動車増産投資の可能性など、来期以降の業績をけん引する材料も目立ってきたとした。
三菱電機<6503.T>が3日ぶり反発。岩井コスモ証券では、業績は回復基調にあるもようとコメント。投資判断「A」を継続、目標株価を1600円→2000円と引き上げた。
足もとでは収益環境の改善と業績の回復材料が確認されたもよう。今期は為替要因を除けば10％近い営業増益の会社計画であり、ハイテク産業の回復が同社業績にも波及すると想定。スマートフォンの回復感や、米国の自動車増産投資の可能性など、来期以降の業績をけん引する材料も目立ってきたとした。
★10:40 アウトソーシング－急落 1Q最終益53％減 一過性の金融費用10億円の計上響く
アウトソーシング<2427.T>が急落。同社は8日に、19.12期1Q（1-3月）の連結純利益（IFRS基準）は5.6億円（前年同期比53.0％減）だったと発表した。
同社グループは、売主が経営参画するなかでのスムーズな引き継ぎを目的に、当初は100％未満の株式を取得し、残株式については将来的に株主が同社グループに売却する権利（以下、プットオプション）を付す場合がある。この場合、プットオプションの公正価値を評価し、これを負債計上している。
当四半期における当該負債の再評価において、対象となるグループ会社の業績が想定より順調に推移したことなどにより公正価値が高まり、前期末との差額を一過性の金融費用として9億0900万円計上したことが響いた。
アウトソーシング<2427.T>が急落。同社は8日に、19.12期1Q（1-3月）の連結純利益（IFRS基準）は5.6億円（前年同期比53.0％減）だったと発表した。
同社グループは、売主が経営参画するなかでのスムーズな引き継ぎを目的に、当初は100％未満の株式を取得し、残株式については将来的に株主が同社グループに売却する権利（以下、プットオプション）を付す場合がある。この場合、プットオプションの公正価値を評価し、これを負債計上している。
当四半期における当該負債の再評価において、対象となるグループ会社の業績が想定より順調に推移したことなどにより公正価値が高まり、前期末との差額を一過性の金融費用として9億0900万円計上したことが響いた。
★10:44 信越化学－岩井コスモが目標株価引き上げ 収益力の高さに再注目
信越化学工業<4063.T>が4日続落。岩井コスモ証券では、向かい風でも増収増益を続ける収益力の高さに再注目。投資判断「A」を継続、目標株価を11000円→12000円と引き上げた。
半導体メモリーの生産調整や中国の成長鈍化は懸念材料だが、（1）競争力の高い事業を複数持ち、向かい風に負けない高い成長力を持つこと、（2）株価バリュエーションに割高感がないこと、（3）キャッシュが豊富で経営戦略の自由度が高く、株主還元への期待があることなどを理由に、株価は右肩上がりの展開が続くとの見方を示した。
信越化学工業<4063.T>が4日続落。岩井コスモ証券では、向かい風でも増収増益を続ける収益力の高さに再注目。投資判断「A」を継続、目標株価を11000円→12000円と引き上げた。
半導体メモリーの生産調整や中国の成長鈍化は懸念材料だが、（1）競争力の高い事業を複数持ち、向かい風に負けない高い成長力を持つこと、（2）株価バリュエーションに割高感がないこと、（3）キャッシュが豊富で経営戦略の自由度が高く、株主還元への期待があることなどを理由に、株価は右肩上がりの展開が続くとの見方を示した。
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